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公開番号2024054774
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-17
出願番号2022161221
出願日2022-10-05
発明の名称ウェアラブルデバイス
出願人三井化学株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類A61B 5/02 20060101AFI20240410BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】生体情報を検出する際、違和感を生じさせることなく、装着性に優れたウェアラブルデバイスを提供する。
【解決手段】ゴーグル10には、被験者の顔に接するフォーム52に表面材により被覆した圧電センサ20が設けられており、圧電センサ20は、顔に沿って配置されると共に、眼窩上動脈64及び滑車上動脈66に交差されている。このため、ゴーグル10では、圧電センサ20を用いて心拍や顔の表情の変化を検出できる。また、人の頭部に装着されるゴーグル10に圧電センサ20を配置しているので、生体情報を検出するために圧電センサ20の優れた装着性が得られ、違和感を生じさせることもない。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
各々が外力によって変位する可撓性を有する一対の電極及び圧電体を備え、変位されることで前記圧電体が変位され、前記圧電体の変位に応じて前記一対の電極間の電位差に変化が生じるようにされた長尺状の圧電デバイスと、
変位されることで前記圧電デバイスが変位されるように前記圧電デバイスを被覆する緩衝部材と、
前記圧電デバイスが前記緩衝部材に被覆されて設けられ、人の頭部に装着可能とされ、装着されることで前記圧電デバイスの少なくとも一部が顔の表面に沿うように配置されると共に、浅側頭動脈、眼窩上動脈及び滑車上動脈の少なくとも一つに交差される装着部材と、
を含むウェアラブルデバイス。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記装着部材がヘアバンドとされ、該ヘアバンドが装着された際、前記圧電デバイスの長手方向が前記ヘアバンドの長手方向に沿い、人の耳から額を含む範囲に配置される請求項1に記載のウェアラブルデバイス。
【請求項3】
前記装着部材が眼鏡とされ、前記圧電デバイスが前記眼鏡のテンプルにおいて鎧側から耳の上側に達する範囲に前記圧電デバイスが配置されている請求項1に記載のウェアラブルデバイス。
【請求項4】
前記緩衝部材は、合成樹脂製又はゴム製のスポンジ材である請求項1に記載のウェアラブルデバイス。
【請求項5】
前記緩衝部材は、天然繊維又は合成繊維が用いられた布を含む請求項1に記載のウェアラブルデバイス。
【請求項6】
前記装着部材がゴーグルとされ、該ゴーグルが装着された際、前記圧電デバイスが眼窩の外周に沿うように配置された請求項1に記載のウェアラブルデバイス。
【請求項7】
前記圧電デバイスは、前記ゴーグルにおいて目の周囲を囲うフレームの顔側に配置されるフォームに設けられ、眼窩の上側を囲う範囲に前記圧電デバイスが配設されている請求項6に記載のウェアラブルデバイス。
【請求項8】
前記緩衝部材は、前記フォームの人の顔の表面に接する表面材、及び合成樹脂製又はゴム製のスポンジ材を含み、
前記圧電デバイスは、前記スポンジ材と前記表面材との間に配置された請求項7に記載のウェアラブルデバイス。
【請求項9】
前記緩衝部材としての前記表面材は、天然繊維が用いられた布、合成繊維が用いられた布又はゴム製のスポンジ材とされている請求項8に記載のウェアラブルデバイス。
【請求項10】
前記ゴーグルは、画像が表示されるディスプレイが配置された電子ゴーグルである請求項6に記載のウェアラブルデバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ウェアラブルデバイスに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の生体情報取得装置では、眼鏡装置の鼻パッドの表面に被験者の鼻の側部に接触するチューブを設け、心拍に応じた眼角動脈の拡縮及び被験者の呼吸によるチューブ内の圧力変動を、MEMS(微小電気機械システム)圧力センサにより検出して、被験者の脈数及び呼吸数を検出している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-079095号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の生体情報取得装置では、被験者が容易に装着できても、チューブが被験者の鼻の側面に接触することになる。このため、被験者には、チューブが鼻の側面に接触していることにより違和感が生じてしまうことがあり、生体情報の検出において改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記事実を鑑みて成されたものであり、被験者の生体情報検知において、違和感を生じさせることなく、装着性に優れたウェアラブルデバイスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために本発明は、以下の対応を含む。
<1> 各々が外力によって変位する可撓性を有する一対の電極及び圧電体を備え、変位されることで前記圧電体が変位され、前記圧電体の変位に応じて前記一対の電極間の電位差に変化が生じるようにされた長尺状の圧電デバイスと、変位されることで前記圧電デバイスが変位されるように前記圧電デバイスを被覆する緩衝部材と、前記圧電デバイスが前記緩衝部材に被覆されて設けられ、人の頭部に装着可能とされ、装着されることで前記圧電デバイスの少なくとも一部が顔の表面に沿うように配置されると共に、浅側頭動脈、眼窩上動脈及び滑車上動脈の少なくとも一つに交差される装着部材と、を含むウェアラブルデバイス。
【0007】
<2> 前記装着部材がヘアバンドとされ、該ヘアバンドが装着された際、前記圧電デバイスの長手方向が前記ヘアバンドの長手方向に沿い、人の耳から額を含む範囲に配置される<1>のウェアラブルデバイス。
【0008】
<3> 前記装着部材が眼鏡とされ、前記圧電デバイスが前記眼鏡のテンプルにおいて鎧側から耳の上側に達する範囲に前記圧電デバイスが配置されている<1>のウェアラブルデバイス。
【0009】
<4> 前記緩衝部材は、合成樹脂製又はゴム製のスポンジ材である<1>から<3>の何れか1のウェアラブルデバイス。
【0010】
<5> 前記緩衝部材は、天然繊維又は合成繊維が用いられた布を含む<1>から<4>の何れか1ウェアラブルデバイス。
(【0011】以降は省略されています)

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