TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024047573
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-05
出願番号2023158464
出願日2023-09-22
発明の名称転圧ローラ
出願人本田技研工業株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類E01C 19/28 20060101AFI20240329BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】転圧動作時に生じるバッテリの上下方向の揺れを低減しつつ、挿抜操作時のユーザ負荷を低減する。
【解決手段】転圧ローラであって、第1の軸の周りに回転する第1のローラと、第2の軸の周りに回転する第2のローラと、前記第1のローラ及び前記第2のローラの少なくとも一方に駆動力を供給する駆動部と、前記駆動部に電源を供給するためのバッテリを収納する収納部と、を備え、前記収納部は、前記第1の軸と前記第2の軸とを通る平面に対して平行な方向に前記バッテリを挿抜可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
転圧ローラであって、
第1の軸の周りに回転する第1のローラと、
第2の軸の周りに回転する第2のローラと、
前記第1のローラ及び前記第2のローラの少なくとも一方に駆動力を供給する駆動部と、
前記駆動部に電力を供給するためのバッテリを収納する収納部と、を備え、
前記収納部は、前記第1の軸と前記第2の軸とを通る平面に対して平行な方向に前記バッテリを挿抜可能であることを特徴とする転圧ローラ。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記バッテリの端子部と、前記バッテリの端子部と電気的に接続する前記収納部の端子部との接続方向が、前記平面に対して平行な方向である、請求項1に記載の転圧ローラ。
【請求項3】
前記収納部は、前記平面に対して平行な方向であり且つ前記第1の軸又は前記第2の軸に垂直な方向に、前記バッテリを挿抜可能であることを特徴とする請求項1に記載の転圧ローラ。
【請求項4】
前記バッテリの端子部と、前記バッテリの端子部に電気的に接続する前記収納部の端子部との接続位置は、前記第1の軸を通り前記転圧ローラの車体上下方向に延びる第1の平面と、前記第2の軸を通り前記転圧ローラの車体上下方向に延びる第2の平面との間に位置することを特徴とする請求項1に記載の転圧ローラ。
【請求項5】
前記収納部は、複数のバッテリを収納可能であり、
前記収納部は、前記平面に対して平行な方向に前記複数のバッテリを並べて収納可能であることを特徴とする請求項1に記載の転圧ローラ。
【請求項6】
前記収納部は、前記転圧ローラの筐体内部の空間のうち上半分の空間内に配置されることを特徴とする請求項1に記載の転圧ローラ。
【請求項7】
前記駆動部の上端は、前記収納部の端子部よりも下方に位置することを特徴とする請求項1に記載の転圧ローラ。
【請求項8】
前記収納部は、前記バッテリの長手方向が、前記第1の軸と前記第2の軸とを通る前記平面に対して平行な方向になるように、前記バッテリを挿抜可能であることを特徴とする請求項1に記載の転圧ローラ。
【請求項9】
前記収納部に前記バッテリが収納された状態で前記バッテリをロックするためのロック機構をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の転圧ローラ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、転圧ローラに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、舗装道路の仕上げあるいは地固めに用いられる機械として、例えば特許文献1に示すように路面を転圧する転圧ローラが知られている。特許文献1は、車体の上下方向に挿抜可能なバッテリを備えるローラを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-65458号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、転圧動作時にバッテリの上下方向の揺れに起因して電気系統に不備が生じる可能性がある。また、挿抜操作の実行時に重量のあるバッテリを上下方向に移動させる必要があり、ユーザ負荷が大きい。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、転圧動作時に生じるバッテリの上下方向の揺れを低減しつつ、挿抜操作時のユーザ負荷を低減するための技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成する本発明の一態様による転圧ローラは、
