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公開番号2024021464
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-16
出願番号2022124293
出願日2022-08-03
発明の名称電子機器
出願人株式会社イシダ
代理人
主分類H05K 5/03 20060101AFI20240208BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】ネジを使わずに、外装カバーを本体の外表面に簡単に装着でき、しかも、簡単には外れない電子機器を提供することを課題とする。
【解決手段】本体と、本体外表面に被せる外装カバーと、を備えた電子機器であて、外表面と外装カバーの各対向面には、その対向面に沿う第1係合部と、その対向面に直交し、第1方向にも直交する方向から係合する第2係合部と、が設けられ、第1係合部は、一方の対向面に設けられた切欠きが第1方向に伸びる第1二股部材と、他方の対向面に設けられ、前記第1二股部材と直交する方向の切欠きが前記第1方向とは逆方向に伸びる第2二股部材と、で構成されており、第2係合部は、一方の対向面の貫通孔と、他方の対向面にあって、貫通孔と直交する方向から係合する突起付き弾性体と、で構成されている、
【選択図】 図8
特許請求の範囲【請求項1】
本体と、
前記本体の外表面に被せる外装カバーと、を備え、
前記外表面と前記外装カバーのそれぞれの対向面には、前記対向面に沿って第1方向から係合する第1係合部と、
前記対向面に直交し、かつ、前記第1方向とも直交する方向から係合する第2係合部と、が設けられ、
前記第1係合部は、一方の対向面に設けられ、該対向面に沿う方向に二股に分かれて広がり、かつ、二股に分かれた切欠きの開口部が前記第1方とは逆方向に向く第1二股部材と、
他方の対向面に設けられ、前記第1二股部材と直交する方向に二股に分かれて広がり、かつ、二股に分かれた切欠きの開口部が前記第1方向に向く第2二股部材と、で構成され、
前記第2係合部は、
前記一方の対向面に設けられ、該対向面に沿って設けられる貫通孔と、
他方の対向面に設けられ、前記貫通孔と直交する方向から該貫通孔に侵入して係合する突起付き弾性体と、で構成されている、
電子機器。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
前記電子機器が、プリンタ部と計量部とを備えた電子秤であって、
前記プリンタ部は、前記本体内に格納され、
前記計量部は、前記本体の外表面に着脱可能に取り付けられ、
前記外装カバーは、前記計量部が前記本体から取り外された跡の露出する前記外表面に装着される、
請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記本体の外表面には、前記計量部を支える4本の支柱が設けられ、
前記4本の支柱の内、3本の支柱は、前記計量部を固定する支柱であり、残る1本の支柱は、前記計量部の底面から離れるように、前記3本の支柱よりも低く形成されている、電子機器。
【請求項4】
前記残る1本の支柱は、前記計量部に衝撃荷重が掛った場合の限界止めとして形成されている、請求項3に記載の電子機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えばプリンタ付き対面式電子秤等の電子機器の外装カバーに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
プリンタ付き電子秤には、例えば、下記特許文献に示すように、プリンタと表示部とを備えた電子秤に、計量信号を出力する計量部が分離可能に設けられるタイプがある。このタイプの計量部を本体から分離させて使用するときは、計量部が取り付けられていた電子秤の上面に外装カバーが被せられる。
【0003】
この外装カバーを電子秤の本体にネジ止めにすると、ネジの頭が露出するため、見栄えが悪くなるだけでなく、ネジの頭に埃等が貯まり易くなる。特に、この種の電子秤は、精肉点や惣菜店のショーケース上で使用される場合が多いため、電子秤の上面の外装カバーが、汚れていたり、ネジの頭の溝に食品の残渣が貯まっていたりすると、それだけで不衛生な印象を与えてしまう。
【0004】
一方、ネジを使わずにカバーを本体に装着する機構としては、例えばプラモデルの組み立てや、清掃を必要とするエアコンディショナーのカバーの装着等に見られるように、所謂スナップフィットによる結合が多い。しかし、このスナップフィットによる結合は、一方向からの着脱であるため、外れやすいという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2013-88340号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
また、計量皿に代えて取り付けた外装カバーが簡単に外れてしまうと、本体内の電子機器に通じる開口部が露出するため、好ましくない。本発明は、こうした問題に鑑み、ネジを使わずに、外装カバーを本体の外表面に簡単に装着でき、しかも、簡単には外れない構造の電子機器を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明に係る電子機器は、
本体と、
前記本体の外表面に被せる外装カバーと、を備え、
前記外表面と前記外装カバーのそれぞれの対向面には、前記対向面に沿った第1方向から係合する第1係合部と、前記対向面に直交し、かつ、前記第1方向とも直交する方向から係合する第2係合部とが設けられ、
前記第1係合部は、一方の対向面に設けられ、該対向面に沿う方向に二股に分かれて広がり、かつ、二股に分かれた切欠きの開口部が前記第1方向とは逆方向に向く第1二股部材と、
他方の対向面に設けられ、前記第1二股部材と直交する方向に二股に分かれて広がり、かつ、二股に分かれた切欠きの開口部が前記第1方向に向く第2二股部材とで構成され、
前記第2係合部は、
前記一方の対向面に設けられ、該対向面に沿って設けられる貫通孔と、
他方の対向面に設けられ、前記貫通孔と直交する方向から該貫通孔に侵入して係合する突起付き弾性体と、で構成されている。
【0008】
そして、外装カバーを本体の外表面に装着するときは、外装カバーを本体の外表面に被せるときに、第1係合部の第1二股部材と第2二股部材とが互いに向き合い、かつ、第1方向において、互いの切欠きの開口部を対向させた状態から、互いに切欠きが噛み合うように、外装カバーを外表面に沿って第1方向に移動させる。すると、互いに直交する方向で向き合った第1二股部材と第2二股部材とが、互いの切欠きで他方の切欠きを挟むように係合する。これにより、外装カバーの第1係合部のある側が、本体の外表面に対し、不動に拘束される。このとき、第2係合部の一方の対向面に取り付けられて、第1方向と直交する方向に伸びる突起付き弾性体が、他方の対向面の貫通孔に同軸上で対向する。
【0009】
続いて、外装カバーの第2係合部側を本体側に押せば、第2係合部の突起付き弾性体が弾性変形しながら、他方の貫通孔に挿入される。挿入されると、変形しながら貫通孔を通過した弾性体は、元の姿勢に戻るため、弾性体に設けた突起が貫通孔の周縁部に引っ掛かって、抜け止めとなる。
これにより、外装カバーの第2係合部側も、本体に対し不動に拘束されるため、本体の外表面と外装カバーとを一体化することができる。
【0010】
前記電子機器は、プリンタ部と計量部とを備えた電子秤であって、前記プリンタ部は、前記本体内に格納され、前記計量部は、前記本体の外表面に着脱可能に取り付けられ、前記外装カバーは、前記計量部が前記本体から取り外された跡の、露出する前記外表面に装着される。
(【0011】以降は省略されています)

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