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公開番号2024048557
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-09
出願番号2022154525
出願日2022-09-28
発明の名称扉体のフレーム構造
出願人三和シヤッター工業株式会社
代理人個人,個人
主分類E06B 3/96 20060101AFI20240402BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】
接着工法を用いた扉体フレームの組み立てにおいて、中骨の倒れを防止する。
【解決手段】
上下フレーム1、2と左右の縦フレーム3とから四周状に組まれた扉体のフレーム構造は、中間縦フレーム4を備え、中間縦フレーム4の上下端部は上下フレーム1、2に係止しており、中間縦フレーム4は、上下フレーム1、2間に挿入可能な高さを備えた本体4´と、本体4´の高さ方向の両端に設けられ、全体が本体内部に位置する退避姿勢と、前記本体の一方の端部から突出する突出姿勢をとる上下の可動係止部7、8と、からなり、突出姿勢にある上側可動係止部7は、上フレーム1に係止する突出部7Aと、本体4´内部に位置し、本体4´に固定される基端部7Bと、からなり、突出姿勢にある下側可動係止部8は、下フレーム2に係止する突出部8Aと、本体4´内部に位置し、本体4´に固定される基端部8Bと、からなる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
上下の横フレームと左右の縦フレームとから四周状に組まれた扉体のフレーム構造は、
一方の対向するフレームに平行する中間フレームを備え、
前記中間フレームの長さ方向両端部は他方の対向するフレームに係止しており、
前記中間フレームは、
前記他方の対向するフレーム間に挿入可能な高さを備えた本体と、本体の長さ方向の少なくとも一方に設けられ、全体が本体内部に位置する退避姿勢と、前記本体の一方の端部から突出する突出姿勢をとる可動係止部と、からなり、
突出姿勢にある前記可動係止部は、他方の対向するフレームの一側のフレームに係止する突出部と、本体内部に位置し、当該本体に固定される基端部と、からなる、
扉体のフレーム構造。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記他方の対向するフレームの前記一側のフレームは、見込面と一対の見付辺とを備え、前記見込面と前記一対の見付面とから形成された凹部を備え、前記凹部は、前記他方の対向するフレームの他側のフレームに向かって開放しており、
前記可動係止部の前記突出部は、前記凹部に係止している、
請求項1に記載の扉体のフレーム構造。
【請求項3】
前記他方の対向するフレームの前記一側のフレームは、見込面と一対の見付辺とを備え、前記見込面は、前記他方の対向するフレームの他側のフレームに近い側に位置しており、
前記可動係止部の前記突出部は、前記見込面に形成された係止溝に係止している、
請求項1に記載の扉体のフレーム構造。
【請求項4】
前記可動係止部は、前記本体の長さ方向一側に設けた第1可動係止部と、前記本体の長さ方向他側に設けた第2可動係止部と、からなり、
前記中間フレームは、前記本体と、前記第1可動係止部と、前記第2可動係止部と、からなる、
請求項1に記載の扉体のフレーム構造。
【請求項5】
前記中間フレームは、前記本体と、前記本体の長さ方向一側に設けた前記可動係止部と、本体の長さ方向他側に形成された固定係止部と、からなり、
前記他方の対向するフレームの他側のフレームは、見込面と一対の見付辺とを備え、前記見込面は、前記他方の対向するフレームの一側のフレームに近い側に位置しており、
前記固定係止部は、前記見込面に形成された係止溝に係止可能な形状を備えている、
請求項1~3いずれか1項に記載の扉体のフレーム構造。
【請求項6】
前記中間フレームは、前記本体と、前記本体の長さ方向一側に設けた前記可動係止部と、本体の長さ方向他側に形成された固定係止部と、からなり、
前記他方の対向するフレームの前記他側のフレームは、見込面と一対の見付辺とから形成された凹部を備え、前記凹部は、前記他方の対向するフレームの一側のフレームに向かって開放しており、
前記固定係止部は、前記凹部に係止可能である、
請求項1~3いずれか1項に記載の扉体のフレーム構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、扉体のフレーム構造に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
建物の出入り口等に設けられる重量ドアに代表される鋼製ドアでは、扉フレームを溶接、もしくは構造用接合テープや接着剤で組み立てる方法が一般に知られいるが、溶接作業には熟練の技術が必要であり、熱歪みや仕上げの問題もあり、製作に時間と労力が必要な作業となっている。そのため、作業性向上と仕上げ作業削減が可能な構造用接合テープや接着剤を用いた扉組立方法が広く採用されている(特許文献1)。
【0003】
扉フレームは四周状のフレームすなわち力骨に加えて中骨を備えていることが一般的である。現在、公共建築工事標準仕様書における、表面板と中骨の組立工法は、「溶接」又は「構造用接合テープ」を用いた工法のみが認められているが、令和4年度版において、新たに接着剤を用いた工法(以下、「接着工法」)が追加され、そのため、接着工法における量産に適応した扉構造が求められている。
【0004】
接着工法は、溶接工法や構造用接合テープ工法と異なり、接着剤が硬化するまでの乾燥時間が必要となる。その間、中骨が倒れてしまう場合があり、中骨と表面材の接着品質にムラが生じてしまうおそれがある。
特開昭63-304889
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、接着工法を用いた扉体フレームの組み立てにおいて、中骨の倒れを防止することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明が採用した技術手段は、
上下の横フレームと左右の縦フレームとから四周状に組まれた扉体のフレーム構造は、
一方の対向するフレームに平行する中間フレームを備え、
前記中間フレームの長さ方向両端部は他方の対向するフレームに係止しており、
前記中間フレームは、
前記他方の対向するフレーム間に挿入可能な高さを備えた本体と、本体の長さ方向の少なくとも一方に設けられ、全体が本体内部に位置する退避姿勢と、前記本体の一方の端部から突出する突出姿勢をとる可動係止部と、からなり、
突出姿勢にある前記可動係止部は、他方の対向するフレームの一側のフレームに係止する突出部と、本体内部に位置し、当該本体に固定される基端部と、からなる、
扉体のフレーム構造、である。
【0007】
1つの態様では、前記他方の対向するフレームの前記一側のフレームは、見込面と一対の見付辺とを備え、前記見込面と前記一対の見付面とから形成された凹部を備え、前記凹部は、前記他方の対向するフレームの他側のフレームに向かって開放しており、
前記可動係止部の前記突出部は、前記凹部に係止している。
1つの態様では、前記突出部は、見込面と、一対の見付辺と、から断面視コ字形状に形成されている。
【0008】
1つの態様では、前記他方の対向するフレームの前記一側のフレームは、見込面と一対の見付辺とを備え、前記見込面は、前記他方の対向するフレームの他側のフレームに近い側に位置しており、
前記可動係止部の前記突出部は、前記見込面に形成された係止溝に係止している。
1つの態様では、前記突出部はプレートである。
【0009】
1つの態様では、前記可動係止部は、前記本体の長さ方向一側に設けた第1可動係止部と、前記本体の長さ方向他側に設けた第2可動係止部と、からなり、
前記中間フレームは、前記本体と、前記第1可動係止部と、前記第2可動係止部と、からなる。
【0010】
1つの態様では、前記中間フレームは、前記本体と、前記本体の長さ方向一側に設けた前記可動係止部と、本体の長さ方向他側に形成された固定係止部と、からなり、
前記他方の対向するフレームの他側のフレームは、見込面と一対の見付辺とを備え、前記見込面は、前記他方の対向するフレームの一側のフレームに近い側に位置しており、
前記固定係止部は、前記見込面に形成された係止溝に係止可能な形状を備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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