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公開番号2024043433
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-29
出願番号2022148626
出願日2022-09-16
発明の名称繊維機械
出願人村田機械株式会社
代理人個人
主分類B65H 67/08 20060101AFI20240322BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】サクションマウス駆動部の位置が調整可能な繊維機械を提供する。
【解決手段】巻取ユニットは、糸巻取装置と、第2糸捕捉装置74と、を備える。糸巻取装置は、糸を巻き取ってパッケージを形成する。第2糸捕捉装置74は、パッケージから解舒された糸を引き出す。第2糸捕捉装置74は、捕捉パイプ74aと、サクションマウス74bと、を有する。捕捉パイプ74aは、細長く形成され、一端を回転中心C1として回転可能に設けられる。サクションマウス74bは、捕捉パイプ74aの回転中心C1から遠い側の端部に設けられる。巻取ユニットには、捕捉パイプ74aの回転中心C1の位置を調整する位置調整機構93が設けられる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
糸を巻き取ってパッケージを形成する糸巻取機構と、
前記パッケージから解舒された糸を引き出す糸引出し装置と、
を備え、
前記糸引出し装置は、
細長く形成されるとともに一端を回転中心として回転可能に設けられた本体部と、
前記本体部の前記回転中心から遠い側の端部に設けられた糸捕捉部と、
を有し、
前記本体部の前記回転中心の位置を調整する位置調整機構が設けられることを特徴とする繊維機械。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載の繊維機械であって、
前記糸巻取機構は、前記パッケージと接触して回転する接触ローラを備え、
前記位置調整機構は、前記本体部の回転中心の位置を移動させることにより、前記糸引出し装置の前記糸捕捉部が糸を捕捉する位置にあるときの当該糸捕捉部と前記接触ローラとの距離を調整することを特徴とする繊維機械。
【請求項3】
請求項1に記載の繊維機械であって、
前記位置調整機構は、前記本体部の回転中心を上下方向に移動させることを特徴とする繊維機械。
【請求項4】
請求項1に記載の繊維機械であって、
前記位置調整機構は、前記糸引出し装置と一体的に移動することを特徴とする繊維機械。
【請求項5】
請求項1に記載の繊維機械であって、
前記位置調整機構は、前記本体部の回転中心を移動させるレバー部材を備えることを特徴とする繊維機械。
【請求項6】
請求項5に記載の繊維機械であって、
前記糸引出し装置には、前記レバー部材を取り付けるための穴が形成されていることを特徴とする繊維機械。
【請求項7】
請求項5に記載の繊維機械であって、
前記レバー部材は細長く形成されるとともに回転可能に支持されており、
前記レバー部材の回転中心部に締付部材が配置され、
前記締付部材を締め付けることにより前記レバー部材の角度を保持可能であることを特徴とする繊維機械。
【請求項8】
請求項5に記載の繊維機械であって、
前記位置調整機構は、前記レバー部材の姿勢を変化させるレバー姿勢調整部材を備え、
前記レバー姿勢調整部材は締付部材なしで前記レバー部材へ装着可能であることを特徴とする繊維機械。
【請求項9】
請求項5に記載の繊維機械であって、
前記レバー部材は細長く形成されるとともに回転可能に支持されており、
前記レバー部材の回転中心部と異なる位置に、前記レバー部材の角度を保持する保持機構が設けられることを特徴とする繊維機械。
【請求項10】
請求項1に記載の繊維機械であって、
前記糸捕捉部が糸を捕捉する捕捉位置において、前記本体部の回転中心の移動に伴って位置が変更される前記糸捕捉部の位置を確認する治具が取付け可能であることを特徴とする繊維機械。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、繊維機械に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、紡績された糸をパッケージに巻き取る糸巻取部を備える繊維機械が知られている。特許文献1は、この種の繊維機械を開示する。
【0003】
特許文献1の繊維機械は、紡績コップから解舒された糸を巻き返すことによって綾巻パッケージを製造する。この繊維機械は、旋回可能に支持されたサクションノズルを備える。巻返しが中断された後、サクションノズルは、パッケージに巻き上げられた糸の端部を受け取るために旋回される。
【0004】
特許文献1の繊維機械においては、旋回軌道においてサクションノズルが停止する位置を変化させることにより、糸を受け取るために停止したサクションノズルの吸引口と、綾巻パッケージと、の間の間隔を調整することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-77970号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1において、糸を受け取るために停止したサクションノズルの吸引口と、綾巻パッケージと、の間の間隔を調整するために、サクションノズルは旋回軌道に沿う方向で位置を変化させる。装置の材質、又は、各部分の取付けのための構成等により、上記の方向で位置を調整するだけでは、パッケージを形成する糸巻取部と、サクションノズルの吸引口と、の位置関係の精度が十分に達成できない場合があった。
【0007】
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その目的は、サクションマウス駆動部の位置を調整可能な繊維機械を提供することにある。
【発明の概要】
課題を解決するための手段及び効果
【0008】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
【0009】
本発明の観点によれば、以下の構成の繊維機械が提供される。即ち、この繊維機械は、糸巻取機構と、糸引出し装置と、を備える。前記糸巻取機構は、糸を巻き取ってパッケージを形成する。前記糸引出し装置は、前記パッケージから解舒された糸を引き出す。前記糸引出し装置は、本体部と、糸捕捉部と、を有する。前記本体部は、細長く形成され、一端を回転中心として回転可能に設けられる。前記糸捕捉部は、前記本体部の前記回転中心から遠い側の端部に設けられる。前記繊維機械には、前記本体部の前記回転中心の位置を調整する位置調整機構が設けられる。
【0010】
これにより、本体部の回転中心の位置(ひいては、糸捕捉部の捕捉位置)を適切な位置に調整することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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