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公開番号2024039146
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-22
出願番号2022143481
出願日2022-09-09
発明の名称光学装置および画像読取装置
出願人富士フイルムビジネスイノベーション株式会社
代理人個人,個人
主分類G02B 5/00 20060101AFI20240314BHJP(光学)
要約【課題】導光部からの光を遮らないで検出部に受け付けさせる構成と比較して、良好な検出画像を得る。
【解決手段】予め定められている位置P、P2~P5に導く光を出射口72bから発する導光部72と、予め定められている位置P、P2~P5で反射した光を受け付ける検出部73aと、予め定められている位置P、P2~P5及び導光部72を含む断面において、予め定められている位置P、P2~P5と予め定められている位置P、P2~P5から光軸J方向に遠い出射口72bの端部72cとを互いに結ぶ仮想線VLよりも検出部73a側に位置する遮光部76aを含む遮光手段76と、を備える光学装置1である。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
予め定められている位置に導く光を出射口から発する導光部と、
前記予め定められている位置で反射した光を受け付ける検出部と、
前記予め定められている位置及び前記導光部を含む断面において、当該予め定められている位置と当該予め定められている位置から光軸方向に遠い前記出射口の端部とを互いに結ぶ仮想線よりも前記検出部側に位置する遮光部を含む遮光手段と、
を備える光学装置。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記遮光手段は、前記予め定められている位置で反射し前記検出部に向かう光を通す一方で当該予め定められている位置以外の他の位置で反射し当該検出部に向かう光の進入を妨げるための縁部を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
【請求項3】
前記縁部は、前記遮光部と一体で形成されている、ことを特徴とする請求項2に記載の光学装置。
【請求項4】
前記縁部と前記遮光部とが一体で形成された部材に、前記予め定められている位置で反射した光が入射するレンズが搭載されている、ことを特徴とする請求項3に記載の光学装置。
【請求項5】
前記縁部と前記遮光部とが一体で形成された部材は、前記予め定められている位置で反射した光が入射するレンズを搭載するための凹部が形成されている、ことを特徴とする請求項3に記載の光学装置。
【請求項6】
前記縁部及び前記遮光部は、透明部材の表面に形成されたものである、ことを特徴とする請求項3に記載の光学装置。
【請求項7】
前記縁部は、前記検出部側に向く内面を有する、ことを特徴とする請求項2に記載の光学装置。
【請求項8】
前記遮光部は、透明部材の隣り合う2つの面に形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
【請求項9】
前記隣り合う2つの面がなす角度は鈍角である、ことを特徴とする請求項8に記載の光学装置。
【請求項10】
画像読取り位置に導く光を出射口から発する導光部と、
前記画像読取り位置で反射した光を受け付ける検出部と、
前記画像読取り位置及び前記導光部を含む断面において、当該画像読取り位置と当該画像読取り位置から光軸方向に遠い前記出射口の端部とを互いに結ぶ仮想線よりも前記検出部側に位置する遮光部を含む遮光手段と、
を備える画像読取装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光学装置および画像読取装置に関するものである。
続きを表示(約 3,800 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、複数のレンズが列状に並び、かつ光入射用の複数の第1のレンズ面および光出射用の複数の第2のレンズ面を有する少なくとも1つのレンズアレイと、各レンズの軸長方向に貫通した複数の貫通孔を有しており、かつこれら複数の貫通孔が各第1のレンズ面の正面に位置するようにしてレンズアレイの正面を覆う第1の遮光マスクと、を備えているレンズアレイユニットであって、各レンズの軸長方向に貫通した複数の貫通孔を有しており、かつこれら複数の貫通孔が各第2のレンズ面の背後に位置するようにレンズアレイの背後に配された第2の遮光マスクをさらに備えるレンズアレイユニットを具備する光学装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-302504号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、導光部から導かれた光が予め定められている位置で反射した反射光を検出部が受け付ける場合に、導光部からの光の一部を遮ることで反射光による良好な画像を得ることが可能になる。
本発明の目的は、導光部からの光を遮らないで検出部に受け付けさせる構成と比較して、良好な検出画像を得ることにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1に記載の発明は、予め定められている位置に導く光を出射口から発する導光部と、前記予め定められている位置で反射した光を受け付ける検出部と、前記予め定められている位置及び前記導光部を含む断面において、当該予め定められている位置と当該予め定められている位置から光軸方向に遠い前記出射口の端部とを互いに結ぶ仮想線よりも前記検出部側に位置する遮光部を含む遮光手段と、を備える光学装置である。
請求項2に記載の発明は、前記遮光手段は、前記予め定められている位置で反射し前記検出部に向かう光を通す一方で当該予め定められている位置以外の他の位置で反射し当該検出部に向かう光の進入を妨げるための縁部を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の光学装置である。
請求項3に記載の発明は、前記縁部は、前記遮光部と一体で形成されている、ことを特徴とする請求項2に記載の光学装置である。
