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公開番号2024041271
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-27
出願番号2022145985
出願日2022-09-14
発明の名称光モジュール
出願人住友電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G02B 6/12 20060101AFI20240319BHJP(光学)
要約【課題】光素子をより確実に保護して光素子の信頼性を高めることができる光モジュールを提供する。
【解決手段】一実施形態に係る光モジュールは、第1面と、第1面と反対の第2面と、第1面と第2面との間を貫通するビアと、を有するガラス製の基板と、第1面に実装され、光信号の入出力を行う光素子と、第2面に実装され、光素子の温度を調整するための温調素子と、第1面に接続され、光素子を気密封止する第1リッドと、を備える。ビアは、光素子および温調素子に熱的に接続されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1面と、前記第1面と反対の第2面と、前記第1面と前記第2面との間を貫通するビアと、を有するガラス製の基板と、
前記第1面に実装され、光信号の入出力を行う光素子と、
前記第2面に実装され、前記光素子の温度を調整するための温調素子と、
前記第1面に接続され、前記光素子を気密封止する第1リッドと、
を備え、
前記ビアは、前記光素子および前記温調素子に熱的に接続されている、
光モジュール。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記ビアは、前記基板の熱伝導率より大きい熱伝導率を有する、
請求項1に記載の光モジュール。
【請求項3】
前記第1面は、表面実装用の端子を備える、
請求項1または請求項2に記載の光モジュール。
【請求項4】
前記第2面に接続され、前記第2面と反対に放熱部材を有する第2リッドをさらに備え、
前記第2リッドは、前記温調素子を気密封止し、
前記温調素子は、前記放熱部材に熱的に接続されている、
請求項1または請求項2に記載の光モジュール。
【請求項5】
前記第1リッドの内部の容積は、前記第2リッドの内部の容積よりも小さい、
請求項4に記載の光モジュール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、光モジュールに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、光モジュールが記載されている。光モジュールは、内部空間を有する筐体と、筐体の内部空間に収容される光部品と、筐体の内部空間を封止する蓋とを備える。筐体は、その開口が蓋で閉塞されることによって気密封止される。光部品は、光源と、光送信回路と、光受信回路と、高速LSI(Large-Scale Integration)と、ヒートシンクブロックと、ペルチェ素子とを含む。ヒートシンクブロックは、高速LSIを冷却する冷却部品である。ペルチェ素子は、光源、光送信回路、および光受信回路を冷却する冷却部品である。ペルチェ素子は、光送信回路および光受信回路と共に筐体の内部において気密封止されている。
【0003】
特許文献2には、光部品が記載されている。光部品は、筐体と、筐体に形成された配線と、筐体の内部に配置された光回路素子と、光回路素子を搭載するマウントと、配線基板と、蓋とを有する。光部品は、外部の配線基板にフリップチップ実装されている。光回路素子は、光導波路で形成された光回路を有する。光回路のうち、光電気変換と電気光変換を担う部分は、ボンディングワイヤ等の接続手段によって配線に接続されている。筐体は、蓋によって密封されるので、筐体の内部への水分等の侵入が防止される。マウントに代えて温度制御素子が配置される場合があり、この場合、温度制御素子は光回路と共に密封される。
【0004】
非特許文献1には、BGA(Ball Grid Array)基板と、BGA基板に搭載されたチップと、チップに搭載されたTEC(Thermo Electric Cooler)と、チップおよびTECを収容する筐体とを備える。チップの上面(回路面)は、BGA基板上にフリップチップ実装されている。チップの下面(基板面)は、TECを介してIHS(Integrated Heat Spreader)に接続されている。チップは、BGA基板およびTECによって上下から押さえられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-173875号公報
特開2020-086389号公報
米国特許出願公開第2021/0389532号明細書
米国特許第6320257号明細書
米国特許第6502999号明細書
【非特許文献】
【0006】
“A thermoelectric cooler integrated with IHS on a FC-PBGA package”,Chih-Kuang Yu, Chun-Kai Liu, Ming-Ji Dai, Sheng-Liang Kuo, and Chung-Yen Hsu,2007 26th International Conference on Thermoelectrics.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、光素子は、その信頼性を向上させるために、より確実に保護することが求められうる。例えば、光素子は、気密封止されている状態において、温度変化による応力の影響を受ける場合がある。よって、気密封止される光素子を応力の影響等からより確実に保護できることが求められうる。
【0008】
本開示は、光素子をより確実に保護して光素子の信頼性を高めることができる光モジュールを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示に係る光モジュールは、第1面と、第1面と反対の第2面と、第1面と第2面との間を貫通するビアと、を有するガラス製の基板と、第1面に実装され、光信号の入出力を行う光素子と、第2面に実装され、光素子の温度を調整するための温調素子と、第1面に接続され、光素子を気密封止する第1リッドと、を備える。ビアは、光素子および温調素子に熱的に接続されている。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、光素子をより確実に保護して光素子の信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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