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公開番号2024054922
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022161387
出願日2022-10-06
発明の名称情報通信システム
出願人愛三工業株式会社
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類G08G 1/09 20060101AFI20240411BHJP(信号)
要約【課題】緊急車両の円滑な走行を確保することができる技術を提供する。
【解決手段】緊急車両は、周囲に存在する一般車両の画像を含む画像情報を取得する取得部と、取得部により取得される画像情報に含まれる少なくとも1台の一般車両の画像から指示対象車両の画像を特定する特定部と、特定部により特定される指示対象車両の画像から、指示対象車両の特徴を示す特徴情報を抽出する抽出部と、抽出部により抽出される特徴情報を周囲の一般車両に送信する送信部と、を備え、一般車両は、緊急車両の送信部から送信される特徴情報を受信する受信部と、受信部により受信される特徴情報を所定の報知情報と共に報知する報知部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
緊急車両と一般車両との情報通信システムであって、
前記緊急車両は、
周囲に存在する前記一般車両の画像を含む画像情報を取得する取得部と、
前記取得部により取得される前記画像情報に含まれる少なくとも1台の前記一般車両の画像から指示対象車両の画像を特定する特定部と、
前記特定部により特定される前記指示対象車両の画像から、前記指示対象車両の特徴を示す特徴情報を抽出する抽出部と、
前記抽出部により抽出される前記特徴情報を周囲の前記一般車両に送信する送信部と、を備え、
前記一般車両は、
前記緊急車両の前記送信部から送信される前記特徴情報を受信する受信部と、
前記受信部により受信される前記特徴情報を所定の報知情報と共に報知する報知部と、を備える、情報通信システム。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
請求項1に記載の情報通信システムであって、
前記緊急車両は、前記指示対象車両に対する指示内容を示す指示情報を生成する生成部を更に備え、
前記緊急車両の前記送信部は、前記生成部により生成される前記指示情報を前記特徴情報と共に周囲の前記一般車両に送信し、
前記一般車両の前記受信部は、前記緊急車両の前記送信部から送信される前記指示情報を受信し、
前記一般車両の前記報知部は、前記受信部により受信される前記指示情報を前記報知情報として報知する、情報通信システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書に開示する技術は、情報通信システムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、緊急車両の接近を他の一般車両に通知するシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-355272
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の技術では、緊急車両の周囲に存在する一般車両に対して緊急車両に係る情報が送信される。このような技術では、実際に緊急車両の走行の妨げになる一般車両に対して緊急車両の接近が通知されるだけでなく、緊急車両の走行の妨げにならない一般車両に対しても緊急車両の接近が通知される。そうすると、緊急車両の走行の妨げにならない一般車両が、誤って、緊急車両の走行を妨げるような走行をしてしまうことが考えられる。例えば、緊急車両が左車線を走行しており、一般車両が緊急車両の前方で右車線を走行している状況を想定する。また、この状況で、一般車両の運転手が緊急車両の位置を正確に把握していない状況を想定する。この状況では、緊急車両の前方で右車線を走行している一般車両は、左車線を走行する緊急車両の走行の妨げになっていない。しかしながら、この状況で、緊急車両の位置を正確に把握していない一般車両の運転手に対して緊急車両の接近が通知されると、その運転手が誤って、左車線に移動するような運転をしてしまうことが考えられる。そうすると、そのまま走行していれば緊急車両の走行の妨げにならない一般車両が、誤って、緊急車両の走行を妨げるような走行をしてしまうことが考えられる。これにより、緊急車両の円滑な走行が妨げられる。
【0005】
本明細書は、緊急車両の円滑な走行を確保することができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本技術の第1の態様は、緊急車両と一般車両との情報通信システムに関する。前記緊急車両は、周囲に存在する前記一般車両の画像を含む画像情報を取得する取得部と、前記取得部により取得される前記画像情報に含まれる少なくとも1台の前記一般車両の画像から指示対象車両の画像を特定する特定部と、前記特定部により特定される前記指示対象車両の画像から、前記指示対象車両の特徴を示す特徴情報を抽出する抽出部と、前記抽出部により抽出される前記特徴情報を周囲の前記一般車両に送信する送信部と、を備えていてもよい。前記一般車両は、前記緊急車両の前記送信部から送信される前記特徴情報を受信する受信部と、前記受信部により受信される前記特徴情報を所定の報知情報と共に報知する報知部と、を備えていてもよい。
【0007】
この構成によれば、緊急車両の周囲の一般車両に対して指示対象車両の特徴を示す特徴情報を報知することにより、緊急車両の周囲の一般車両のうちのどの一般車両が緊急車両の走行の妨げになるのかを報知することができる。これにより、緊急車両の走行の妨げになる一般車両(指示対象車両)に対して、緊急車両の走行の妨げにならない走行をするように促すことができる。また、緊急車両の走行の妨げにならない他の一般車両に対して、緊急車両の走行の妨げにならないことを報知することができる。これにより、緊急車両の走行の妨げにならない一般車両が、誤って緊急車両の走行の妨げになるような走行をしてしまうこと抑制することができる。以上より、緊急車両の円滑な走行を確保することができる。
【0008】
第2の態様では、前記緊急車両は、前記指示対象車両に対する指示内容を示す指示情報を生成する生成部を更に備えていてもよい。前記緊急車両の前記送信部は、前記生成部により生成される前記指示情報を前記特徴情報と共に周囲の前記一般車両に送信してもよい。前記一般車両の前記受信部は、前記緊急車両の前記送信部から送信される前記指示情報を受信してもよい。前記一般車両の前記報知部は、前記受信部により受信される前記指示情報を前記報知情報として報知してもよい。
【0009】
この構成によれば、指示対象車両に対して詳細な指示内容を報知することができる。例えば、「道路の左側に移動してください。」又は「道路の右側に移動してください。」等の指示内容を報知することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例の情報通信システムの緊急車両と一般車両の一例を示す図。
実施例の情報通信システムのブロック図。
画像情報の一例を示す図。
実施例の緊急車両側の処理のフローチャート。
選択画面の一例を示す図。
実施例の一般車両側の処理のフローチャート。
タッチパネルに表示される特徴情報と指示情報の一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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