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公開番号2024038542
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-21
出願番号2022142614
出願日2022-09-08
発明の名称撮像光学系とそれを備える撮像装置
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人
主分類G02B 13/00 20060101AFI20240313BHJP(光学)
要約【課題】良好な光学性能が得られる撮像光学系、その撮像光学系を用いる撮像装置を提供することを目的とする。
【解決手段】撮像光学系は、最も物体側から順に、正の第1レンズ群と、開口絞りと、正の第2レンズ群と、負の第3レンズ群と、正の第4レンズ群と、負の第5レンズ群と、からなる。無限遠合焦状態から近接合焦状態へのフォーカス時に、第1レンズ群、第3レンズ群、および第5レンズ群は像面に対して固定されており、第2レンズ群および第4レンズ群が光軸に沿って移動することで、各レンズ群の間隔が変化する。
【選択図】図1A
特許請求の範囲【請求項1】
最も物体側から順に、
正のパワーを有する第1レンズ群と、
開口絞りと、
正のパワーを有する第2レンズ群と、
負のパワーを有する第3レンズ群と、
正のパワーを有する第4レンズ群と、
負のパワーを有する第5レンズ群と、
からなり、
無限遠合焦状態から近接合焦状態へのフォーカス時に、
前記第1レンズ群、前記第3レンズ群、および前記第5レンズ群は像面に対して固定されており、
前記第2レンズ群および前記第4レンズ群が光軸に沿って移動することで、各レンズ群間の間隔が変化する、
撮像光学系。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
下記の条件(1)を満足し、
1.0 < f1/f < 1.5 ・・・(1)
ここで、
f1:前記第1レンズ群の焦点距離、
f :無限遠合焦時の全系の焦点距離、
である、
請求項1に記載の撮像光学系。
【請求項3】
下記の条件(2)を満足し、
0.5 < |f5/f| < 1.0 ・・・(2)
ここで、
f5:前記第5レンズ群の焦点距離、
f :無限遠合焦時の全系の焦点距離、
である、
請求項1に記載の撮像光学系。
【請求項4】
下記の条件(3)を満足し、
1.8 ≦ f2/f4 ≦ 3.4 ・・・(3)
ここで、
f2:前記第2レンズ群の焦点距離、
f4:前記第4レンズ群の焦点距離、
である、
請求項1に記載の撮像光学系。
【請求項5】
下記の条件(4)を満足し、
0.1 < BF/Y < 0.5 ・・・(4)
ここで、
BF:最も像側の負のパワーを有するレンズ面から像面までの光軸上の距離、
Y :無限遠合焦時の最大像高、
である、
請求項1に記載の撮像光学系。
【請求項6】
下記の条件(5)を満足し、
3.0 < TL/Y < 3.8 ・・・(5)
ここで、
TL:無限遠合焦時の光学全長、
Y :無限遠合焦時の最大像高、
である、
請求項1に記載の撮像光学系。
【請求項7】
前記第2レンズ群は、最も物体側から順に、
負のパワーを有するレンズ素子と、
正のパワーを有するレンズ素子と、
を有し、
下記の条件(6)を満足し、
1.8 < nd2Gp ・・・ (6)
ここで、
nd2Gp:前記第2レンズ群の正のパワーを有するレンズ素子の屈折率、
である、
請求項1に記載の撮像光学系。
【請求項8】
前記第4レンズ群は1枚のレンズ素子からなり、
下記の条件(7)を満足し、
62 < νd4G ・・・ (7)
ここで、
νd4G:前記第4レンズ群のレンズ素子のアッベ数、
である、
請求項1に記載の撮像光学系。
【請求項9】
前記第5レンズ群は1枚のレンズ素子からなり、
下記の条件(8)を満足し、
50 < νd5G ・・・ (8)
ここで、
νd5G :前記第5レンズ群のレンズ素子のアッベ数、
である、
請求項1に記載の撮像光学系。
【請求項10】
下記の条件(9)を満足し、
0.4< (1ーβ4×β4)×β4r×β4r < 1.0 ・・・(9)
ここで、
β4 :前記第4レンズ群の無限遠合焦時の横倍率、
β4r:無限遠合焦時における前記第4レンズ群より像側に配置された全てのレンズの合成横倍率、
である、
