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公開番号2024067294
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-17
出願番号2022177253
出願日2022-11-04
発明の名称結像レンズ、交換レンズ、撮像装置及び情報処理装置
出願人株式会社リコー
代理人インフォート弁理士法人,個人
主分類G02B 13/00 20060101AFI20240510BHJP(光学)
要約【課題】小型化/広角化を図ることができる結像レンズ、交換レンズ、撮像装置及び情報処理装置を提供する。
【解決手段】負の第1レンズ群と、正の第2レンズ群と、開口絞りと、正の第3レンズ群と、第4レンズ群とから構成されている。第4レンズ群の屈折力が全レンズ群中で最も弱い。第1レンズ群は、像側に凹面を向けた負レンズから構成されている。第4レンズ群は、単レンズ又は接合レンズから構成され、最も物体側の面が物体側に凹面を向けており、最も像側の面が像側に凸面を向けている。第2レンズ群の最も像側の面と第3レンズ群の最も物体側の面の間に、開口絞りを含む物体側に凸面を向けたメニスカス形状の空気レンズが形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
物体側から像側へ向かって順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、開口絞りと、正の屈折力を有する第3レンズ群と、第4レンズ群とから構成されており、
第4レンズ群の屈折力が全レンズ群中で最も弱く、
第1レンズ群は、像側に凹面を向けた負レンズから構成されており、
第2レンズ群は、物体側から像側へ向かって順に、物体側に凹面を向けた負レンズと、全体として正の屈折力を有する接合レンズとから構成されており、
第3レンズ群は、最も物体側に両凸正レンズを有し、最も像側に物体側に凹面を向けた負レンズを有して構成されており、
第4レンズ群は、単レンズ又は接合レンズから構成され、最も物体側の面が物体側に凹面を向けており、最も像側の面が像側に凸面を向けており、
第2レンズ群の最も像側の面と第3レンズ群の最も物体側の面の間に、開口絞りを含む物体側に凸面を向けたメニスカス形状の空気レンズが形成されている、
ことを特徴とする結像レンズ。
続きを表示(約 2,700 文字)【請求項2】
物体側から像側へ向かって順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、開口絞りと、正の屈折力を有する第3レンズ群と、第4レンズ群とから構成されており、
第4レンズ群の屈折力が全レンズ群中で最も弱く、
第1レンズ群は、像側に凹面を向けた負レンズから構成されており、
第2レンズ群は、物体側から像側へ向かって順に、物体側に凹面を向けた負レンズと、全体として正の屈折力を有する接合レンズとから構成されており、
第3レンズ群は、最も像側に位置する負レンズと像側から2番目に位置する正レンズの接合レンズを有するとともに、それよりも物体側に位置する正レンズを有しており、
第4レンズ群は、単レンズ又は接合レンズから構成され、最も物体側の面が物体側に凹面を向けており、最も像側の面が像側に凸面を向けており、
第2レンズ群の最も像側の面と第3レンズ群の最も物体側の面の間に、開口絞りを含む物体側に凸面を向けたメニスカス形状の空気レンズが形成されている、
ことを特徴とする結像レンズ。
【請求項3】
物体側から像側へ向かって順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、開口絞りと、正の屈折力を有する第3レンズ群と、第4レンズ群とから構成されており、
第4レンズ群の屈折力が全レンズ群中で最も弱く、
第1レンズ群は、像側に凹面を向けた負レンズから構成されており、
第2レンズ群は、物体側から像側へ向かって順に、物体側に凹面を向けた負レンズと、全体として正の屈折力を有する接合レンズとから構成されており、
第3レンズ群は、最も像側に位置する負レンズと像側から2番目に位置する正レンズの接合レンズを有するとともに、3つ以下の要素から構成されており、
第4レンズ群は、単レンズ又は接合レンズから構成され、最も物体側の面が物体側に凹面を向けており、最も像側の面が像側に凸面を向けており、
第2レンズ群の最も像側の面と第3レンズ群の最も物体側の面の間に、開口絞りを含む物体側に凸面を向けたメニスカス形状の空気レンズが形成されている、
ことを特徴とする結像レンズ。
【請求項4】
物体側から像側へ向かって順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、開口絞りと、正の屈折力を有する第3レンズ群と、第4レンズ群とから構成されており、
第4レンズ群の屈折力が全レンズ群中で最も弱く、
第1レンズ群は、像側に凹面を向けた負レンズから構成されており、
第2レンズ群は、物体側から像側へ向かって順に、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズと、正レンズ又は全体として正の屈折力を有する接合レンズとから構成されており、
第3レンズ群は、最も像側に位置する負レンズと像側から2番目に位置する正レンズの接合レンズを有するとともに、3つ以下の要素から構成されており、
第4レンズ群は、単レンズ又は接合レンズから構成され、最も物体側の面が物体側に凹面を向けており、最も像側の面が像側に凸面を向けており、
第2レンズ群の最も像側の面と第3レンズ群の最も物体側の面の間に、開口絞りを含む物体側に凸面を向けたメニスカス形状の空気レンズが形成されている、
ことを特徴とする結像レンズ。
【請求項5】
物体側から像側へ向かって順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、開口絞りと、正の屈折力を有する第3レンズ群と、第4レンズ群とから構成されており、
第4レンズ群の屈折力が全レンズ群中で最も弱く、
第1レンズ群は、像側に凹面を向けた負レンズから構成されており、
第2レンズ群は、物体側から像側へ向かって順に、物体側に凹面を向けた負レンズと、全体として正の屈折力を有するとともに物体側から順に位置する正レンズと負レンズの接合レンズとから構成されており、
第3レンズ群は、最も物体側に正レンズを有し、それより像側に物体側に凹面を向けた負レンズを有して構成されており、
