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公開番号2024043694
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-02
出願番号2022148833
出願日2022-09-20
発明の名称半導体装置
出願人キオクシア株式会社
代理人弁理士法人きさらぎ国際特許事務所
主分類H10B 12/00 20230101AFI20240326BHJP()
要約【課題】好適に動作する半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体装置は、第1方向に並ぶ第1及び第2絶縁層と、第1絶縁層と第2絶縁層との間に設けられた第1導電層と、第1方向に延伸し、第1絶縁層、第2絶縁層、及び第1導電層に対向する酸化物半導体層と、第1絶縁層、第2絶縁層、及び第1導電層と、酸化物半導体層と、の間に設けられた第3絶縁層とを備える。酸化物半導体層は、第1方向において、第1~第3絶縁層に対応する第1~第3位置に設けられた第1~第3半導体部を備える。第1及び第2方向に延伸し、酸化物半導体層を含む第1断面において、第1及び第2半導体部は、第2方向の一方側の面及び他方側の面が第3絶縁層に接し、一方側の面から他方側の面まで連続する。第3半導体部は、第2方向に離間する第1部分と第2部分とを備え、第1部分の第2方向の一方側の面、及び、第2部分の第2方向の他方側の面が、第3絶縁層に接する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
第1方向に並ぶ、第1絶縁層及び第2絶縁層と、
前記第1絶縁層と前記第2絶縁層との間に設けられた第1導電層と、
前記第1方向に延伸し、前記第1絶縁層、前記第2絶縁層、及び前記第1導電層に対向する酸化物半導体層と、
前記第1絶縁層、前記第2絶縁層、及び前記第1導電層と、前記酸化物半導体層と、の間に設けられた第3絶縁層と
を備え、
前記酸化物半導体層は、前記第1方向において、
前記第1絶縁層に対応する第1位置に設けられた第1半導体部と、
前記第2絶縁層に対応する第2位置に設けられた第2半導体部と、
前記第1導電層に対応する第3位置に設けられた第3半導体部と
を備え、
前記第1方向及び前記第1方向と交差する第2方向に延伸し、前記酸化物半導体層を含む第1断面において、
前記第1半導体部及び前記第2半導体部は、前記第2方向の一方側の面及び他方側の面が前記第3絶縁層に接し、前記一方側の面から前記他方側の面まで連続し、
前記第3半導体部は、前記第2方向に離間する第1部分と第2部分とを備え、前記第1部分の前記第2方向の一方側の面、及び、前記第2部分の前記第2方向の他方側の面が、前記第3絶縁層に接する
半導体装置。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
前記第1断面において、
前記第1半導体部は、
前記第2方向の前記一方側の面であって、前記第3絶縁層に接する第1面と、
前記第2方向の前記他方側の面であって、前記第3絶縁層に接する第2面と
を備え、
前記第2半導体部は、
前記第2方向の前記一方側の面であって、前記第3絶縁層に接する第3面と、
前記第2方向の前記他方側の面であって、前記第3絶縁層に接する第4面と
を備え、
前記第3半導体部は、
前記第1部分の前記第2方向の前記一方側の面であって、前記第3絶縁層に接する第5面と、
前記第2部分の前記第2方向の前記他方側の面であって、前記第3絶縁層に接する第6面と
を備え、
前記第5面から前記第6面までの距離は、前記第1面から前記第2面までの距離、及び、前記第3面から前記第4面までの距離よりも大きい
請求項1記載の半導体装置。
【請求項3】
前記酸化物半導体層は、前記第1方向において、
前記第1絶縁層に対応し、前記第1位置と前記第3位置の間の第4位置に設けられた第4半導体部
を備え、
前記第1断面において、
前記第4半導体部は、前記第2方向に離間する第3部分と第4部分とを備え、前記第3部分の前記第2方向の一方側の面、及び、前記第4部分の前記第2方向の他方側の面が、前記第3絶縁層に接する
請求項1記載の半導体装置。
【請求項4】
前記酸化物半導体層は、前記第1方向において、
