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公開番号2024044005
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-02
出願番号2022149297
出願日2022-09-20
発明の名称磁気メモリ
出願人キオクシア株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類H10B 61/00 20230101AFI20240326BHJP()
要約【課題】磁気メモリの信頼性を向上する。
【解決手段】実施形態の磁気メモリは、第1の方向において隣り合う第1及び第2の部分を含む磁性体を含み、第1の部分は、磁性体の第1の方向に対して垂直な第2の方向における寸法が第1の部分内で極大となる磁性体の第1の位置で第2の方向における第1の寸法を有し、第2の部分は、磁性体の第2の方向における寸法が第2の部分内で極小となる磁性体の第2の位置で第2の方向における第1の寸法より小さい第2の寸法を有し、第1の部分は、第1の位置と第2の位置との間の第3の位置を介して、第2の部分と連続し、第2の方向から見て磁性体の外周面に対応する曲線が、第1の位置と第3の位置との間を延在し、前記曲線は、前記第1の位置と前記第2の位置とを接続する直線より磁性体の中心側を通過する。
【選択図】 図12
特許請求の範囲【請求項1】
第1の部分と、第1の方向において前記第1の部分と隣り合う第2の部分と、を含む管状の磁性体と、
前記磁性体と離間して設けられた書き込み配線と、
前記磁性体に接続された読み出し素子と、
を具備し、
前記第1の部分は、前記磁性体の前記第1の方向に対して垂直な第2の方向における寸法が前記第1の部分内で極大となる前記磁性体の第1の位置において、前記第2の方向における第1の寸法を有し、
前記第2の部分は、前記磁性体の前記第2の方向における寸法が前記第2の部分内で極小となる前記磁性体の第2の位置において、前記第2の方向における前記第1の寸法より小さい第2の寸法を有し、
前記第1の部分は、前記第1の位置と前記第2の位置との間の第3の位置を介して、前記第2の部分と連続し、
前記第2の方向から見て、前記磁性体の外周面に対応する曲線が、前記第1の位置と前記第3の位置との間を延在し、
前記曲線は、前記第1の位置と前記第2の位置とを接続する直線より前記磁性体の中心側を通過する、
磁気メモリ。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記磁性体は、磁壁を含み、
前記第1の位置と前記第3の位置との間の第4の位置における前記磁壁の体積変化率は、前記第3の位置における前記磁壁の体積変化率より大きい、
請求項1に記載の磁気メモリ。
【請求項3】
前記第2の方向から見て、前記第2の部分の外周面に対応する輪郭は、前記第2の位置と前記第3の位置との間において、直線を含む、
請求項1に記載の磁気メモリ。
【請求項4】
前記磁性体は、前記磁性体の中心軸側に窪んだ第3の部分を、前記第1の部分内に含む、
請求項1に記載の磁気メモリ。
【請求項5】
前記第3の位置における前記磁性体の前記第2の方向における第3の寸法は、前記第1の寸法より小さく、前記第2の寸法より大きく、
前記第1の方向における前記第1の位置と前記第3の位置との間の寸法は、前記第1の方向における前記第2の位置と前記第3の位置との間の寸法と等しい、
請求項1に記載の磁気メモリ。
【請求項6】
第1の部分と、第1の方向において前記第1の部分と隣り合う第2の部分と、を含む管状の磁性体と、
前記磁性体と離間して設けられた書き込み配線と、
前記磁性体に接続された読み出し素子と、
を具備し、
前記第1の部分は、前記磁性体の前記第1の方向に対して垂直な第2の方向における寸法が前記第1の部分内で極大となる前記磁性体の第1の位置において、前記第2の方向における第1の寸法を有し、
前記第2の部分は、前記磁性体の前記第2の方向における寸法が前記第2の部分内で極小となる前記磁性体の第2の位置において、前記第2の方向における前記第1の寸法より小さい第2の寸法を有し、
前記第1の部分は、前記第1の位置と前記第2の位置との間の第3の位置を介して、前記第2の部分と連続し、
前記第1の位置と前記第3の位置との間における前記磁性体の前記第1の方向に垂直な断面の断面積は、非線形に変化し、
前記第1の位置と前記第3の位置との間の第4の位置における前記磁性体の断面積の変化率は、前記第3の位置における前記磁性体の断面積の変化率より大きい、
磁気メモリ。
【請求項7】
前記第2の位置と前記第3の位置との間における前記磁性体の前記第1の方向に垂直な断面の断面積は、線形に変化する、
請求項6に記載の磁気メモリ。
【請求項8】
前記第1の方向から見た前記第2の部分の断面積は、前記第1の方向から見た前記第1の部分の断面積より小さい、
請求項6に記載の磁気メモリ。
【請求項9】
前記磁性体は、磁壁を含み、
前記第4の位置における前記磁壁の体積変化率は、前記第2の位置と前記第3の位置との間の第5の位置における前記磁壁の体積変化率より大きい、
請求項6に記載の磁気メモリ。
【請求項10】
第1の部分と、第1の方向において前記第1の部分と隣り合う第2の部分と、を含む管状の磁性体と、
前記磁性体と離間して設けられた書き込み配線と、
