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公開番号2024048820
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-09
出願番号2022154936
出願日2022-09-28
発明の名称プレートコンパクタ
出願人酒井重工業株式会社
代理人弁理士法人信栄事務所
主分類E01C 19/34 20060101AFI20240402BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】輾圧部の輾圧面におけるアスファルト付着防止剤の保持力を向上させたプレートコンパクタを提供する。
【解決手段】プレートコンパクタは、輾圧部11を備えている。輾圧部11の輾圧対象物に接触する輾圧面111Aには、複数の溝114が設けられている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
輾圧部を備えるプレートコンパクタであって、
前記輾圧部の輾圧対象物に接触する輾圧面には、複数の溝が設けられている、プレートコンパクタ。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記輾圧面は、前記プレートコンパクタの進行方向に延びており、
前記複数の溝は、前記輾圧面の長手方向における中央よりも後方に設けられている、請求項1に記載のプレートコンパクタ。
【請求項3】
原動機と
前記原動機の動力により前記輾圧部を振動させる起振部と、
を有し、
前記輾圧部は、
前記起振部を支持する前部と、
前記原動機を支持する後部と、を有し、
前記溝は、前記輾圧面のうち前記後部の下面を形成する領域に設けられている、請求項1に記載のプレートコンパクタ。
【請求項4】
前記溝は、前記プレートコンパクタの進行方向に沿って延びている、請求項1に記載のプレートコンパクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、輾圧部を備えるプレートコンパクタに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、起振部によって輾圧部を振動させながら走行することにより、アスファルト合材で形成された舗装体を締め固めるプレートコンパクタを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平07-113209号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、アスファルト合材は、砕石や砂などと共にアスファルトを混ぜ合わせたものである。アスファルトは粘着性が高いため、アスファルト合材が輾圧部の下面にある輾圧面に付着するという問題がある。
【0005】
そこで、従来から、輾圧面に液体のアスファルト付着防止剤を塗布することにより、輾圧面とアスファルト合材との間に皮膜を形成し、アスファルト合材の付着を防いでいる。しかしながら、アスファルト付着防止剤は液体であり輾圧面から落下しやすく、輾圧面に頻繁にアスファルト付着防止剤を塗布する必要がある。
【0006】
本開示の目的は、輾圧部の輾圧面におけるアスファルト付着防止剤の保持力が向上されたプレートコンパクタを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するための一態様は、輾圧部を備えるプレートコンパクタであって、
前記輾圧部の輾圧対象物に接触する輾圧面には、複数の溝が設けられている。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、輾圧部の輾圧面におけるアスファルト付着防止剤の保持力が向上されたプレートコンパクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係るプレートコンパクタの構成を例示する側面図である。
図1の輾圧部の構成を例示する斜視図である。
図2における線III-IIIに沿う断面を矢印方向から見た構成を示す断面図である。
図2の輾圧部の底面図である。
図2の輾圧面を含む輾圧部の部分断面図である。
輾圧部の変形例を示す底面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
添付の図面を参照しつつ、実施形態例について以下詳細に説明する。以下の説明に用いられる各図面においては、各要素を認識可能な大きさとするために縮尺が適宜変更されている。図面において、矢印Uは、図示された構造の上方向を示している。矢印Dは、図示された構造の下方向を示している。矢印Fは、図示された構造の前方向を示している。矢印Bは、図示された構造の後方向を示している。矢印Rは、図示された構造の右方向を示している。矢印Lは、図示された構造の左方向を示している。これらの方向は、図1に示されたプレートコンパクタ10について設定された相対的な方向であり、プレートコンパクタ10の進行方向を前方向とする。
(【0011】以降は省略されています)

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