第4レンズ群は、単レンズ又は接合レンズから構成され、最も物体側の面が物体側に凹面を向けており、最も像側の面が像側に凸面を向けており、
第2レンズ群の最も像側の面と第3レンズ群の最も物体側の面の間に、開口絞りを含む物体側に凸面を向けたメニスカス形状の空気レンズが形成されている、
ことを特徴とする結像レンズ。
【請求項6】
次の条件式(1)を満足する、
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の結像レンズ。
(1)0<(r1s+r2s)/(r1s-r2s)<10
但し、
r1s:開口絞りの物体側に隣り合うレンズ面の曲率半径、
r2s:開口絞りの像側に隣り合うレンズ面の曲率半径。
【請求項7】
次の条件式(2)を満足する、
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の結像レンズ。
(2)0.5<L1h/Sh<1.1
但し、
L1h:最も物体側のレンズの物体側の面における軸上マージナル光線の光軸からの高さ、
Sh:開口絞りにおける軸上マージナル光線の光軸からの高さ。
【請求項8】
次の条件式(3)を満足する、
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の結像レンズ。
(3)-6<r2F/f<-0.5
但し、
r2F:第2レンズ群の最も物体側の面の曲率半径、
f:無限遠物体合焦時における全系の焦点距離。
【請求項9】
次の条件式(4)を満足する、
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の結像レンズ。
(4)0.5<r3R/f<10
但し、
r3R:第3レンズ群の最も像側の面の曲率半径、
f:無限遠物体合焦時における全系の焦点距離。
【請求項10】
次の条件式(5)を満足する、
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の結像レンズ。
(5)-0.4<f1/f4<0.4
但し、
f1:第1レンズ群の焦点距離、
f4:第4レンズ群の焦点距離。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、結像レンズ、交換レンズ、撮像装置及び情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、物体側から順に、正の屈折率を有する第1レンズ群、開口絞り、正の屈折力を有する第2レンズ群、負の屈折力を有する第3レンズ群から構成された結像光学系が記載されている。
【0003】
特許文献2には、開口絞りに対して、物体側に前レンズ群を配し、かつ像側に後レンズ群を配するとともに、Fナンバーを2.2以下に設定したレンズ全系を備える撮像光学系が記載されている。
【0004】
特許文献3には、物体側から像側へ向かって順に、負の屈折力を有する第1レンズ群、正の屈折力を有する第2レンズ群、開口絞り、正の屈折力を有する第3レンズ群、第4レンズ群を配して構成された結像レンズが記載されている。
【0005】
特許文献4には、物体側から順に、負の第1レンズと、負の第2レンズと、正の第3レンズと、正の第4レンズと、負の第5レンズと、正の第6レンズとの実質的に6枚のレンズからなる撮像レンズが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2022-67328号公報
特開2021-43376号公報
特許第5895718号公報
特許第5847829号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、本発明者の鋭意研究によると、特許文献1-4は、いずれも、小型化/広角化の観点から改善の余地がある。
【0008】
本発明は、以上の問題意識に基づいて完成されたものであり、小型化/広角化を図ることができる結像レンズ、交換レンズ、撮像装置及び情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本実施形態の結像レンズは、第1の態様では、物体側から像側へ向かって順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、開口絞りと、正の屈折力を有する第3レンズ群と、第4レンズ群とから構成されており、第4レンズ群の屈折力が全レンズ群中で最も弱く、第1レンズ群は、像側に凹面を向けた負レンズから構成されており、第2レンズ群は、物体側から像側へ向かって順に、物体側に凹面を向けた負レンズと、全体として正の屈折力を有する接合レンズとから構成されており、第3レンズ群は、最も物体側に両凸正レンズを有し、最も像側に物体側に凹面を向けた負レンズを有して構成されており、第4レンズ群は、単レンズ又は接合レンズから構成され、最も物体側の面が物体側に凹面を向けており、最も像側の面が像側に凸面を向けており、第2レンズ群の最も像側の面と第3レンズ群の最も物体側の面の間に、開口絞りを含む物体側に凸面を向けたメニスカス形状の空気レンズが形成されている、ことを特徴とする。
【0010】
本実施形態の結像レンズは、第2の態様では、物体側から像側へ向かって順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、開口絞りと、正の屈折力を有する第3レンズ群と、第4レンズ群とから構成されており、第4レンズ群の屈折力が全レンズ群中で最も弱く、第1レンズ群は、像側に凹面を向けた負レンズから構成されており、第2レンズ群は、物体側から像側へ向かって順に、物体側に凹面を向けた負レンズと、全体として正の屈折力を有する接合レンズとから構成されており、第3レンズ群は、最も像側に位置する負レンズと像側から2番目に位置する正レンズの接合レンズを有するとともに、それよりも物体側に位置する正レンズを有しており、第4レンズ群は、単レンズ又は接合レンズから構成され、最も物体側の面が物体側に凹面を向けており、最も像側の面が像側に凸面を向けており、第2レンズ群の最も像側の面と第3レンズ群の最も物体側の面の間に、開口絞りを含む物体側に凸面を向けたメニスカス形状の空気レンズが形成されている、ことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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