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公開番号2024054370
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-16
出願番号2024023566,2020086950
出願日2024-02-20,2020-05-18
発明の名称要因分析装置及び要因分析方法
出願人富士電機株式会社
代理人個人,個人
主分類G05B 23/02 20060101AFI20240409BHJP(制御;調整)
要約【課題】性能変化の要因を適切に抽出すること。
【解決手段】一実施形態に係る要因分析装置は、対象を複数のセンサにより計測した計測データを収集する収集手段と、前記収集手段により収集した計測データを用いて、前記対象の性能値を推定する性能推定手段と、前記性能推定手段により推定された性能値の変化を分析する分析期間を設定する設定手段と、前記設定手段により設定された分析期間において、性能変化の要因を前記計測データから分析する分析手段と、を有することを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
対象を複数のセンサにより計測した計測データを収集する収集手段と、
前記収集手段により収集した計測データを用いて、前記対象の性能値を推定する性能推定手段と、
前記性能推定手段により推定された性能値の変化を分析する分析期間を設定する設定手段と、
前記設定手段により設定された分析期間において、性能変化の要因を前記計測データから分析する分析手段と、
を有することを特徴とする要因分析装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記分析手段は、
前記分析期間における前記計測データから回帰二進木を構築し、該回帰二進木を分析することで、前記性能変化の要因を抽出する、ことを特徴とする請求項1に記載の要因分析装置。
【請求項3】
対象を複数のセンサにより計測した計測データを収集する収集手段と、
前記収集手段により収集した計測データを用いて、前記対象の性能値を推定する性能推定手段と、
前記性能推定手段により推定された性能値の分析期間を設定し、前記分析期間において性能値が変化した計測データを検知する変化検知手段と、
前記変化検知手段により設定された前記分析期間において、性能変化の要因を前記計測データから分析する分析手段と、
を有することを特徴とする要因分析装置。
【請求項4】
前記分析手段は、
前記分析期間における前記計測データから分類二進木を構築し、該分類二進木を分析することで、前記性能変化の要因を抽出する、ことを特徴とする請求項3に記載の要因分析装置。
【請求項5】
前記変化検知手段は、
前記分析期間において、所定のクラスタリング手法により前記計測データから前記性能値を複数のクラスタに分割し、
各クラスタにそれぞれ属する計測データに対してラベルを付与することで、前記性能値が変化した計測データを検知する、ことを特徴とする請求項3又は4に記載の要因分析装置。
【請求項6】
前記変化検知手段は、
前記分析期間において、所定の異常検知手法により前記計測データから前記性能値を複数の正常又は異常の種別に分割し、
各種別にそれぞれ分割された計測データに対してラベルを付与することで、前記性能値が変化した計測データを検知する、ことを特徴とする請求項3又は4に記載の要因分析装置。
【請求項7】
対象を複数のセンサにより計測した計測データを収集する収集手順と、
前記収集手順で収集した計測データを用いて、前記対象の性能値を推定する性能推定手順と、
前記性能推定手順で推定された性能値の変化を分析する分析期間を設定する設定手順と、
前記設定手順で設定された分析期間において、性能変化の要因を前記計測データから分析する分析手順と、
をコンピュータが実行することを特徴とする要因分析方法。
【請求項8】
対象を複数のセンサにより計測した計測データを収集する収集手順と、
前記収集手順で収集した計測データを用いて、前記対象の性能値を推定する性能推定手順と、
前記性能推定手順で推定された性能値の分析期間を設定し、前記分析期間において性能値が変化した計測データを検知する変化検知手順と、
前記変化検知手順で設定された前記分析期間において、性能変化の要因を前記計測データから分析する分析手順と、
をコンピュータが実行することを特徴とする要因分析方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、要因分析装置及び要因分析方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、センサの発達や通信費の低下等に伴ってセンサデータの収集が容易となってきており、これらのセンサデータを活用して様々な対象(例えば、プラント、各種設備、機器、装置等)の効率的な運転を実現するサービスが期待されている。このような対象の効率的な運転を実現するために、当該対象の性能の変化要因を分析する技術が提案されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、外気温や海水温度等の外的要因を除去し、実測値に基づいて発電プラントの熱効率、発電プラントを構成する機器の性能値、及び当該性能値の変化が発電プラントの熱効率に与える影響を解析することができる技術が開示されている。また、例えば、特許文献2には、プラント固有の知見や経験によるノウハウで補間することなく、精度の高い効率診断とその対応を支援するための技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5618322号公報
特許第6472339号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、例えば、特許文献1に開示されている技術では発電プラントの熱効率に影響を与える機器を特定することは可能であるが、当該機器をセンシングするどのセンサが熱効率に影響を与えるのかまでは特定することができなかった。また、例えば、特許文献2に開示されている技術では分析木により性能低下の要因を分析しているが、性能低下の判断と分析木による要因抽出とが異なるロジックであるため、性能の低下が判断された際に分析木にてその要因を必ずしも抽出できない可能性がある。
【0006】
本発明の一実施形態は、上記の点に鑑みてなされたもので、性能変化の要因を適切に抽出することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、一実施形態に係る要因分析装置は、対象を複数のセンサにより計測した計測データを収集する収集手段と、前記収集手段により収集した計測データを用いて、前記対象の性能値を推定する性能推定手段と、前記性能推定手段により推定された性能値の変化を分析する分析期間を設定する設定手段と、前記設定手段により設定された分析期間において、性能変化の要因を前記計測データから分析する分析手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
性能変化の要因を適切に抽出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第一の実施形態に係る要因分析装置の全体構成の一例を示す図である。
第一の実施形態に係る要因分析装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
第一の実施形態に係る要因分析処理の流れの一例を示すフローチャートである。
性能変化期間の検知結果の一例を示す図である。
第二の実施形態に係る要因分析装置の全体構成の一例を示す図である。
第二の実施形態に係る要因分析処理の流れの一例を示すフローチャートである。
第三の実施形態に係る要因分析装置の全体構成の一例を示す図である。
第三の実施形態に係る要因分析処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の各実施形態について説明する。本発明の各実施形態では、性能変化の要因を適切に抽出することが可能な要因分析装置10について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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