請求項4に記載の発明は、前記縁部と前記遮光部とが一体で形成された部材に、前記予め定められている位置で反射した光が入射するレンズが搭載されている、ことを特徴とする請求項3に記載の光学装置である。
請求項5に記載の発明は、前記縁部と前記遮光部とが一体で形成された部材は、前記予め定められている位置で反射した光が入射するレンズを搭載するための凹部が形成されている、ことを特徴とする請求項3に記載の光学装置である。
請求項6に記載の発明は、前記縁部及び前記遮光部は、透明部材の表面に形成されたものである、ことを特徴とする請求項3に記載の光学装置である。
請求項7に記載の発明は、前記縁部は、前記検出部側に向く内面を有する、ことを特徴とする請求項2に記載の光学装置である。
請求項8に記載の発明は、前記遮光部は、透明部材の隣り合う2つの面に形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の光学装置である。
請求項9に記載の発明は、前記隣り合う2つの面がなす角度は鈍角である、ことを特徴とする請求項8に記載の光学装置である。
請求項10に記載の発明は、画像読取り位置に導く光を出射口から発する導光部と、前記画像読取り位置で反射した光を受け付ける検出部と、前記画像読取り位置及び前記導光部を含む断面において、当該画像読取り位置と当該画像読取り位置から光軸方向に遠い前記出射口の端部とを互いに結ぶ仮想線よりも前記検出部側に位置する遮光部を含む遮光手段と、を備える画像読取装置である。
【発明の効果】
【0006】
請求項1の発明によれば、導光部からの光を遮らないで検出部に受け付けさせる構成と比較して、良好な検出画像を得ることができる。
請求項2の発明によれば、縁部を含まない場合と比較して、より良好な検出画像を得ることができる。
請求項3の発明によれば、縁部が遮光部と一体で形成されていない場合と比較して、組立作業性を向上させることができる。
請求項4の発明によれば、縁部と遮光部とが一体で形成された部材にレンズが搭載されない場合と比較して、組立作業性を向上させることができる。
請求項5の発明によれば、縁部と遮光部とが一体で形成された部材に凹部が形成されていない場合と比較して、光軸方向の寸法を抑えることができる。
請求項6の発明によれば、縁部及び遮光部を透明部材の表面に形成したものではない場合と比較して、部品剛性を向上させることができる。
請求項7の発明によれば、縁部が検出部側に向く内面を有しない場合と比較して、より良好な検出画像を得ることができる。
請求項8の発明によれば、遮光部が透明部材の隣り合う2つの面に形成したものではない場合と比較して、より良好な検出画像を得ることができる。
請求項9の発明によれば、隣り合う2つの面がなす角度が鈍角ではない場合と比較して、遮光をより確実に行うことができる。
請求項10の発明によれば、導光部からの光を遮らないで検出部に受け付けさせる構成と比較して、良好な検出画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施の形態が適用される画像形成装置の概略構成図である。
本実施の形態が適用される画像読取装置の概略構成図である。
透明板上にある原稿で反射した反射光が受光基板の受光素子で受光される態様を説明する図である。
第1遮光壁の構成例を説明する図であり、(a)は一例の斜視図であり、(b)は他の例の斜視図である。
第1の実施の形態に係る第2遮光壁を説明する図であり、(a)は、第2遮光壁の構成を説明する図であり、(b)は、第2遮光壁による遮光の結果を説明する図である。
第2の実施の形態に係る第2遮光壁を説明する図であり、(a)は、第2遮光壁の構成を説明する図であり、(b)、(c)及び(d)は、第2遮光壁による遮光の結果を説明する図である。
第3の実施の形態に係る第2遮光壁を説明する図である。
第4の実施の形態に係る第2遮光壁を説明する図であり、(a)は、第2遮光壁の構成を説明する図であり、(b)は、第2遮光壁に第1遮光壁及びマイクロレンズアレイを取り付けた場合を説明する図である。
第5の実施の形態に係る第2遮光壁を説明する図であり、(a)は、第2遮光壁の構成を説明する図であり、(b)は第2遮光壁の平面図である。
第6の実施の形態に係る第2遮光壁を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、以下の説明で参照する図面における各部の大きさや厚さ等は、実際の寸法とは異なっている場合がある。
<画像形成装置100>
図1は、本実施の形態が適用される画像形成装置100の概略構成図である。
図1に示すように、画像形成装置100は、原稿Gの情報を読み取る原稿読取装置1と、原稿読取装置1で読み取った原稿の情報(読取画像)に基づいて画像を記録紙Rに形成する画像形成部2と、画像形成部2に供給する記録紙Rを送り出す給紙部3とを備えている。この画像形成装置100では、画像形成部2と給紙部3とを本体101の内部に収容する一方で、本体101の上方に原稿読取装置1を配置している。本体101は、その上面部に、画像が形成された記録紙Rを排出して収容する排出収容部102を有する。
【0009】
原稿読取装置1は、筐体103を有する。また、原稿読取装置1は、筐体103の上面部に、原稿Gを置く光透過性の原稿台105と、その原稿台105を覆うとともに筐体103に対して開閉操作できる原稿カバー106とを有する。原稿カバー106には、原稿Gを読取位置まで搬送するとともに読み取り後の原稿Gを排出する自動原稿搬送部107と、自動原稿搬送部107により送られる原稿Gを搭載する原稿トレイ108と、自動原稿搬送部107から排出される原稿Gを収容する収容部109とが設けられている。
【0010】
画像形成部2は、例えば電子写真方式にて、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像を形成する像形成ユニット20と、その像形成ユニット20で形成されたトナー像を記録紙Rに転写するまで搬送する中間転写ユニット26と、中間転写ユニット26から記録紙Rに転写したトナー像を定着させる定着ユニット27とを備えている。なお、画像形成部2は、電子写真方式以外に、例えばインクジェット方式にて画像を形成するものを採用してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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