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公開番号2024043462
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-29
出願番号2023011283
出願日2023-01-27
発明の名称計量装置
出願人大和製衡株式会社
代理人個人,個人
主分類G01G 11/00 20060101AFI20240322BHJP(測定;試験)
要約【課題】コストの低減を図ることができる計量装置を提供する。
【解決手段】被計量物Aを搬送する第一コンベヤ10と、前記第一コンベヤ10の搬送方向下流側に配置され、第一コンベヤ10で搬送された被計量物Aを搬送する第二コンベヤ20と、第一コンベヤ10及び第二コンベヤ20の一方、又は両方に加わった荷重を検出可能な計量部30(荷重検出手段)と、計量部30(荷重検出手段)の検出結果に基づいて、被計量物Aの計量に関する制御を行う制御装置50(制御手段)と、を具備し、制御装置50(制御手段)は、所定の第一条件及び所定の第二条件のうち、第一条件を満たす場合に、第一コンベヤ10のみに加わった荷重の検出結果を用いて被計量物Aの計量を行い、第二条件を満たす場合に、第一コンベヤ10及び第二コンベヤ20の両方に加わった荷重の検出結果を用いて被計量物Aの計量を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
被計量物を搬送する第一コンベヤと、
前記第一コンベヤの搬送方向下流側に配置され、前記第一コンベヤで搬送された前記被計量物を搬送する第二コンベヤと、
前記第一コンベヤ及び前記第二コンベヤの一方、又は両方に加わった荷重を検出可能な荷重検出手段と、
前記荷重検出手段の検出結果に基づいて、前記被計量物の計量に関する制御を行う制御手段と、
を具備し、
前記制御手段は、
所定の第一条件及び所定の第二条件のうち、
前記第一条件を満たす場合に、前記第一コンベヤのみに加わった荷重の検出結果を用いて前記被計量物の計量を行い、
前記第二条件を満たす場合に、前記第一コンベヤ及び前記第二コンベヤの両方に加わった荷重の検出結果を用いて前記被計量物の計量を行う、
計量装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第一条件を満たす場合には、前記被計量物の搬送方向の長さ寸法が、前記第一コンベヤの搬送方向の長さ寸法以下である所定閾値よりも小さい場合が含まれ、
前記第二条件を満たす場合には、前記被計量物の搬送方向の長さ寸法が、前記所定閾値以上である場合が含まれる、
請求項1に記載の計量装置。
【請求項3】
前記第一コンベヤの長さ寸法は、前記第二コンベヤの長さ寸法よりも大きい、
請求項1に記載の計量装置。
【請求項4】
前記制御手段は、
前記被計量物の長さ寸法が前記所定閾値よりも小さい場合に、前記第二コンベヤの搬送速度を、前記第一コンベヤの搬送速度よりも速くする制御を実行可能である、
請求項2に記載の計量装置。
【請求項5】
前記第二コンベヤの搬送速度を前記第一コンベヤの搬送速度よりも速くした場合に、前記第一コンベヤ及び前記第二コンベヤを駆動させるモータの振動周波数を除去可能なフィルタを具備する、
請求項4に記載の計量装置。
【請求項6】
前記第二コンベヤから下流側に排出される前記被計量物を検出する第二コンベヤ排出検出部を具備し、
前記制御手段は、
前記第二コンベヤ排出検出部が前記被計量物の排出を検出した場合に、次に計量する前記被計量物の計量を開始する、
請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の計量装置。
【請求項7】
前記制御手段は、
前記第二コンベヤ排出検出部による検出結果に基づいて、前記被計量物の計量完了から、前記被計量物の前記第二コンベヤからの排出までの時間を算出し、
前記排出までの時間の算出結果に基づいて、次に計量する前記被計量物の計量を開始するタイミングを調整する制御を実行可能である、
請求項6に記載の計量装置。
【請求項8】
前記第一コンベヤから下流側に排出される前記被計量物を検出する第一コンベヤ排出検出部を具備し、
前記制御手段は、
前記被計量物の長さ寸法が、前記所定閾値よりも小さい場合であって、前記第一コンベヤ排出検出部が前記被計量物の排出を検出した場合に当該被計量物の計量を完了する、
請求項2に記載の計量装置。
【請求項9】
前記第一条件又は前記第二条件の何れを満たしているかは、事前に前記制御手段に入力された情報に基づいて決定される、
請求項1に記載の計量装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、被計量物の重量を計量する計量装置の技術に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、被計量物の重量を計量する計量装置の技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