第1の軸の周りに回転する第1のローラと、
第2の軸の周りに回転する第2のローラと、
前記第1のローラ及び前記第2のローラの少なくとも一方に駆動力を供給する駆動部と、
前記駆動部に電源を供給するためのバッテリを収納する収納部と、を備え、
前記収納部は、前記第1の軸と前記第2の軸とを通る平面に対して平行な方向に前記バッテリを挿抜可能であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、重量のあるバッテリが路面と平行又は略平行に挿入されるため、転圧動作時に生じるバッテリの上下方向の揺れを低減することが可能となる。また、重量のあるバッテリを収納部(バッテリケース)で受けながら挿抜操作を行うことができるため、挿抜操作時のユーザ負荷を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係る転圧ローラの側面図である。
一実施形態に係る転圧ローラの外観図である。
一実施形態に係る転圧ローラを上方から観察した図である。
一実施形態に係るバッテリの外観図である。
変形例に係る転圧ローラを上方から観察した図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴が任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
図1乃至図4を参照して、一実施形態に係る転圧ローラの構成を説明する。図面中の上下方向、左右方向、前後方向とは、転圧ローラの車体に対して規定された方向を示している。転圧ローラ10は、第1の軸101の周りに回転する第1のローラ102と、第2の軸103の周りに回転する第2のローラ104とを備える。第1の軸101及び第2の軸103は、車体左右方向に延びる互いに平行な軸である。ユーザは、把持部107を把持して転圧ローラ10を操作しながら、路面、地面等の転圧動作を行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
横断歩道路面標示の標示方法
7日前
日本ロードネクス株式会社
標識柱
14日前
保線機器整備株式会社
レール削正装置
15日前
個人
岩石から制作する舗道石の表面の仕上げ加工
9日前
福岡運輸株式会社
倉庫出入口ガード機構
17日前
日立建機株式会社
作業機械
21日前
大林道路株式会社
太陽光発電パネル
16日前
ニッタ株式会社
橋梁用伸縮装置
21日前
株式会社コーセイ
排水拡散部材
8日前
株式会社大盛工業
路面覆工ユニット及び路面覆工方法
1日前
個人
新設防護柵の設置方法および防護柵構造
21日前
株式会社オーエヌグループ
真空パック製品を使用した樹脂舗装の施工方法
9日前
ニッタ化工品株式会社
道路標識柱
15日前
株式会社IHIインフラシステム
橋梁用常設足場
8日前
株式会社オーエヌグループ
素人を含むユーザーによる樹脂舗装用の真空パック製品
9日前
JFEスチール株式会社
舗装材の評価方法及び舗装材の施工方法
7日前
ヨゼフ フェゲーレ アーゲー
ヒートポンプを備える道路製造機
8日前
テック鬼城株式会社
人工構造物の表面部を剥離させる剥離装置、及び剥離方法
23日前
ニチレキ株式会社
常温保管される小塊状アスファルト混合材料の製造方法、および製造装置
2日前
株式会社パーカーコーポレーション
瀝青テープ貼付装置
14日前
コイト電工株式会社
情報表示装置、制御装置および道路情報表示システム
21日前
三井住友建設株式会社
吊り上げ装置及び箱桁橋の架設方法
1日前
公益財団法人鉄道総合技術研究所
橋梁のたわみ測定方法とそのたわみ測定装置及び橋梁のたわみ測定プログラム
21日前
JFEエンジニアリング株式会社
橋梁架け替え装置および橋梁架け替え工法
7日前
三井住友建設株式会社
プレキャスト部材及びプレストレストコンクリート構造体
1日前
株式会社ライテク
防護柵とこれを用いた防護構造
9日前
日軽エンジニアリング株式会社
足場構造、足場支持材、支持材旋回金具、支持材固定具
20日前
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
ミツバチ属行動解析システム、及びミツバチ属行動解析方法
9日前
中外製薬株式会社
単ドメイン抗体含有リガンド結合分子
9日前
リヒター ゲデオン ニュイルヴァーノシャン ミューコェデー レースヴェーニュタールシャシャーグ
チアジアジン誘導体
9日前