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公開番号2024040952
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-26
出願番号2022145627
出願日2022-09-13
発明の名称レンズユニット、撮像装置、及び移動体
出願人京セラ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G02B 7/02 20210101AFI20240318BHJP(光学)
要約【課題】レンズの回転による変位量を低減する。
【解決手段】レンズユニットはレンズと鏡筒15とシート部材16と保持部材とを有する。鏡筒15はレンズの光軸周りの外形より大きい開口を有する。鏡筒15は開口にレンズを収容する。シート部材16は鏡筒15においてレンズより開口側に位置する。シート部材16は第1の掛合部21を有する。第1の掛合部21は鏡筒15の一部に掛合することにより円環の中心軸に対する周方向の回転を抑制する。保持部材は鏡筒15の開口に取付けられることによりシート部材16を介してレンズを光軸方向に保持する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
レンズと、
前記レンズの光軸周りの外形より大きい開口を有し、該開口に前記レンズを収容する鏡筒と、
円環状であり、前記鏡筒において前記レンズより前記開口側に位置し、前記鏡筒の一部に掛合することにより円環の中心軸に対する周方向の回転を抑制する少なくとも1つの第1の掛合部を有するシート部材と、
前記鏡筒の前記開口に取付けられることにより、前記シート部材を介して前記レンズを光軸方向に保持する保持部材と、を備える
レンズユニット。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載のレンズユニットにおいて、
前記第1の掛合部は、前記シート部材の平面内に位置する
レンズユニット。
【請求項3】
請求項1に記載のレンズユニットにおいて、
前記鏡筒は、前記第1の掛合部に掛合する少なくとも一つの第2の掛合部を有する
レンズユニット。
【請求項4】
請求項3に記載のレンズユニットにおいて、
前記第2の掛合部は、前記鏡筒の軸方向に沿った前記シート部材が設けられる位置において、前記鏡筒の軸の周方向における任意の位置に形成される孔を画定する壁面であり、
前記第1の掛合部は、前記壁面に、前記シート部材における円環の中心軸の周方向から当接する突出片である
レンズユニット。
【請求項5】
請求項4に記載のレンズユニットにおいて、
前記鏡筒は、複数の第2の掛合部を有し、
前記シート部材は、複数の第1の掛合部を有し、
前記複数の第1の掛合部は、前記鏡筒の周方向における該複数の第2の掛合部の間の部分を挟むように当接する
レンズユニット。
【請求項6】
請求項3に記載のレンズユニットにおいて、
前記第2の掛合部は、前記鏡筒を開口側の端面に位置する窪の内周壁面であり、
前記鏡筒の軸方向から見た前記内周壁面の中心から該内周壁面までの距離が、該鏡筒の軸を中心とする周方向において変化し、
前記第1の掛合部は、前記内周壁面の少なくとも一部に当接する
レンズユニット。
【請求項7】
請求項6に記載のレンズユニットにおいて、
前記第2の掛合部である前記内周壁面は、前記鏡筒の軸方向から見て、略多角形状であり、
前記第1の掛合部は、前記鏡筒の軸方向から見た前記第2の掛合部の略多角形の各辺に当接する突出片である
レンズユニット。
【請求項8】
請求項3に記載のレンズユニットにおいて、
前記第2の掛合部は、前記鏡筒の軸方向に沿って前記開口側に突出する棒状体であり、
前記第1の掛合部は、前記第2の掛合部の側面に、前記シート部材における円環の中心軸の周方向から当接する
レンズユニット。
【請求項9】
請求項8に記載のレンズユニットにおいて、
前記第1の掛合部は、かぎ爪状の突出片、前記シート部材を円環の中心軸に沿った方向に貫通する貫通孔、及び前記シート部材の外縁から円環の中心軸に凹む凹部の少なくともいずれかを含む
レンズユニット。
【請求項10】
請求項1から9のいずれか1項に記載のレンズユニットにおいて、
前記少なくとも1つの第1の掛合部は、複数の第1の掛合部を含む
レンズユニット。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、レンズユニット、撮像装置、及び移動体に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
撮像装置等では、鏡筒にレンズを収容したレンズユニットが用いられている。レンズユニットでは、鏡筒内に収容したレンズを固定するために、鏡筒と螺合するリテーナを用いることが提案されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-6414号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
リテーナを用いたレンズの固定に際してレンズがリテーナとともに回転することにより、光軸にずれが生じる可能性がある。
【0005】
かかる点に鑑みてなされた本開示の目的は、鏡筒に螺合するリテーナのような保持部材による固定時のレンズの回転による変位量を低減することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した諸課題を解決すべく、第1の観点によるレンズユニットは、
レンズと、
前記レンズの光軸周りの外形より大きい開口を有し、該開口に前記レンズを収容する鏡筒と、
円環状であり、前記鏡筒において前記レンズより前記開口側に位置し、前記鏡筒の一部に掛合することにより円環の中心軸に対する周方向の回転を抑制する少なくとも1つの第1の掛合部を有するシート部材と、
前記鏡筒の前記開口に取付けられることにより、前記シート部材を介して前記レンズを光軸方向に保持する保持部材と、を備える。
【0007】
また、第2の観点による撮像装置は、
レンズと、前記レンズの光軸周りの外形より大きい開口を有し、該開口に前記レンズを収容する鏡筒と、円環状であり、前記鏡筒において前記レンズより前記開口側に位置し、前記鏡筒の一部に掛合することにより円環の中心軸に対する周方向の回転を抑制する少なくとも1つの第1の掛合部を有するシート部材と、前記鏡筒の前記開口に取付けられることにより、前記シート部材を介して前記レンズを光軸方向に保持する保持部材と、を有するレンズユニットと、
前記レンズの光軸方向における前記開口とは反対側に位置する撮像素子と、を備える
【0008】
また、第3の観点による移動体は、
レンズと、前記レンズの光軸周りの外形より大きい開口を有し、該開口に前記レンズを収容する鏡筒と、円環状であり、前記鏡筒において前記レンズより前記開口側に位置し、前記鏡筒の一部に掛合することにより円環の中心軸に対する周方向の回転を抑制する少なくとも1つの第1の掛合部を有するシート部材と、前記鏡筒の前記開口に取付けられることにより、前記シート部材を介して前記レンズを光軸方向に保持する保持部材と、を含むレンズユニットと、前記レンズの光軸方向における前記開口とは反対側に位置する撮像素子と、を有する撮像装置を備える。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、レンズの回転による変位量が低減する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1の実施形態に係るレンズユニットを有する撮像装置を備えた移動体の側面図である。
図1のレンズユニットの光軸に沿った断面図である。
図2の鏡筒の開口側の拡大図である。
保持部材を外した状態で図2のレンズユニットを開口側から見た外観図である。
保持部材を外した状態で図2の変形例のレンズユニットを開口側から見た外観図である。
保持部材を外した状態で図2の別の変形例のレンズユニットを開口側から見た外観図である。
保持部材を外した状態で図2の更に別の変形例のレンズユニットを開口側から見た外観図である。
保持部材を外した状態で第2の実施形態に係るレンズユニットを開口側から見た外観図である。
保持部材を外した状態で第3の実施形態に係るレンズユニットを開口側から見た外観図である。
保持部材を外した状態で図9の変形例のレンズユニットを開口側から見た外観図である。
保持部材を外した状態で図9の別の変形例のレンズユニットを開口側から見た外観図である。
第4の実施形態のレンズユニットの光軸に沿った断面図である。
保持部材を外した状態で図12のレンズユニットを開口側から見た外観図である。
図12における第1の掛合部近傍の拡大図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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