前記第2絶縁層に対応し、前記第2位置と前記第3位置の間の第5位置に設けられた第5半導体部
を備え、
前記第1断面において、
前記第5半導体部は、前記第2方向に離間する第5部分と第6部分とを備え、前記第5部分の前記第2方向の一方側の面、及び、前記第6部分の前記第2方向の他方側の面が、前記第3絶縁層に接する
請求項3記載の半導体装置。
【請求項5】
前記第1断面において、
前記第1部分と前記第2部分との間に空洞を備える
請求項1記載の半導体装置。
【請求項6】
前記第2方向、並びに、前記第1方向及び前記第2方向と交差する第3方向に延伸し、前記第1導電層を含む第2断面において、前記第3半導体部は、前記空洞を囲む
請求項5記載の半導体装置。
【請求項7】
前記第2半導体部の前記第1方向の一端部に接続された第2導電層を備え、
前記第2導電層は、インジウム(In)と、スズ(Sn)と、を含む
請求項1記載の半導体装置。
【請求項8】
前記第1半導体部の前記第1方向の一端部に接続された第3導電層を備え、
前記第3導電層は、インジウム(In)と、スズ(Sn)と、を含む
請求項7記載の半導体装置。
【請求項9】
第1方向に並ぶ、第1絶縁層及び第2絶縁層と、
前記第1絶縁層と前記第2絶縁層との間に設けられた第1導電層と、
前記第1方向に延伸し、前記第1絶縁層、前記第2絶縁層、及び前記第1導電層に対向する酸化物半導体層と、
前記第1絶縁層、前記第2絶縁層、及び前記第1導電層と、前記酸化物半導体層と、の間に設けられた第3絶縁層と
を備え、
前記酸化物半導体層は、前記第1方向において、
前記第1絶縁層に対応する第1位置に設けられた第1半導体部と、
前記第2絶縁層に対応する第2位置に設けられた第2半導体部と、
前記第1導電層に対応する第3位置に設けられた第3半導体部と
を備え、
前記第1方向及び前記第1方向と交差する第2方向に延伸し、前記酸化物半導体層を含む第1断面において、
前記第1半導体部は、
前記第2方向の一方側の面であって、前記第3絶縁層に接する第1面と、
前記第2方向の他方側の面であって、前記第3絶縁層に接する第2面と
を備え、
前記第2半導体部は、
前記第2方向の一方側の面であって、前記第3絶縁層に接する第3面と、
前記第2方向の他方側の面であって、前記第3絶縁層に接する第4面と
を備え、
前記第3半導体部は、
前記第2方向に離間する第1部分及び第2部分と、
前記第1部分の前記第2方向の一方側の面であって、前記第3絶縁層に接する第5面と、
前記第2部分の前記第2方向の他方側の面であって、前記第3絶縁層に接する第6面と
を備え、
前記第5面から前記第6面までの距離は、前記第1面から前記第2面までの距離、及び、前記第3面から前記第4面までの距離よりも大きい
半導体装置。
【請求項10】
前記第1断面において、
前記第1部分と前記第2部分との間に空洞を備える
請求項9記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本実施形態は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
第1方向に並ぶ第1絶縁層及び第2絶縁層と、第1絶縁層と第2絶縁層との間に設けられた第1導電層と、第1方向に延伸し、第1絶縁層、第2絶縁層、及び第1導電層に対向する酸化物半導体層と、を備える半導体装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-169490号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
好適に動作する半導体装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一の実施形態に係る半導体装置は、第1方向に並ぶ、第1絶縁層及び第2絶縁層と、第1絶縁層と第2絶縁層との間に設けられた第1導電層と、第1方向に延伸し、第1絶縁層、第2絶縁層、及び第1導電層に対向する酸化物半導体層と、第1絶縁層、第2絶縁層、及び第1導電層と、酸化物半導体層と、の間に設けられた第3絶縁層とを備える。酸化物半導体層は、第1方向において、第1絶縁層に対応する第1位置に設けられた第1半導体部と、第2絶縁層に対応する第2位置に設けられた第2半導体部と、第1導電層に対応する第3位置に設けられた第3半導体部とを備える。第1方向及び第1方向と交差する第2方向に延伸し、酸化物半導体層を含む第1断面において、第1半導体部及び第2半導体部は、第2方向の一方側の面及び他方側の面が第3絶縁層に接し、一方側の面から他方側の面まで連続する。第3半導体部は、第2方向に離間する第1部分と第2部分とを備える。第1部分の第2方向の一方側の面、及び、第2部分の第2方向の他方側の面が、第3絶縁層に接する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態に係る半導体装置の一部の構成を示す模式的な回路図である。
