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公開番号2024050074
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-10
出願番号2022156671
出願日2022-09-29
発明の名称表示制御装置及びその制御方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04N 23/63 20230101AFI20240403BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 好適な焦点状態の表示を可能とする表示制御装置およびその制御方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 同一被写体の複数の瞳情報が取得された場合に、該複数の瞳を特定深度内に収めることが可能か否かを判定する判定工程を有し、前記判定工程により同一被写体の複数の瞳が特定深度内に収めることが可能でないと判定された場合、特定深度内の瞳と特定深度外の瞳それぞれに異なる指標の表示を行うように制御する。
【選択図】 図8
特許請求の範囲【請求項1】
撮影光学系を介して得られた被写体像を撮像する撮像手段によって得られた画像から瞳情報を取得する取得手段と、
被写体の焦点状態を検出する焦点検出手段と、
前記取得手段で得られた瞳情報に基づいて、表示画面上に指標を表示するように制御する表示制御手段と、
前記取得手段によって同一被写体の複数の瞳情報が取得された場合に、該複数の瞳を特定深度内に収めることが可能か否かを判定する判定手段と、を有し、
前記表示制御手段は、前記判定手段により同一被写体の複数の瞳が特定深度内に収めることが可能でないと判定された場合、特定深度内の瞳と特定深度外の瞳それぞれに異なる指標の表示を行うように制御することを特徴とする表示制御装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記撮影光学系に含まれるフォーカスレンズの移動を制御して合焦制御する焦点調節手段と、
前記撮影光学系に含まれる絞りの駆動を制御する絞り制御手段を更に有し、
前記焦点調節手段と前記絞り制御手段は、前記判定手段の判定結果に基づいて制御を行うことを特徴する請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項3】
前記焦点調節手段と前記絞り制御手段は、複数の瞳が特定深度内にある状態で、一方の瞳の情報を取得できなくなった場合には、一定時間内は複数の瞳を特定深度内に収める制御を維持し、一定時間を経過した後は取得されている瞳情報に基づく制御を行うことを特徴とする請求項2に記載の表示制御装置。
【請求項4】
前記焦点調節手段と前記絞り制御手段は、特定深度内に収める制御の対象となっている被写体の動きに応じて、制御値を変更することを特徴とする請求項2または3に記載の表示制御装置。
【請求項5】
片方の瞳だけに優先して合焦するモードと両方の瞳に合焦することを優先するモードを有することを特徴とする請求項2に記載の表示制御装置。
【請求項6】
片方の瞳だけに優先して合焦するモードでは、前記焦点調節手段により手前に位置する左の瞳に対して合焦制御が行われ、
両方の瞳に合焦することを優先するモードでは、前記判定手段により同一被写体の複数の瞳が特定深度内に収めることが可能であると判定された場合、前記焦点調節手段と前記絞り制御手段により、同一被写体の複数の瞳が特定深度内に収める制御が行われることを特徴とする請求項5に記載の表示制御装置。
【請求項7】
両方の瞳に合焦することを優先するモードでは、前記判定手段により同一被写体の複数の瞳が特定深度内に収めることが可能でないと判定された場合、前記焦点調節手段により手前に位置する左の瞳に対して合焦制御が行われることを特徴とする請求項6に記載の表示制御装置。
【請求項8】
撮影光学系を介して得られた被写体像を撮像する撮像手段によって得られた画像から瞳情報を取得する取得工程と、
被写体の焦点状態を検出する焦点検出工程と、
前記取得工程で得られた瞳情報に基づいて、表示画面上に指標を表示するように制御する表示制御工程と、
前記取得工程によって同一被写体の複数の瞳情報が取得された場合に、該複数の瞳を特定深度内に収めることが可能か否かを判定する判定工程と、を有し、
前記表示制御工程では、前記判定工程により同一被写体の複数の瞳が特定深度内に収めることが可能でないと判定された場合、特定深度内の瞳と特定深度外の瞳それぞれに異なる指標の表示を行うように制御することを特徴とする表示制御方法。
【請求項9】
請求項8に記載の表示制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【請求項10】
請求項8に記載の表示制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像における焦点状態を示す表示機能に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、デジタルカメラなどの撮像装置において、撮像素子から得られた画像中の人や動物(犬、猫、鳥など)の瞳を検出し、当該瞳にピントを合わせる瞳AFと言われる技術が知られている。従来の瞳AF機能は左右いずれか一方の瞳に合焦する機能であり、合焦対象ではない瞳のピントは保証されない。しかしながら、特に瞳AFの使用頻度が高い人物のポートレート撮影などでは片方の瞳にピントを合わせたいというニーズだけではなく、左右両方の瞳にピントを合わせた撮影を行いたいというニーズもある。また、そのようなユースケースでは、左右両方の瞳にピントが合わせられるか自体を知りたいというニーズもある。
【0003】
このようなニーズに対して特許文献1では、複数人の両瞳が被写界深度内に収まるように深度制御を行う技術が開示されている。全ての瞳を被写界深度に収められない場合は、最も多くの瞳が被写界深度に収められるようにピント制御を行うこととしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-215403号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1では複数の瞳に対して、合焦状態を示す好適な表示や被写界深度内に収めることができない瞳に対しての表示についての言及がない。また、複数の瞳が被写界深度内に収められるかを示す好適な表示についても行っていないために、ユーザが複数の瞳に合焦させるか、特定の瞳だけに合焦させるかを選択することも難しかった。
【0006】
そこで、本発明は、好適な焦点状態の表示を可能とする表示制御装置およびその制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の技術的特徴として、撮影光学系を介して得られた被写体像を撮像する撮像手段によって得られた画像から瞳情報を取得する取得工程と、被写体の焦点状態を検出する焦点検出工程と、前記取得工程で得られた瞳情報に基づいて、表示画面上に指標を表示するように制御する表示制御工程と、前記取得工程によって同一被写体の複数の瞳情報が取得された場合に、該複数の瞳を特定深度内に収めることが可能か否かを判定する判定工程と、を有し、前記表示制御工程では、前記判定工程により同一被写体の複数の瞳が特定深度内に収めることが可能でないと判定された場合、特定深度内の瞳と特定深度外の瞳それぞれに異なる指標の表示を行うように制御することを特徴とする表示制御方法。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、好適な焦点状態の表示をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
(A)第1の実施形態であるデジタル一眼レフカメラの構成を示す側断面図である。(B)デジタル一眼レフカメラの電気的な構成を示すブロック図である。
画像センサーの一部領域を示す説明図である。
デフォーカス量を検出する検出エリアから得られる像信号を示す図である。
相関量波形、相関変化量波形、およびピントずれ量を示す図である。
2像一致度を算出する方法を示す図である。
位相差AF処理のフローチャートである。
第1の実施形態における処理フローを示した図である。
第1の実施形態における枠表示例を示した図である。
第2の実施形態における枠表示例を示した図である。
第2の実施形態における処理フローを示した図である。
第3の実施形態における枠表示および制御の例を示した図である。
第4の実施形態における制御を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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