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公開番号2024041614
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-27
出願番号2022146531
出願日2022-09-14
発明の名称収容装置
出願人本田技研工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類H05K 5/03 20060101AFI20240319BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】電気機器の収容装置において、扉部を容易に開閉し得、且つ電気機器を容易に挿抜することを実現する収容装置を提供する。
【解決手段】収容装置は、電気機器(モバイルバッテリ12)を着脱可能に収容する収容部(スロット14)を備える。収容部は、該収容部の外部側を構成する第1部材(ベゼル70)と、該収容部の内部側を構成する第2部材(スロット本体54)とを有する。第1部材には、扉部72が支持される。扉部は、収容部に対して相対的に移動可能である。扉部は、収容部に対して相対的に移動することに基づいて、収容部の出入口(86a)の少なくとも一部を開閉する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
電気機器が挿抜される出入口を有し、且つ前記電気機器を着脱可能に収容する収容部と、
前記出入口の外部側の端部よりも前記収容部の内部となる位置に配置され、前記出入口の少なくとも一部を開閉し且つ前記収容部に対して相対移動可能に設けられた扉部と、
を備える収容装置であって、
前記収容部は、該収容部の前記外部側を構成する第1部材と、前記第1部材と着脱可能に設けられ、該収容部の前記内部側を構成する第2部材と、を有し、
前記扉部は、前記第1部材に支持されるように固定される、収容装置。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
請求項1記載の収容装置において、前記扉部は、前記電気機器の挿抜方向と交差する方向に延びる回動軸に対して回動可能に設けられる、収容装置。
【請求項3】
請求項2記載の収容装置において、前記扉部は、前記出入口の閉塞量が最も少ない第1位置と、前記出入口の閉塞量が最も多い第2位置との間を移動可能に設けられ、
前記扉部が前記第2位置において、前記収容部と前記扉部とが近接する位置に、磁力によって前記収容部及び前記扉部が引き合うよう設けられる磁力保持部を有する、収容装置。
【請求項4】
請求項3記載の収容装置において、前記扉部を前記第2位置に向かって押圧する弾発部材を備える、収容装置。
【請求項5】
請求項4記載の収容装置において、前記弾発部材は、螺旋状に巻回された螺旋部と、前記螺旋部の一端から延出する第1脚部と、前記螺旋部の他端から延出する第2脚部と、を有し、
前記第1脚部が前記収容部に固定され、前記第2脚部が前記扉部を前記第2位置に向かって押圧し、
前記螺旋部と前記第2脚部との間に、直線状に延びる直線部が介在し、前記第2脚部は、前記直線部に対して折曲された方向に延びる、収容装置。
【請求項6】
請求項1記載の収容装置において、前記扉部は四角形状をなし、該扉部の四方の隅部に補強部がそれぞれ形成されている、収容装置。
【請求項7】
請求項6記載の収容装置において、前記扉部は、該扉部を前記第2部材に支持するための支持部を有し、前記補強部のうち少なくとも1個は前記支持部に連なる、収容装置。
【請求項8】
請求項7記載の収容装置において、前記扉部は、前記出入口の閉塞量が最も少ない第1位置と、前記出入口の閉塞量が最も多い第2位置との間を移動可能に設けられ、
前記収容部は、前記扉部を前記第2位置に向かって押圧する弾発部材を備え、前記弾発部材は、前記支持部を前記第2位置に向かって押圧する、収容装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、収容部に電気機器を着脱可能に収容する収容装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、モバイルバッテリを保持する保持装置が開示されている。モバイルバッテリは、充放電が可能な電気機器である。保持装置は、モバイルバッテリに対して充電を行う。又は、保持装置は、モバイルバッテリから供給された電力を外部負荷に供給する。
【0003】
この保持装置は、複数個のスロット(収容部)を有する。モバイルバッテリは、複数個のスロットの各々に対して着脱可能である。ユーザは、例えば、充電率(SOC: State of Charge)が低くなったモバイルバッテリを1個のスロットに挿入する。ユーザは、SOCが十分に高くなった別のモバイルバッテリを別の1個のスロットから引き抜く。
【0004】
スロットは、扉部を有する。ユーザがモバイルバッテリをスロットに挿入するとき、扉部は、モバイルバッテリに押されて開く。ユーザがモバイルバッテリをスロットから引き抜くとき、扉部は、例えば、弾発部材に押されて閉まる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2020/262630号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記したように、扉部は、モバイルバッテリの挿抜に応じて開閉する必要がある。このため、扉部を容易に開閉し得、且つモバイルバッテリを容易に挿抜し得る構成が要請されている。
【0007】
本発明は、上述した課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一実施形態によれば、電気機器が挿抜される出入口を有し、且つ前記電気機器を着脱可能に収容する収容部と、前記出入口の外部側の端部よりも前記収容部の内部となる位置に配置され、前記出入口の少なくとも一部を開閉し且つ前記収容部に対して相対移動可能に設けられた扉部と、を備える収容装置であって、前記収容部は、該収容部の前記外部側を構成する第1部材と、前記第1部材と着脱可能に設けられ、該収容部の前記内部側を構成する第2部材と、を有し、前記扉部は、前記第1部材に支持されるように固定される、収容装置が提供される。
【発明の効果】
【0009】
本発明においては、収容部は、第1部材及び第2部材を有する。扉部は、収容部を構成する第1部材に設けられ、且つ電気機器が第2部材の内部に対して挿抜される軌跡上に配置される。従って、電気機器の少なくとも一部が第2部材の内部に挿入されるとき、第1部材に設けられた扉部は、電気機器に押されて開く。これとは逆に、扉部は、電気機器の少なくとも一部が第2部材の内部から引き抜かれるとき、閉止位置に移動する。このように、本発明によれば、扉部を容易に開閉し得る。扉部が確実に開閉するので、電気機器を第2部材の内部に対して挿抜することが容易である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、収容装置の外観模式図である。
図2は、モバイルバッテリの斜視図である。
図3は、モバイルバッテリの平面図である。
図4は、モバイルバッテリの底面図である。
図5は、フロントパネルの裏面を見た背面図である。
図6は、図5中のVI-VI線断面図である。
図7は、スロットの概略全体斜視図である。
図8は、スロットの断面側面図である。
図9は、スロットの要部拡大斜視図である。
図10は、第2突条部を構成する第1筒内レールの概略斜視図である。
図11は、第1筒内レールの要部断面図である。
図12は、スロットの概略正面図である。
図13は、ベゼルの分解斜視図である。
図14は、扉の移動軌跡を示すスロットの側面断面図である。
図15は、扉が第2位置に位置するときのスロットにおける扉の取付部の構造を示す要部概略斜視図である。
図16は、扉において、スロットの内部を向く面を見たときの背面図である。
図17は、図15の状態から扉が第1位置に移動したときの要部概略斜視図である。
図18は、扉を押すトーションスプリングの全体斜視図である。
図19は、ガスケットの要部断面図である。
図20は、押し潰されたガスケットの要部断面図である。
図21は、スロットの底部を構成するボトムカバーの概略斜視図である。
図22は、スロットの概略後方斜視図である。
図23は、図22と別の角度におけるスロットの概略後方斜視図である。
図24は、スロット内に挿入されたモバイルバッテリ(電気機器)に作用する重力を分解した作用図である。
図25は、水平方向に対するスロットの傾斜角度と、第1筒内レールの動摩擦力との関係を示す図表である。
図26は、別の態様に係る収容装置の縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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