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公開番号2024058375
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022165691
出願日2022-10-14
発明の名称合成光生成装置
出願人セーレンKST株式会社
代理人弁理士法人愛宕綜合特許事務所
主分類G02B 6/12 20060101AFI20240418BHJP(光学)
要約【課題】さらなる小型化を実現すると共に、さらなる小型化に伴う生産性向上により製造コストを低減した合成光生成装置を提供する。
【解決手段】波長の異なる光を出力する複数個のレーザダイオードと、前記波長の異なる光をそれぞれ複数個の入力ポートから入力し光合波器まで導波する複数個の入力光導波路、前記波長の異なる光を合波して多重光とする光合波器、及び少なくとも1個の出力ポートから前記多重光を出力する出力光導波路を含む光合波回路と、を備えた合成光生成装置であって、前記複数の入力ポートの隣接する中心軸間の距離が100~700μmであることを特徴とする合成光生成装置である。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
波長の異なる光を出力する複数個のレーザダイオードと、前記波長の異なる光をそれぞれ複数個の入力ポートから入力し光合波器まで導波する複数個の入力光導波路、前記波長の異なる光を合波して多重光とする光合波器、及び少なくとも1個の出力ポートから前記多重光を出力する出力光導波路を含む光合波回路と、を備えた合成光生成装置であって、
前記複数個の入力ポートの隣接する中心軸間の距離が100~700μmであることを特徴とする合成光生成装置。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記入力光導波路の曲線部分長さが200~3400μmである請求項1に記載の合成光生成装置。
【請求項3】
前記複数個のレーザダイオードの中で、発光波長が最も小さいレーザダイオードに対応する、前記入力光導波路の曲線部分の曲率半径が最も小さくなる請求項1または2に記載の合成光生成装置。
【請求項4】
前記複数個のレーザダイオードの発光波長が小さくなるほど、前記入力光導波路の曲線部分の曲率半径が小さくなる請求項1または2に記載の合成光生成装置。
【請求項5】
前記複数個のレーザダイオードがベース基板上に配設されたそれぞれのサブマウント上に搭載される請求項1または2に記載の合成光生成装置。
【請求項6】
前記複数個のレーザダイオードが搭載されたそれぞれのサブマウント、光合波路回路、及びベース基板を別個に製造した後に組合せた請求項5に記載の合成光生成装置。
【請求項7】
前記複数個のレーザダイオードがベース基板上に配設された1つのサブマウント上に搭載される請求項1または2に記載の合成光生成装置。
【請求項8】
前記複数個のレーザダイオードが搭載された1つのサブマウント、光合波路回路、及びベース基板を別個に製造した後に組合せた請求項7に記載の合成光生成装置。
【請求項9】
前記複数個のレーザダイオードが直接ベース基板上に搭載される請求項1または2に記載の合成光生成装置。
【請求項10】
前記複数個のレーザダイオード、光合波路回路、及びベース基板を別個に製造した後に組合せた請求項9に記載の合成光生成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、波長の異なる光を出力する複数個のレーザダイオードと、前記波長の異なる光をそれぞれ複数個の入力ポートから入力し光合波器まで導波する複数個の入力光導波路、前記波長の異なる光を合波して多重光とする光合波器、及び少なくとも1個の出力ポートから前記多重光を出力する出力光導波路を含む光合波回路と、を備えた合成光生成装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、眼鏡型端末や携帯型プロジェクタ等の画像投影装置の光源として、複数のレーザダイオードを光源として用いた光合波器を備えた合成光生成装置が知られている(特許文献1を参照)。前記光合波器は、シリコン基板上に公知の化学気相成長法(CVD)やスパッタリング法等を用いて低屈折率及び高屈折率のシリコン酸化膜を積層形成した後、フォトマスクを用いたフォトリソグラフィー法によりパターニングを行い、さらに低屈折率シリコン酸化膜を積層形成するという工程を経て製造される。
【0003】
また、光源である複数のレーザダイオードを載置した支持基板と、複数の波長を合波する複数の導波路を備えた合波器とを有し、前記支持基板と前記合波器を互いに位置合わせする位置合わせ機構を有する合成光生成装置も知られている(特許文献2を参照)。ここで、前記合成光生成装置は、光源と合波器等をワンタッチ装着することも可能である。
【0004】
しかし、従来技術の合成光生成装置において、小型化及び製造コストの低減には限界があり、さらなる小型化の実現及び製造コストの低減が困難であるという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2013-195603号公報
特開2018-124394号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、さらなる小型化を実現すると共に、さらなる小型化に伴う生産性向上により製造コストを低減した合成光生成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、波長の異なる光を出力する複数個のレーザダイオードと、前記波長の異なる光をそれぞれ複数個の入力ポートから入力し光合波器まで導波する複数個の入力光導波路、前記波長の異なる光を合波して多重光とする光合波器、及び少なくとも1個の出力ポートから前記多重光を出力する出力光導波路を含む光合波回路と、を備えた合成光生成装置であって、
前記複数個の入力ポートの隣接する中心軸間の距離が100~700μmであることを特徴とする合成光生成装置を提供する。
【0008】
前記入力光導波路の曲線部分長さが200~3400μmであることが好ましい。
【0009】
前記複数個のレーザダイオードの中で、発光波長が最も小さいレーザダイオードに対応する、前記入力光導波路の曲線部分の曲率半径が最も小さくなることが好ましい。
【0010】
前記複数個のレーザダイオードの発光波長が小さくなるほど、前記入力光導波路の曲線部分の曲率半径が小さくなることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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