TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024055051
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022161646
出願日2022-10-06
発明の名称標識柱
出願人日本ロードネクス株式会社
代理人個人
主分類E01F 9/627 20160101AFI20240411BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】標識柱としての剛性・復元性を確保しながら情報表示部として広い面積を確保する。
【解決手段】筒状を成し、横幅を構成する壁2aの長さW1が奥行きを構成する壁2bの長さD1よりも長い形状の水平断面を有し、横幅を構成する壁2aの外周面2cに情報表示部5が設けられた本体ポール2と、路面に固定される台座3と、台座3に本体ポール2を連結するジョイント4と、を備え、ジョイント4は、台座3に固定される台座側筒部4aと、上面4fに本体ポール2の下端2dが挿入される溝4bを有する本体側筒部4cと、を備え、本体側筒部4cの内側には台座側筒部4aを上方に延長させた補強部4dが設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
筒状を成し、横幅を構成する壁の長さが奥行きを構成する壁の長さよりも長い形状の水平断面を有し、前記横幅を構成する壁の外周面に情報表示部が設けられた本体ポールと、
路面に固定される台座と、
前記台座に前記本体ポールを連結するジョイントと、を備え、
前記ジョイントは、
前記台座に固定される台座側筒部と、
上面に前記本体ポールの下端が挿入される溝を有する本体側筒部と、を備え、
前記本体側筒部の内側には前記台座側筒部を上方に延長させた補強部が設けられている
ことを特徴とする標識柱。
続きを表示(約 210 文字)【請求項2】
前記台座側筒部の水平断面は、円形または正多角形であることを特徴とする請求項1記載の標識柱。
【請求項3】
前記台座に固定され、前記ジョイント内を通過して前記本体ポール内まで伸びる補強ポールを備えることを特徴とする請求項1記載の標識柱。
【請求項4】
前記補強ポールは、前記本体ポールの横幅を構成する壁の内周面に接していることを特徴とする請求項3記載の標識柱。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、道路や敷地等に設置される標識柱に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
今般、スクールゾーンにおける学童の安全対策、横断歩道以外の場所での道路の横断禁止表示、ゾーン30などの生活道路での車両の速度抑制、自転車通行帯表示、高速道路の逆走防止対策など、道路利用者へのサイン表示のニーズが高まっており、標識柱がサイン表示として利用されている。
【0003】
従来の標識柱では、円筒状のポールに表示板を後付けしたり(特許文献1)、円筒状のポールの一部を平坦に潰して表示部分にしていた(特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平9-71911号公報
特開2016-113821号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、円筒状のポールに表示板を後付けした標識柱では、表示板の取り付けに金具等の部品が必要になると共に、ポールと表示板が別体であるため、車両の衝突や踏み付け等によって破損しやすく、また、変形した場合に元の形状に戻り難い。
【0006】
また、ポールの一部を平坦に潰して表示部分を設けた標識柱では、表示部分を大きくするのが困難であると共に、平坦に潰した部分が折れに対して弱く復元性に劣る。
【0007】
本発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、標識柱としての剛性・復元性を確保しながら情報表示部として広い面積を確保することができる標識柱を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、本発明の標識柱は、筒状を成し、横幅を構成する壁の長さが奥行きを構成する壁の長さよりも長い形状の水平断面を有し、横幅を構成する壁の外周面に情報表示部が設けられた本体ポールと、路面に固定される台座と、台座に本体ポールを連結するジョイントと、を備え、ジョイントは、台座に固定される台座側筒部と、上面に本体ポールの下端が挿入される溝を有する本体側筒部と、を備え、本体側筒部の内側には台座側筒部を上方に延長させた補強部が設けられている。
【0009】
したがって、路面に固定した台座にジョイントを介して本体ポールを取り付けることで、路面に本体ポールを立てることができる。ジョイントの本体側筒部の内側には補強部が設けられているので、ジョイントの剛性・復元性を確保することができる。また、補強部は台座側筒部を上方に延長させたものであるので、上下2つの型によって成型することができる。さらに、奥行きを構成する壁よりも長さが長い横幅を構成する壁に情報表示部が設けられており、情報表示部として広い面積が確保される。
【0010】
また、本発明の標識柱は、台座側筒部の水平断面を、円形または正多角形としても良い。この場合には、ジョイントの台座側筒部が従来の標識柱と同様の形状になり、剛性・復元性の確保が容易である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
横断歩道路面標示の標示方法
7日前
日本ロードネクス株式会社
標識柱
14日前
保線機器整備株式会社
レール削正装置
15日前
個人
岩石から制作する舗道石の表面の仕上げ加工
9日前
福岡運輸株式会社
倉庫出入口ガード機構
17日前
日立建機株式会社
作業機械
21日前
酒井重工業株式会社
プレートコンパクタ
23日前
本田技研工業株式会社
転圧ローラ
27日前
住友ゴム工業株式会社
人工芝の排水構造
24日前
大林道路株式会社
太陽光発電パネル
16日前
ニッタ株式会社
橋梁用伸縮装置
21日前
株式会社コーセイ
排水拡散部材
8日前
株式会社大盛工業
路面覆工ユニット及び路面覆工方法
1日前
東鉄工業株式会社
隣接線路間防護柵
23日前
個人
新設防護柵の設置方法および防護柵構造
21日前
株式会社オーエヌグループ
真空パック製品を使用した樹脂舗装の施工方法
9日前
積水樹脂株式会社
網材の取付具及びそれを用いた柵体
24日前
ニッタ化工品株式会社
道路標識柱
15日前
株式会社IHIインフラシステム
橋梁用常設足場
8日前
株式会社オーエヌグループ
素人を含むユーザーによる樹脂舗装用の真空パック製品
9日前
JFEスチール株式会社
舗装材の評価方法及び舗装材の施工方法
7日前
ヨゼフ フェゲーレ アーゲー
ヒートポンプを備える道路製造機
8日前
ニチレキ株式会社
常温保管される小塊状アスファルト混合材料の製造方法、および製造装置
2日前
テック鬼城株式会社
人工構造物の表面部を剥離させる剥離装置、及び剥離方法
23日前
株式会社パーカーコーポレーション
瀝青テープ貼付装置
14日前
コイト電工株式会社
情報表示装置、制御装置および道路情報表示システム
21日前
三井住友建設株式会社
吊り上げ装置及び箱桁橋の架設方法
1日前
株式会社リコー
情報処理装置、情報処理方法、プログラムおよび情報処理システム
27日前
公益財団法人鉄道総合技術研究所
橋梁のたわみ測定方法とそのたわみ測定装置及び橋梁のたわみ測定プログラム
21日前
JFEエンジニアリング株式会社
橋梁架け替え装置および橋梁架け替え工法
7日前
三井住友建設株式会社
プレキャスト部材及びプレストレストコンクリート構造体
1日前
株式会社ライテク
防護柵とこれを用いた防護構造
9日前
コリア レイルロード リサーチ インスティテュート
山岳鉄道ラック軌道用ラック噛み合い案内装置およびこれを利用したラック噛み合い方法
24日前
日軽エンジニアリング株式会社
足場構造、足場支持材、支持材旋回金具、支持材固定具
20日前
花王株式会社
真皮細胞外マトリックス産生促進剤
24日前
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
ミツバチ属行動解析システム、及びミツバチ属行動解析方法
9日前
続きを見る