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公開番号2024051591
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2022157835
出願日2022-09-30
発明の名称斜面除草車両
出願人株式会社筑水キャニコム
代理人弁理士法人綾田事務所
主分類F02M 35/10 20060101AFI20240404BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】他の機器を追加することなく、エンジンの空気取り入れ口に発生する吸引力のみでエンジンの冷却効率の向上と、同時にオイルクーラの冷却を可能とする斜面除草車両の提供
【解決手段】エンジンの空気取り入れ口4を筒状に囲う導風筒5を備え、導風筒5の側壁に先端に外気吸い込み口7を有しエンジン3の空気取り入れ口と4連通する空気吸い込みホース6を接続し、前記導風筒5の開口部に油圧ポンプ13eの作動油冷却用オイルクーラ13fを備え、前記導風筒5内の流路を2分割に仕切る仕切り板8を有する構造。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
エンジンの空気取り入れ口を筒状に囲う導風筒を備え、
前記導風筒の側壁に先端に外気吸い込み口を有しエンジンの空気取り入れ口と連通する空気吸い込みホースを接続し、
前記導風筒の開口部に油圧ポンプの作動油冷却用オイルクーラを備え、
前記導風筒内の流路を2分割に仕切る仕切り板を設けたことを特徴とする斜面除草車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、斜面除草車両におけるエンジン関係の冷却効率向上技術に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、オイルクーラの冷却にはエンジン出力軸から別系統で動力を取り出し、ファンを回して冷却風を発生させる方式や、電動モータにファンを装着して同じように冷却風を発生させる方式がとられている。
なお、エンジンを動力源とする除草作業車両におけるエンジンへの冷却用空気取り入れ口の配置は、エンジンに設けられた空気取り入れ口から外気を取り入れている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特に無し。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、冷却風を発生させるファン駆動には、別系統で伝達する回転力や、別の機器を設けるなど補器類の追加部品が発生し、コストパフォーマンスを得られる構造ではない。また、別に設置した部品の故障リスクも増加するという問題もある。
【0005】
そこで、本発明では、他の機器を追加することなく、エンジンの空気取り入れ口に発生する吸引力のみでエンジンの冷却効率の向上と、同時にオイルクーラの冷却を可能とする斜面除草車両を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため請求項1記載の斜面除草車両は、エンジンの空気取り入れ口を筒状に囲う導風筒を備え、
前記導風筒の側壁に先端に外気吸い込み口を有しエンジンの空気取り入れ口と連通する空気吸い込みホースを接続し、
前記導風筒の開口部に油圧ポンプの作動油冷却用オイルクーラを備え、
前記導風筒内の流路を2分割に仕切る仕切り板を設けたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明の斜面除草車両では、上述のように、エンジンの空気取り入れ口を筒状に囲う導風筒を備え、前記導風筒の側壁に先端に外気吸い込み口を有しエンジンの空気取り入れ口と連通する空気吸い込みホースを接続し、前記導風筒の開口部に油圧ポンプの作動油冷却用オイルクーラを備え、前記導風筒内の流路を2分割に仕切る仕切り板を設けたことで、以下の効果が得られる。
すなわち、導風筒内に設けた仕切り板によりオイルクーラを通過し暖められた冷却風をエンジンの空気取り入れ口まで全部取り入れず、冷たい外気が暖められた冷却風と混合しないようになるため、エンジンの冷却効率低下を抑制する効果が得られる。
また、他の機器を追加することなく、エンジンの空気取り入れ口に発生する吸引力のみでエンジンの冷却と、同時にオイルクーラの冷却が可能になるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例1の斜面除草車両を示す正面図である。
同背面図である。
同平面図である。
同側面図である。
実施例1の斜面除草車両におけるエンジンの冷却装置を示す一部切欠背面図である。
同平面図である。
同側面図である。
実施例1の斜面除草車両を示す側面図である。
実施例1の斜面除草車両におけるモア装置の詳細を示す平面図である。
モア装置における除草装置の通常位置を示す平面図である。
モア装置における除草装置のスライド位置を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下にこの発明の実施例を図面に基づいて説明する。
以下、図面に基づいて本発明を説明する。
【実施例】
【0010】
まず、この実施例1の斜面除草車両を図面に基づいて説明する。
この実施例1の斜面除草車両は、図1~4に示すように、走行駆動装置1と、除草装置2と、エンジンの冷却装置と、除草装置2のモア装置と昇降装置を主な構成として備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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