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公開番号2024043334
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-29
出願番号2022148461
出願日2022-09-16
発明の名称人工芝
出願人ダイヤテックス株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類E01C 13/08 20060101AFI20240322BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】耐摩耗性、回復率、起立性の全てに優れる人工芝を提供すること。
【解決手段】本発明の人工芝は、石油由来のポリエチレンと、植物由来のポリエチレンとを含むパイル糸2を植設している人工芝1であって、前記パイル糸2のバイオマス度が10~90%であることを特徴とし、好ましくは、前記パイル糸2のブレンド密度が、0.93~0.95g/cm3であることを特徴とし、より好ましくは、前記植物由来のポリエチレンが、高密度ポリエチレンであることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
石油由来のポリエチレンと、植物由来のポリエチレンとを含むパイル糸を植設している人工芝であって、
前記パイル糸のバイオマス度が10~90%であることを特徴とする人工芝。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
前記パイル糸のブレンド密度が、0.93~0.95g/cm

であることを特徴とする請求項1記載の人工芝。
【請求項3】
前記石油由来のポリエチレンが、直鎖状低密度ポリエチレンを含むことを特徴とする請求項1又は2記載の人工芝。
【請求項4】
前記植物由来のポリエチレンが、高密度ポリエチレンであることを特徴とする請求項1又は2記載の人工芝。
【請求項5】
前記植物由来のポリエチレンが、高密度ポリエチレンであることを特徴とする請求項3記載の人工芝。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、人工芝に関し、詳しくは、石油由来のポリエチレンと、植物由来のポリエチレンを含むパイル糸を植設した人工芝に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1には、長期に亘りパイル糸の自立性と耐摩耗性が共に優れ、しかも砂入れ作業性に優れた人工芝が開示されている。
【0003】
特許文献1に開示の人工芝は、密度が0.918~0.940g/cm

の線状ポリエチレン95~20重量パーセントに対して、高密度ポリエチレン5~80重量パーセントを含有する混合樹脂組成物より成る一軸延伸条からパイル糸を構成し、植設した砂入り人工芝である。
【0004】
特許文献1の人工芝は化石燃料を原料とする石油由来のポリエチレンを用いて製造されている。
【0005】
しかしながら、循環型社会の構築を求める声の高まりとともに、材料分野においてもエネルギーと同様に化石燃料からの脱却が望まれており、バイオマスの利用が注目されている。
【0006】
バイオマスは、二酸化炭素と水から光合成された有機化合物であり、それを利用することにより、再度二酸化炭素と水になる、いわゆるカーボンニュートラルな再生可能エネルギーである。
昨今、これらバイオマスを原料としたバイオマスプラスチックの実用化が急速に進んでおり、各種の樹脂をバイオマス原料から製造する試みも行われている。
【0007】
例えば、ポリエチレンは、フィルム、シート等の材料用途に広く使用されており、世界中での使用量も多いため、従来の化石燃料由来のポリエチレンを、バイオマスを原料とした植物由来のポリエチレンに代替することが検討されている(特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開平11-269811号公報
特表2011-506628号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明者は、石油由来のポリエチレンの使用量を削減する試みの過程で、石油由来のポリエチレンと植物由来のポリエチレンとの混合樹脂からなるパイル糸のバイオマス度(ブレンド比)が所定の範囲にある場合には、人工芝の耐摩耗性、回復率、起立性の全てに優れることを見出した。
【0010】
そこで、本発明の課題は、耐摩耗性、回復率、起立性の全てに優れる人工芝を提供することにある。
(【0011】以降は省略されています)

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