同半導体装置の一部の構成を示す模式的な断面図である。
同半導体装置の一部の構成を示す模式的な平面図である。
同半導体装置の一部の構成を示す模式的な平面図である。
同半導体装置の一部の構成を示す模式的な平面図である。
同半導体装置の一部の構成を示す模式的な断面図である。
同半導体装置の製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
比較例1に係る半導体装置の一部の構成を示す模式的な断面図である。
比較例2に係る半導体装置の一部の構成を示す模式的な断面図である。
第1実施形態に係る半導体装置の変形例1の一部の構成を示す模式的な断面図である。
同変形例の製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同変形例の製造方法について説明するための模式的な断面図である。
第1実施形態に係る半導体装置の変形例2の一部の構成を示す模式的な断面図である。
同変形例の製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同変形例の製造方法について説明するための模式的な断面図である。
第1実施形態に係る半導体装置の変形例3の一部の構成を示す模式的な断面図である。
同変形例の製造方法について説明するための模式的な断面図である。
第1実施形態に係る半導体装置の変形例4の一部の構成を示す模式的な断面図である。
第1実施形態に係る半導体装置の変形例5の一部の構成を示す模式的な断面図である。
同変形例の製造方法について説明するための模式的な断面図である。
第2実施形態に係る半導体装置の一部の構成を示す模式的な断面図である。
第2実施形態に係る半導体装置の変形例1の一部の構成を示す模式的な断面図である。
第2実施形態に係る半導体装置の変形例2の一部の構成を示す模式的な断面図である。
第3実施形態に係る半導体装置の一部の構成を示す模式的な断面図である。
第3実施形態に係る半導体装置の変形例1の一部の構成を示す模式的な断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
次に、実施形態に係る半導体装置を、図面を参照して詳細に説明する。尚、以下の実施形態はあくまでも一例であり、本発明を限定する意図で示されるものではない。また、以下の図面は模式的なものであり、説明の都合上、一部の構成等が省略される場合がある。また、複数の実施形態について共通する部分には同一の符号を付し、説明を省略する場合がある。
【0008】
また、本明細書において、第1の構成が第2の構成に「電気的に接続されている」と言った場合、第1の構成は第2の構成に直接接続されていても良いし、第1の構成が第2の構成に配線、半導体部材又はトランジスタ等を介して接続されていても良い。例えば、3つのトランジスタを直列に接続した場合には、2つ目のトランジスタがOFF状態であったとしても、1つ目のトランジスタは3つ目のトランジスタに「電気的に接続」されている。
【0009】
また、本明細書においては、基板の上面に対して平行な所定の方向をX方向、基板の上面に対して平行で、X方向と垂直な方向をY方向、基板の上面に対して垂直な方向をZ方向と呼ぶ。
【0010】
また、本明細書においては、所定の面に沿った方向を第1方向、この所定の面に沿って第1方向と交差する方向を第2方向、この所定の面と交差する方向を第3方向と呼ぶことがある。これら第1方向、第2方向及び第3方向は、X方向、Y方向及びZ方向のいずれかと対応していても良いし、対応していなくても良い。
(【0011】以降は省略されています)

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