TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024033827
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-13
出願番号2022137680
出願日2022-08-31
発明の名称管内検査装置
出願人株式会社栗本鐵工所
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G02B 23/24 20060101AFI20240306BHJP(光学)
要約【課題】管内検査装置の撮像装置の修理や交換を、容易に且つ短時間でできるようにする。
【解決手段】シャフト11と、シャフト11に接続される撮像装置10と、シャフト11と撮像装置10とを連結する着脱部材20とを備え、着脱部材20は、シャフト11の下端11fに対向する上端23fを有するシャフト接続環23と、シャフト11のネジ加工部11aに螺合するネジ加工部24aとシャフト接続環23の段部23cに対向する段部24cを有する脱着リング24と、撮像装置10の上端12にボルト26で接続されシャフト接続環23のネジ加工部23aに螺合するネジ加工部27aを有する撮像装置固定環27と、シャフト11の下端11fとシャフト接続環23の上端23fとの間に設けられた第1の止水部材22と、シャフト接続環23の内面23gと撮像装置固定環27の外面27gとの間に設けられた第2の止水部材25とを備えた管内検査装置とした。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
シャフト(11)と、
前記シャフト(11)に接続される撮像装置(10)と、
前記シャフト(11)と前記撮像装置(10)とを連結する着脱部材(20)とを備え、
前記着脱部材(20)は、
前記シャフト(11)の下端(11f)に対向する上端(23f)を有するシャフト接続環(23)と、
前記シャフト(11)のネジ加工部(11a)に螺合するネジ加工部(24a)と前記シャフト接続環(23)の段部(23c)に対向する段部(24c)を有する脱着リング(24)と、
前記撮像装置(10)の上端(12)にボルト(26)で接続され前記シャフト接続環(23)のネジ加工部(23a)に螺合するネジ加工部(27a)を有する撮像装置固定環(27)と、
前記シャフト(11)の下端(11f)と前記シャフト接続環(23)の上端(23f)との間に設けられた第1の止水部材(22)と、
前記シャフト接続環(23)の内面(23g)と前記撮像装置固定環(27)の外面(27g)との間に設けられた第2の止水部材(25)と、
を備えた管内検査装置。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記撮像装置(10)の上端(12)と前記撮像装置固定環(27)の下端(27h)との間に設けられた第3の止水部材(28)を備えた請求項1に記載の管内検査装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の管内検査装置に用いられる前記着脱部材(20)の部品ユニットであって、
前記シャフト(11)に代えて上部蓋(21)が接続され、前記上部蓋(21)は、前記シャフト接続環(23)の上端(23f)に対向する下端(21f)と、前記脱着リング(24)のネジ加工部(24a)に螺合するネジ加工部(21a)を有し、前記上部蓋(21)の下端(21f)と前記シャフト接続環(23)の上端(23f)との間に前記第1の止水部材(22)を介在し、
前記撮像装置(10)に代えて下部蓋(29)が接続され、前記下部蓋(29)は、前記撮像装置固定環(27)の下端(27h)に前記ボルト(26)で接続され、前記下部蓋(29)の上端(29h)と前記撮像装置固定環(27)の下端(27h)との間に設けられた前記第3の止水部材(28)を介在している前記着脱部材(20)の部品ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、上水道等の配管の内部を検査するための管内検査装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
上水道等の各種の配管において、敷設後の管内の状態を確認することは、施設の維持管理の面から重要である。管内の状態を確認する方法として、例えば、管路の一部を採取して状態を確認する方法、管内の水を排出した後に人が直接管内に入って又はカメラ等で管内の状態を確認する方法がある。しかし、管路の一部を採取したり、検査のために断水等を行うのは難しい場合が多い。このため、管内に通水させたままの状態で、カメラ等を備えた管内検査装置を用いる方法が一般的である。
【0003】
