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公開番号2024039623
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-22
出願番号2023140770
出願日2023-08-31
発明の名称インクジェット記録方法
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類B41M 5/00 20060101AFI20240314BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】布帛に対し、白隠蔽性・耐擦過性が高く画像部のべたつきが少ない記録物を形成することが出来るインクジェット記録方法を提供すること。
【解決手段】下記工程1~4を含むインクジェット記録方法。
工程1:布帛に前処理液を付与する工程
工程2:工程1で得られた前処理液の付与領域の上に、インクジェット方式で、かつ、WOW方式により第1の白色インクを付与して画像を形成する工程
工程3:工程2で形成された画像の上に、インクジェット方式で、かつ、WOW方式により第2の白色インクを付与する工程
工程4:工程3で得られた画像の上に、インクジェット方式で、かつ、WOW方式によりカラーインクを付与する工程
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
下記工程1~4を含むインクジェット記録方法。
工程1:布帛に前処理液を付与する工程
工程2:工程1で得られた前処理液の付与領域の上に、インクジェット方式で、かつ、WOW方式により第1の白色インクを付与して画像を形成する工程
工程3:工程2で形成された画像の上に、インクジェット方式で、かつ、WOW方式により第2の白色インクを付与する工程
工程4:工程3で得られた画像の上に、インクジェット方式で、かつ、WOW方式によりカラーインクを付与する工程
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記前処理液の付与量が5mg/cm

以上40mg/cm

以下であり、前記前処理液の単位面積当たりの付与量の前記第1の白色インクの付与量に対する比率(前処理液/第1の白色インク)が1.0以上7.5未満である、請求項1に記載のインクジェット記録方法。
【請求項3】
前記前処理液のpHが6.5未満である、請求項1に記載のインクジェット記録方法。
【請求項4】
前記工程2における第1の白色インクの単位面積当たりの付与量に対する前記工程3における第2の白色インクの単位面積当たりの付与量の比率(第2の白色インク/第1の白色インク)が0.5以上1.0以下である請求項1乃至3の何れか1項に記載のインクジェット記録方法。
【請求項5】
前記第1の白色インクが、カルボジイミド基又はオキサゾリン基を有するポリマーを1質量%以上6質量%以下含有する、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のインクジェット記録方法。
【請求項6】
前記第2の白色インクが、カルボキシ基を有する樹脂を含有する、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のインクジェット記録方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、インクジェット記録方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
インクジェット記録方式は、微細なノズルよりインクを液滴として吐出し、記録部材上に付着させ、文字や画像を形成する記録方法である。布帛を記録部材として用いたインクジェット捺染法が、近年広く用いられてきている。インクジェットプリンターに使用されるインクとしては、顔料インクと染料インクがあるが、顔料インクを使用したインクジェット捺染では染料インクによる捺染の際に必要な着色後の水洗いが不要であり、排水が出ないため記録方法として優れている。
【0003】
布帛に白色インクを付着させる際にインクが裏抜けすることに起因する白色度の低下が見られるという問題点が存在する。
【0004】
特許文献1では吸水率の高い段ボール原紙上に優れた画像品質を実現できる印刷方法が提案されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の印刷方法は、被印刷物が段ボール原紙等に適用した場合には優れた効果を示す。しかしながら、被印刷物がポリエステルを含む布帛である場合には、白色インクが裏抜けしてしまうため、優れた画像品質を得るのが困難であった。
また、被印刷物がポリエステルを含む布帛である場合には、白色インク層の密着性が低いため、耐擦過性が低く布帛からインク層が脱離してしまうという問題がある。
【0006】
本発明は布帛、特に濃色の布帛に対し、白隠蔽性・耐擦過性が高く画像部のべたつきが少ない記録物(捺染物)を形成することが出来るインクジェット記録方法を提供することを目的とする。
【0007】
すなわち、本発明は下記の通りである。
下記工程1~4を含むインクジェット記録方法。
工程1:布帛に前処理液を付与する工程
工程2:工程1で得られた前処理液の付与領域の上に、インクジェット方式で、かつ、WOW方式により第1の白色インクを付与して画像を形成する工程
工程3:工程2で形成された画像の上に、インクジェット方式で、かつ、WOW方式により第2の白色インクを付与する工程
工程4:工程3で得られた画像の上に、インクジェット方式で、かつ、WOW方式によりカラーインクを付与する工程
【0008】
本発明のインクジェット記録方法によれば、布帛に対し、白隠蔽性・耐擦過性が高く画像部のべたつきが少ない記録物を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明のインクジェット記録方法を実施するための記録装置の一例を示す斜視図である。
図2は、本発明のインクジェット記録方法に用いるインクを収容するメインタンクの斜視図である。
図3は、本発明のインクジェット記録方法を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではなく、その要旨の範囲内で種々変形して実施することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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