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公開番号2024053907
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-16
出願番号2022160414
出願日2022-10-04
発明の名称表示装置
出願人株式会社ジャパンディスプレイ
代理人弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類G02F 1/1368 20060101AFI20240409BHJP(光学)
要約【課題】所望の形状のカラーフィルタを備える表示装置を提供する。
【解決手段】一実施形態によれば、表示装置は、基板と、前記基板の上方に配置された半導体と、第1走査線と、前記第1走査線に隣接する第2走査線と、前記半導体と電気的に接続された接続電極と、前記接続電極を覆う無機絶縁層と、前記第1走査線の直上に位置し、前記無機絶縁層の上に配置された第1突起と、前記第2走査線の直上に位置し、前記無機絶縁層の上に配置された第2突起と、前記第1突起と前記第2突起との間において、前記無機絶縁層の上に配置された第1カラーフィルタと、前記第1突起、前記第2突起、及び、前記第1カラーフィルタを覆う有機絶縁層と、前記有機絶縁層の上方に配置され、前記接続電極と電気的に接続された画素電極と、前記画素電極と対向する共通電極と、を備え、前記第1突起の幅は、前記第1走査線の幅より小さく、前記第2突起の幅は、前記第2走査線の幅より小さい。
【選択図】 図5
特許請求の範囲【請求項1】
基板と、
前記基板の上方に配置された半導体と、
第1走査線と、
前記第1走査線に隣接する第2走査線と、
前記半導体と電気的に接続された接続電極と、
前記接続電極を覆う無機絶縁層と、
前記第1走査線の直上に位置し、前記無機絶縁層の上に配置された第1突起と、
前記第2走査線の直上に位置し、前記無機絶縁層の上に配置された第2突起と、
前記第1突起と前記第2突起との間において、前記無機絶縁層の上に配置された第1カラーフィルタと、
前記第1突起、前記第2突起、及び、前記第1カラーフィルタを覆う有機絶縁層と、
前記有機絶縁層の上方に配置され、前記接続電極と電気的に接続された画素電極と、
前記画素電極と対向する共通電極と、を備え、
前記第1突起の幅は、前記第1走査線の幅より小さく、
前記第2突起の幅は、前記第2走査線の幅より小さい、表示装置。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
前記第1カラーフィルタは、緑カラーフィルタである、請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
さらに、前記第2走査線の直上に位置し、前記無機絶縁層の上に配置され、前記第2突起から離間した第3突起と、
前記第3突起に接し、前記無機絶縁層の上に配置され、前記第1カラーフィルタから離間した第2カラーフィルタと、を備え、
前記有機絶縁層は、前記第3突起、及び、前記第2カラーフィルタを覆い、前記第2突起と前記第3突起との間で前記無機絶縁層に接している、請求項1に記載の表示装置。
【請求項4】
前記画素電極は、前記第2突起と前記第3突起との間で前記有機絶縁層及び前記無機絶縁層を貫通するコンタクトホールにおいて、前記接続電極に接している、請求項3に記載の表示装置。
【請求項5】
前記第2カラーフィルタは、赤カラーフィルタまたは青カラーフィルタである、請求項3に記載の表示装置。
【請求項6】
前記第1突起及び前記第2突起の各々の厚さは、前記無機絶縁層の上の前記第1カラーフィルタの厚さより小さい、請求項1に記載の表示装置。
【請求項7】
前記第1突起及び前記第2突起の各々の幅は、前記第1突起及び前記第2突起の各々の厚さより小さい、請求項6に記載の表示装置。
【請求項8】
前記第1突起及び前記第2突起は、ネガ型の感光性樹脂によって形成されている、請求項7に記載の表示装置。
【請求項9】
さらに、前記第1走査線及び前記第2走査線と交差する複数の信号線を備え、
前記第1突起及び前記第2突起の各々は、前記複数の信号線と交差するように形成されている、請求項1に記載の表示装置。
【請求項10】
さらに、前記第1走査線及び前記第2走査線と交差する複数の信号線を備え、
前記第1突起及び前記第2突起の各々は、前記複数の信号線と重畳する位置で途切れている、請求項1に記載の表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、表示装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
カラー表示が可能な表示装置の一例として、アレイ基板がスイッチング素子、画素電極、及び、カラーフィルタを備えるCOA(カラーフィルタ・オン・アレイ)方式の液晶表示装置が提案されている。
【0003】
カラーフィルタは、例えばネガ型の感光性樹脂によって形成される。色再現範囲の拡大の要求に伴って、カラーフィルタの色が濃くなったり、カラーフィルタを厚くしたりする傾向がある。この場合、カラーフィルタをパターニングする際に、露光の光がカラーフィルタの底部に到達しにくく、また、カラーフィルタの底部が十分に乾燥できず、所望の形状のカラーフィルタが形成されないおそれがある。
【0004】
特に、VR(Virtual Reality)デバイス等に使用される液晶表示装置は、1300ppi以上の高精細度が必要とされ、画素サイズが極めて小さい。このため、カラーフィルタのパターニングに使用するマスクの開口が極めて小さく、露光量が制限されるため、感光性樹脂の硬化が不十分となるおそれがある。
そこで、微細なカラーフィルタを所望の形状に形成することが要求される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-66847号公報
特開2018-132587号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、所望の形状のカラーフィルタを備える表示装置を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一実施形態によれば、表示装置は、
基板と、前記基板の上方に配置された半導体と、第1走査線と、前記第1走査線に隣接する第2走査線と、前記半導体と電気的に接続された接続電極と、前記接続電極を覆う無機絶縁層と、前記第1走査線の直上に位置し、前記無機絶縁層の上に配置された第1突起と、前記第2走査線の直上に位置し、前記無機絶縁層の上に配置された第2突起と、前記第1突起と前記第2突起との間において、前記無機絶縁層の上に配置された第1カラーフィルタと、前記第1突起、前記第2突起、及び、前記第1カラーフィルタを覆う有機絶縁層と、前記有機絶縁層の上方に配置され、前記接続電極と電気的に接続された画素電極と、前記画素電極と対向する共通電極と、を備え、前記第1突起の幅は、前記第1走査線の幅より小さく、前記第2突起の幅は、前記第2走査線の幅より小さい。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る表示装置1の概略的な分解斜視図である。
図2は、表示パネル2の概略的な平面図である。
図3は、図2に示した画素PXの第1方向Xに沿った表示パネル2の概略的な断面図である。
図4は、第1基板SUB1が備える一部の要素の概略的な平面図である。
図5は、副画素SPR,SPB,SPGの構造の概略的な平面図である。
図6は、図5に示したA-B線に沿う表示パネル2の概略的な断面図である。
図7は、図5に示したC-D線に沿う第1基板SUB1の概略的な断面図である。
図8は、第1基板SUB1が備える一部の要素の概略的な平面図である。
図9は、第1基板SUB1が備える一部の要素の概略的な平面図である。
図10は、図9に示したE-F線に沿う表示パネル2の概略的な断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
一実施形態について図面を参照しながら説明する。
開示はあくまで一例に過ぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は、説明をより明確にするため、実際の態様に比べて、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同一または類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する詳細な説明を適宜省略することがある。
【0010】
本施形態においては、表示装置の一例として、液晶表示装置を開示する。ただし、本実施形態にて開示される技術的思想は、他の表示装置として、例えば有機エレクトロルミネッセンス表示素子、マイクロLED、またはミニLEDなどの他種の表示素子を備える表示装置に適用可能である。また、本実施形態にて開示される技術的思想は、静電容量式センサや光学式センサなどのセンサ素子を有するアレイ基板や電子機器にも適用可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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