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公開番号2024047995
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-08
出願番号2022153807
出願日2022-09-27
発明の名称半導体装置の製造方法
出願人富士電機株式会社
代理人弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類H01L 21/60 20060101AFI20240401BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】方法は、半導体基板の上方に第1金属層22を設けS100、第1金属層22の上方をジンケート液でジンケート処理しS102、第1金属層22の上方にニッケルめっき層24を形成し104、ニッケルめっき層24の上方に金めっき層26を形成するS106。ジンケート処理S102において、ジンケート処理するための浴槽に供給するジンケート液の流量は、16L/min以上、20L/min以下である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
半導体基板の上方に設けられた第1金属層の上方をジンケート液でジンケート処理する段階と、
前記第1金属層の上方にニッケルめっき層を形成する段階と、
前記ニッケルめっき層の上方に金めっき層を形成する段階と、
を備え、
ジンケート処理する前記段階において、前記ジンケート処理するための浴槽に供給する前記ジンケート液の流量は、16L/min以上、20L/min以下である、
半導体装置の製造方法。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記ニッケルめっき層を形成する前記段階において、前記半導体基板をニッケルめっき処理するための浴槽に供給するニッケルめっき液の流量は、16L/min以上、20L/min以上である、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項3】
前記ニッケルめっき液中のニッケル濃度は、4.5g/L以上、4.7g/L以下である、請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項4】
前記ジンケート液は、水酸化ナトリウム、オキシカルボン酸塩、硫酸ナトリウム、酸化亜鉛、および、鉄を含む、請求項1から3のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項5】
前記ジンケート液中の亜鉛濃度は、2.0g/L以上、3.0g/L以下である、請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項6】
前記ジンケート液中の鉄濃度は、0.25g/L以上、0.35g/L以下である、請求項5に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項7】
前記金めっき層の上方にはんだを塗布した場合の前記はんだの濡れ性は、80%以上、90%以下である、請求項1から3のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項8】
前記はんだは、錫、銀、銅、ニッケル、ゲルマニウムを含む、請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項9】
前記ニッケルめっき層の成膜速度は、0.1μm/min以上、0.2μm/min以下である、請求項1から3のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項10】
前記金めっき層の膜厚は、0.01μm以上、0.1μm以下である、請求項1から3のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体装置の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、「金属めっきの表面を、ネオペンチル脂肪酸エステル、二塩基酸、二塩基酸のアミノ塩のうち少なくとも一種類を、アルコール系、塩素系、フッ素系のうち少なくとも一種類の溶剤に溶解して調製した封孔処理剤で処理する」ことが記載されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特開2001-237262号公報
[特許文献2] 国際公開第2021/020064号
[特許文献3] 特開2008-248371号公報
[特許文献4] 国際公開第2019/163484号
[特許文献5] 特開2020-120133号公報
【発明の概要】
【0003】
本発明の態様は、半導体基板の上方に設けられた第1金属層の上方をジンケート液でジンケート処理する段階と、前記第1金属層の上方にニッケルめっき層を形成する段階と、前記ニッケルめっき層の上方に金めっき層を形成する段階と、を備え、ジンケート処理する前記段階において、前記ジンケート処理するための浴槽に供給する前記ジンケート液の流量は、16L/min以上、20L/min以上である、半導体装置の製造方法を提供する。
【0004】
前記半導体装置の製造方法において、前記ニッケルめっき層を形成する前記段階において、前記半導体基板をニッケルめっき処理するための浴槽に供給するニッケルめっき液の流量は、16L/min以上、20L/min以上であってよい。
【0005】
上記いずれかの半導体装置の製造方法において、前記ニッケルめっき液中のニッケル濃度は、4.5g/L以上、4.7g/L以下であってよい。
【0006】
上記いずれかの半導体装置の製造方法において、前記ジンケート液は、水酸化ナトリウム、オキシカルボン酸塩、硫酸ナトリウム、酸化亜鉛、および、鉄を含んでよい。
【0007】
上記いずれかの半導体装置の製造方法において、前記ジンケート液中の亜鉛濃度は、2.0g/L以上、3.0g/L以下であってよい。
【0008】
上記いずれかの半導体装置の製造方法において、前記ジンケート液中の鉄濃度は、0.25g/L以上、0.35g/L以下であってよい。
【0009】
上記いずれかの半導体装置の製造方法において、前記金めっき層の上方にはんだを塗布した場合の前記はんだの濡れ性は、80%以上、90%以下であってよい。
【0010】
上記いずれかの半導体装置の製造方法において、前記はんだは、錫、銀、銅、ニッケル、ゲルマニウムを含んでよい。
(【0011】以降は省略されています)

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