前記磁性体に接続された読み出し素子と、
を具備し、
前記第1の部分は、前記磁性体の前記第1の方向に対して垂直な第2の方向における寸法が前記第1の部分内で極大となる前記磁性体の第1の位置において、前記第2の方向における第1の寸法を有し、
前記第2の部分は、前記磁性体の前記第2の方向における寸法が前記第2の部分内で極小となる前記磁性体の第2の位置において、前記第2の方向における前記第1の寸法より小さい第2の寸法を有し、
前記第1の部分は、前記第1の位置と前記第2の位置との間の第3の位置を介して、前記第2の部分と連続し、
前記第1の位置と前記第3の位置との間の第4の位置における前記磁性体の前記第2の方向における寸法の変化率は、前記第3の位置における前記磁性体の前記第2の方向における寸法の変化率より大きい、
磁気メモリ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、磁気メモリに関する
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
磁性細線を用いた磁気メモリが、研究及び開発されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許9153340号明細書
米国特許9184212号明細書
米国特許9293696号明細書
特開2021-125642号公報
特開2022-45204号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
磁気メモリの信頼性を向上する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の磁気メモリは、第1の部分と、第1の方向において前記第1の部分と隣り合う第2の部分と、を含む管状の磁性体と、前記磁性体と離間して設けられた書き込み配線と、前記磁性体に接続された読み出し素子と、を含み、前記第1の部分は、前記磁性体の前記第1の方向に対して垂直な第2の方向における寸法が前記第1の部分内で極大となる前記磁性体の第1の位置において、前記第2の方向における第1の寸法を有し、前記第2の部分は、前記磁性体の前記第2の方向における寸法が前記第2の部分内で極小となる前記磁性体の第2の位置において、前記第2の方向における前記第1の寸法より小さい第2の寸法を有し、前記第1の部分は、前記第1の位置と前記第2の位置との間の第3の位置を介して、前記第2の部分と連続し、前記第2の方向から見て、前記磁性体の外周面に対応する曲線が、前記第1の位置と前記第3の位置との間を延在し、前記曲線は、前記第1の位置と前記第2の位置とを接続する直線より前記磁性体の中心側を通過する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1の実施形態の磁気メモリの全体構成を示すブロック図。
第1の実施形態の磁気メモリのメモリセルアレイの構成例を示す模式図。
第1の実施形態の磁気メモリのメモリセルユニットの構成例を示す鳥瞰図。
第1の実施形態の磁気メモリのメモリセルユニットの構成例を示す断面図。
第1の実施形態の磁気メモリのメモリセルの構成例を示す断面図。
第1の実施形態の磁気メモリの特性を示す図。
第1の実施形態の磁気メモリの特性を示す図。
第1の実施形態の磁気メモリの特性を示す図。
第1の実施形態の磁気メモリの特性を示す図。
第1の実施形態の磁気メモリの動作例を示す図。
第2の実施形態の磁気メモリのメモリセルユニットの構成例を示す断面図。
第2の実施形態の磁気メモリのメモリセルの構成例を示す断面図。
第2の実施形態の磁気メモリの特性を示す図。
第2の実施形態の磁気メモリの特性を示す図。
第2の実施形態の磁気メモリの特性を示す図。
第2の実施形態の磁気メモリの特性を示す図。
第3の実施形態の磁気メモリのメモリセルユニットの構成例を示す断面図。
第3の実施形態の磁気メモリのメモリセルの構成例を示す断面図。
第3の実施形態の磁気メモリの特性を示す図。
第3の実施形態の磁気メモリの特性を示す図。
第3の実施形態の磁気メモリの特性を示す図。
第3の実施形態の磁気メモリの特性を示す図。
実施形態の磁気メモリの変形例を示す図。
実施形態の磁気メモリの変形例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を参照しながら、本実施形態について詳細に説明する。以下の説明において、同一の機能及び構成を有する要素については、同一符号を付す。
また、以下の各実施形態において、末尾に区別化のための数字/英字を伴った参照符号を付された構成要素(例えば、回路、配線、各種の電圧及び信号など)が、相互に区別されなくとも良い場合、末尾の数字/英字が省略された記載(参照符号)が用いられる。
【0008】
(実施形態)
図1乃至図24を参照して、実施形態の磁気メモリについて、説明する。
【0009】
(1)第1の実施形態
図1乃至図10を参照して、第1の実施形態の磁気メモリについて、説明する。
【0010】
(a)構成例
図1乃至図5を参照して、本実施形態の磁気メモリの構成例について、説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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