【0003】
特許文献1には、上流側から下流側へ次々と搬送される荷物を計量する多連秤装置が記載されている。上記多連秤装置は、搬送方向に隣接する2台のコンベヤ秤を備える。上記各コンベヤ秤のそれぞれには、荷重測定のためのロードセルが設けられている。上記多連秤装置においては、比較的短い荷物が各コンベヤ秤のうちの一方のみに載置された場合は、一方のロードセルにより計測した重量を計量値とし、比較的長い荷物が各コンベヤ秤の両方に載置された場合は、両方のロードセルにより得られた重量の和を計量値とする。上記多連秤装置によれば、荷物の長さに応じた計量を行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開10-122940号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述のような多連秤装置では、2台のコンベヤ秤に対してそれぞれロードセルを設けているので、1台の装置に対して2つのロードセルが必要になる。このため、コストが高くなる点で改善の余地があった。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するため、コストの低減を図ることが可能な計量装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る計量装置は、被計量物を搬送する第一コンベヤと、前記第一コンベヤの搬送方向下流側に配置され、前記第一コンベヤで搬送された前記被計量物を搬送する第二コンベヤと、前記第一コンベヤ及び前記第二コンベヤの一方、又は両方に加わった荷重を検出可能な荷重検出手段と、前記荷重検出手段の検出結果に基づいて、前記被計量物の計量に関する制御を行う制御手段と、を具備し、前記制御手段は、所定の第一条件及び所定の第二条件のうち、前記第一条件を満たす場合に、前記第一コンベヤのみに加わった荷重の検出結果を用いて前記被計量物の計量を行い、前記第二条件を満たす場合に、前記第一コンベヤ及び前記第二コンベヤの両方に加わった荷重の検出結果を用いて前記被計量物の計量を行う。
【発明の効果】
【0008】
本発明によると、コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第一実施形態に係る計量装置を示した側面図。
(a)第一コンベヤよりも長い被計量物を計量する場合を示す図であって、被計量物の計量装置への送り込みが開始された状態を示す側面図。(b)第一コンベヤ及び第二コンベヤに載置された上記被計量物の計量を実行している状態を示す側面図。(c)上記被計量物の計量が完了した状態を示す側面図。
(a)第一コンベヤよりも短い被計量物を計量する場合を示す図であって、被計量物の計量装置への送り込みが開始された状態を示す側面図。(b)第一コンベヤに載置された上記被計量物の計量を実行している状態を示す側面図。(c)上記被計量物の計量が完了した状態を示す側面図。
(a)図3(c)の続きの一例を示す図であって、次に計量する被計量物の計量装置への送り込みが完了した状態を示す側面図。(b)第一コンベヤに載置された上記被計量物の計量を実行している状態を示す側面図。(c)上記被計量物の計量が完了した状態を示す側面図。
(a)図3(c)の続きの一例を示す図であって、第二コンベヤの搬送速度を、第一コンベヤの搬送速度よりも速くした状態を示す側面図。(b)次に計量する被計量物の計量を実行している状態を示す側面図。
(a)本発明の第二実施形態に係る計量装置を示した側面図であって、第一コンベヤに載置された被計量物の計量が完了した状態を示す側面図。(b)次の被計量物の計量を実行している状態を示す側面図。
(a)図6の計量装置において、第一コンベヤに載置された被計量物の計量が完了した状態を示す側面図(b)上記被計量物の計量完了から排出完了までの時間を計測している状態を示す側面図。
(a)本発明の第三実施形態に係る計量装置を示した側面図であって、被計量物の計量装置への送り込みを行っている状態を示す側面図。(b)第一コンベヤに載置された被計量物の計量を実行している状態を示す側面図。
(a)本発明の第四実施形態に係る計量装置を示した側面図であって、被計量物の計量装置への送り込みが完了した状態を示す側面図。(b)第一コンベヤ及び第二コンベヤに載置された上記被計量物の計量を実行している状態を示す側面図。(c)上記被計量物の計量が完了した状態を示す側面図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下では、図中に示した矢印に従って、前後方向及び上下方向をそれぞれ定義する。
(【0011】以降は省略されています)

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