管内検査装置の挿入箇所として、検査の対象となる配管(本管)から分岐する枝管が多用される。その枝管として、例えば、水道管の途中に消火栓を設置するために設けられている分岐管が挙げられる。例えば、特許文献1に記載の管内検査装置は、シャフトの先端部に画像を取得するための撮像装置(カメラ)を一体に取り付けたものである。枝管の開口部から操作用シャフトを差し入れ、撮像装置が備える照明で本管内を照らしながら、管内の画像を取得することで検査を行っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-22134号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の管内検査装置は、高い水圧が掛かっている上水道管の配管内に挿入して用いるため、水密性の観点からシャフトと撮像装置とを継ぎ目のない一体型としていた。しかしながら、管内検査装置を配管内に挿入した際に撮像装置の先端部が配管の底部に接触することや、装置運搬時等の取り扱い時において管内検査装置の一部分が破損する場合があった。ユーザーは、シャフトと撮像装置を簡単には分解することができない仕様であるため、仮に撮像装置が損傷してしまうと、破損した撮像装置だけでなく、シャフトも含めた管内検査装置一式を全て修理するか交換する必要があった。したがって、装置一式を修理交換するには時間と手間が掛かるため改善の余地がある。
【0006】
そこで、この発明の課題は、管内検査装置の撮像装置の修理や交換を、容易に且つ短時間でできるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、この発明は、シャフトと、前記シャフトに接続される撮像装置と、前記シャフトと前記撮像装置とを連結する着脱部材とを備え、前記着脱部材は、前記シャフトの下端に対向する上端を有するシャフト接続環と、前記シャフトのネジ加工部に螺合するネジ加工部と前記シャフト接続環の段部に対向する段部を有する脱着リングと、前記撮像装置の上端にボルトで接続され前記シャフト接続環のネジ加工部に螺合するネジ加工部を有する撮像装置固定環と、前記シャフトの下端と前記シャフト接続環の上端との間に設けられた第1の止水部材と、前記シャフト接続環の内面と前記撮像装置固定環の外面との間に設けられた第2の止水部材と、を備えた管内検査装置を採用した。
【0008】
ここで、前記撮像装置の上端と前記撮像装置固定環の下端との間に設けられた第3の止水部材を備えた構成を採用できる。
【0009】
これらの各態様からなる管内検査装置に用いられる着脱部材の部品ユニットとして、前記シャフトに代えて上部蓋が接続され、前記上部蓋は、前記シャフト接続環の上端に対向する下端と、前記脱着リングのネジ加工部に螺合するネジ加工部を有し、前記上部蓋の下端と前記シャフト接続環の上端との間に前記第1の止水部材を介在し、前記撮像装置に代えて下部蓋が接続され、前記下部蓋は、前記撮像装置固定環の下端に前記ボルトで接続され、前記下部蓋の上端と前記撮像装置固定環の下端との間に設けられた前記第3の止水部材を介在している前記着脱部材の部品ユニットを採用できる。
【発明の効果】
【0010】
この発明は、管内検査装置の撮像装置の修理や交換を、容易に且つ短時間でできるようになる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
試験片固定具
13日前
個人
両眼光軸測定器
21日前
個人
メガネフレーム
13日前
東レ株式会社
積層フィルム
12日前
東レ株式会社
積層フィルム
12日前
個人
メガネ貼付用マスクフック
27日前
東レ株式会社
多層積層フィルム
25日前
古河電子株式会社
光学部品
5日前
三菱ケミカル株式会社
反射フィルム
12日前
日東電工株式会社
光学積層体
5日前
個人
ヒンジレス一体フレームメガネ
7日前
日東電工株式会社
光学積層体
5日前
東レ株式会社
シート、及び樹脂組成物
5日前
日精テクノロジー株式会社
投射光学系
13日前
日東電工株式会社
情報コード付シート
5日前
日東電工株式会社
光学積層体の製造方法
5日前
日本製紙株式会社
ハードコートフィルム
22日前
キヤノン株式会社
カメラ装置
5日前
株式会社トプコン
変倍光学系及び眼科装置
20日前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ装置
21日前
日亜化学工業株式会社
発光モジュール
20日前
大阪瓦斯株式会社
放射冷却装置
12日前
住友電気工業株式会社
スポットサイズ変換器
15日前
住友ベークライト株式会社
眼鏡
5日前
住友ベークライト株式会社
眼鏡
5日前
株式会社トプコン
光源装置及び眼科撮影装置
21日前
住友ベークライト株式会社
眼鏡
5日前
住友ベークライト株式会社
眼鏡
5日前
株式会社デンソー
虚像表示装置
5日前
株式会社エニックス
着脱式跳ね上げ眼鏡
22日前
富士通株式会社
波長変換器および光伝送システム
27日前
富士通株式会社
波長変換装置及び光伝送システム
27日前
日東電工株式会社
高分子分散型液晶フィルム
21日前
株式会社タムロン
ズームレンズ及び撮像装置
12日前
株式会社小糸製作所
画像投影装置
25日前
日東電工株式会社
積層体および画像表示装置
14日前
続きを見る