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公開番号2024034392
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-13
出願番号2022138599
出願日2022-08-31
発明の名称間仕切構造
出願人株式会社イトーキ
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類E06B 7/18 20060101AFI20240306BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】ドアパネルの戸先側に戸当りパネルを押し当てる構成であっても、ワンタッチで戸当りパネルの下方を閉塞することが可能となる、間仕切構造を提供する。
【解決手段】間仕切構造1は、枠体10と扉体20とを備えるドアパネルDと、ドアパネルDに隣接して設置される戸当りパネルPAと、が連続して配置され、戸当りパネルPAは扉体20と厚さ方向に重複する戸当り部3aを備え、戸当りパネルPAの下部には、左右方向に進退可能な押圧部63と、押圧部63の進退に連動して戸当りパネルPAと床面Fとの隙間を閉塞するシール部63aと、を有する下側シール機構6が設けられ、押圧部63には、床面Fに対する押圧部63の相対変位を規制する規制部材40が設けられ、戸当りパネルPAが設置される際に、押圧部63のドアパネルD側への変位が規制部材40に規制されることにより、シール部63aが下方に変位して床面Fに当接する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
複数のパネルが、天井に設けられたレールに吊支された状態で前記レールに沿って移動可能とされるとともに、順に連続して配置される間仕切構造であって、
前記パネルのうち一つは、枠体と、前記枠体に対して回動可能に組付けられる扉体と、を備えるドアパネルであって、
前記枠体は、前記ドアパネルの上辺を構成する上枠と、前記ドアパネルの一側辺を構成する側枠と、を備え、
前記扉体は、ヒンジを介して前記側枠に組付けられることにより、前記上枠の下側領域を開閉可能とされ、
前記パネルのうち他の一つは、前記ドアパネルが設置された後に前記ドアパネルの他側辺に隣接して設置される戸当りパネルであって、
前記戸当りパネルは、前記扉体と厚さ方向に重複する戸当り部を備え、
前記戸当りパネルの下部には、前記戸当りパネルの移動方向に進退可能な押圧部と、前記押圧部の進退に連動して前記戸当りパネルと床面との隙間を閉塞するシール部と、を有するシール機構が設けられ、
前記戸当りパネルが設置された際の前記戸当りパネルの下側の床面と、前記押圧部と、の少なくとも何れか一方には、床面に対する前記押圧部の相対変位を規制する規制部材が設けられ、
前記戸当りパネルが設置される際に、前記押圧部の前記ドアパネル側への変位が前記規制部材に規制されることにより、前記シール部が下方に変位して床面に当接する、間仕切構造。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記規制部材は、前記戸当りパネルが設置された際に、前記戸当りパネルの厚さ方向への変位を規制する、請求項1に記載の間仕切構造。
【請求項3】
前記押圧部には、上下方向に変位可能なピンが前記規制部材として設けられ、
前記戸当りパネルが設置された際の前記戸当りパネルの下側の床面のうち、前記ドアパネル側の端部には、前記ピンを挿入可能な挿入孔が形成され、
前記ピンを前記挿入孔に挿入することにより、前記押圧部の変位が規制される、請求項1又は請求項2に記載の間仕切構造。
【請求項4】
前記戸当りパネルが設置された際の前記戸当りパネルの下側の床面のうち、前記ドアパネル側の端部には、前記規制部材として、床面から上側に進退可能なストッパーが設けられ、
前記押圧部が前記ストッパーに当接することにより、前記押圧部の変位が規制される、請求項1又は請求項2に記載の間仕切構造。
【請求項5】
前記押圧部の前記ストッパー側の端部には溝部が形成され、
前記ストッパーが前記溝部に収容されることにより、前記戸当りパネルが設置された際の前記戸当りパネルの厚さ方向への変位が規制される、請求項4に記載の間仕切構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この開示は、レールに沿って移動可能な複数のパネルを備える間仕切構造に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、パネル部材を天井に吊支する構成の間仕切構造が開示されている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-105850号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のように、L字型の枠で戸先側が開放されているドアパネルにおいて、ドアパネルを設置した後にドアパネルの扉の戸先側に戸当りパネルを押し当てて間仕切構造を形成する場合がある。この場合、戸当りパネルと床面とのシール構造をドアパネルの側に突出させることにより、戸当りパネルの下側をワンタッチで閉塞する構成を採用しようとすると、シール構造の先端部を扉の戸先側端面に直接押し当てることとなる。このため、シール構造により扉の開閉に支障が生じる、又は、扉の開閉状態によってシール構造がうまく作動しなくなる、等の課題があった。そこで、本開示は、上記に関する課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の第1観点に係る間仕切構造は、複数のパネルが、天井に設けられたレールに吊支された状態で前記レールに沿って移動可能とされるとともに、順に連続して配置される間仕切構造であって、前記パネルのうち一つは、枠体と、前記枠体に対して回動可能に組付けられる扉体と、を備えるドアパネルであって、前記枠体は、前記ドアパネルの上辺を構成する上枠と、前記ドアパネルの一側辺を構成する側枠と、を備え、前記扉体は、ヒンジを介して前記側枠に組付けられることにより、前記上枠の下側領域を開閉可能とされ、前記パネルのうち他の一つは、前記ドアパネルが設置された後に前記ドアパネルの他側辺に隣接して設置される戸当りパネルであって、前記戸当りパネルは、前記扉体と厚さ方向に重複する戸当り部を備え、前記戸当りパネルの下部には、前記戸当りパネルの移動方向に進退可能な押圧部と、前記押圧部の進退に連動して前記戸当りパネルと床面との隙間を閉塞するシール部と、を有するシール機構が設けられ、前記戸当りパネルが設置された際の前記戸当りパネルの下側の床面と、前記押圧部と、の少なくとも何れか一方には、床面に対する前記押圧部の相対変位を規制する規制部材が設けられ、前記戸当りパネルが設置される際に、前記押圧部の前記ドアパネル側への変位が前記規制部材に規制されることにより、前記シール部が下方に変位して床面に当接する。
【0006】
上記第1観点に係る間仕切構造によれば、ドアパネルを設置した後にドアパネルの戸先側に戸当りパネルを押し当てる構成であっても、ワンタッチで戸当りパネルの下方を閉塞することが可能となる。
【0007】
本発明の第2観点に係る間仕切構造は、第1観点に係る間仕切構造であって、前記規制部材は、前記戸当りパネルが設置された際に、前記戸当りパネルの厚さ方向への変位を規制する。
【0008】
上記第2観点に係る間仕切構造によれば、ドアパネルの扉体の開閉動作を安定的に行うことが可能となる。
【0009】
本発明の第3観点に係る間仕切構造は、第1観点又は第2観点に係る間仕切構造であって、前記押圧部には、上下方向に変位可能なピンが前記規制部材として設けられ、前記戸当りパネルが設置された際の前記戸当りパネルの下側の床面のうち、前記ドアパネル側の端部には、前記ピンを挿入可能な挿入孔が形成され、前記ピンを前記挿入孔に挿入することにより、前記押圧部の変位が規制される。
【0010】
上記第3観点に係る間仕切構造によれば、規制部材を簡易に構成することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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