請求項1に記載の撮像光学系。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、諸収差が良好に補正された撮像光学系とそれを備える撮像装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、物体側より像側へ順に、正のパワーを有する第1レンズ群と、正のパワーを有する第2レンズ群と、負のパワーを有する第3レンズ群と、正のパワーを有する第4レンズ群と、負のパワーを有する第5レンズ群から構成されるインナーフォーカス式撮像レンズを開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-191502号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、ズーム全域での諸収差が良好に補正された撮像光学系とそれを備える撮像装置と、を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示における撮像光学系は、最も物体側から順に、正のパワーを有する第1レンズ群と、開口絞りと、正のパワーを有する第2レンズ群と、負のパワーを有する第3レンズ群と、正のパワーを有する第4レンズ群と、負のパワーを有する第5レンズ群と、からなる。無限遠合焦状態から近接合焦状態へのフォーカス時に、第1レンズ群、第3レンズ群、および第5レンズ群は像面に対して固定されており、第2レンズ群および第4レンズ群が光軸に沿って移動することで、各レンズ群の間隔が変化する。
【0006】
本開示における撮像装置は、物体の光学的な像を電気的な画像信号として出力可能な撮像装置であって、物体の光学的な像を形成する撮像光学系と、撮像光学系により形成された光学的な像を電気的な画像信号に変換する撮像素子と、を備える。そして、撮像光学系は、最も物体側から順に、正のパワーを有する第1レンズ群と、開口絞りと、正のパワーを有する第2レンズ群と、負のパワーを有する第3レンズ群と、正のパワーを有する第4レンズ群と、負のパワーを有する第5レンズ群と、からなる。第1レンズ群、第3レンズ群、および第5レンズ群は像面に対して固定されており、第2レンズ群および第4レンズ群が光軸に沿って移動することで、各レンズ群の間隔が変化する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、諸収差が良好に補正された撮像光学系とそれを備える撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1(数値実施例1)に係る撮像光学系の無限遠物点合焦状態を示すレンズ配置図
数値実施例1に係る撮像光学系の各フォーカス位置おける縦収差図
数値実施例1に係る撮像光学系の無限遠物点合焦状態における、像ぶれ補正を行っていない基本状態及び像ぶれ補正状態での横収差図
実施の形態2(数値実施例2)に係る撮像光学系の無限遠物点合焦状態を示すレンズ配置図
数値実施例2に係る撮像光学系の各フォーカス位置における縦収差図
数値実施例2に係る撮像光学系の無限遠物点合焦状態における、像ぶれ補正を行っていない基本状態及び像ぶれ補正状態での横収差図
実施の形態3(数値実施例3)に係る撮像光学系の無限遠物点合焦状態を示すレンズ配置図
数値実施例3に係る撮像光学系の各フォーカス位置における縦収差図
数値実施例3に係る撮像光学系の無限遠物点合焦状態における、像ぶれ補正を行っていない基本状態及び像ぶれ補正状態での横収差図
実施の形態4(数値実施例4)に係る撮像光学系の無限遠物点合焦状態を示すレンズ配置図
数値実施例4に係る撮像光学系の各フォーカス位置における縦収差図
数値実施例4に係る撮像光学系の無限遠物点合焦状態における、像ぶれ補正を行っていない基本状態及び像ぶれ補正状態での横収差図
実施の形態5(数値実施例5)に係る撮像光学系の無限遠物点合焦状態を示すレンズ配置図
数値実施例5に係る撮像光学系の各フォーカス位置における縦収差図
数値実施例5に係る撮像光学系の無限遠物点合焦状態における、像ぶれ補正を行っていない基本状態及び像ぶれ補正状態での横収差図
実施の形態1に係る撮像装置の概略構成図
実施の形態1に係るカメラシステムの概略構成図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既に良く知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
【0010】
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
(【0011】以降は省略されています)

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