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公開番号2024033648
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-13
出願番号2022137362
出願日2022-08-30
発明の名称配線基板
出願人イビデン株式会社
代理人弁理士法人朝日奈特許事務所
主分類H05K 3/46 20060101AFI20240306BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】厚さの増大が抑制されながらも高密度の導体回路を形成可能な配線基板の提供。
【解決手段】実施形態の配線基板は、交互に積層される複数の絶縁層及び導体層を有する。配線基板1は、第1の領域A、及び、隣り合う導体層間の距離が第1の領域Aにおける隣り合う導体層間の距離よりも小さい第2の領域Bを含み、導体層は、第1の領域A及び第2の領域Bに亘って形成される第1導体層12、並びに、第2の領域Bにのみ形成される第2導体層121を含み、第1の領域Aは、2層の絶縁層111、112を貫通して隣り合う第1導体層12を接続する複数の第1ビア導体13を含み、第2の領域Bは、1層の絶縁層111、112を貫通して隣り合う第1導体層12と第2導体層121とを接続する複数の第2ビア導体131を含み、複数の第2ビア導体131の径のうち最大の径の値は、複数の第1ビア導体13の径のうち最小の径の値よりも小さい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
交互に積層される複数の絶縁層及び導体層を有する配線基板であって、
前記配線基板は、第1の領域、及び、隣り合う導体層間の距離が前記第1の領域における隣り合う導体層間の距離よりも小さい第2の領域を含み、
前記導体層は、前記第1の領域及び前記第2の領域に亘って形成される第1導体層、並びに、前記第2の領域にのみ形成される第2導体層を含み、
前記第1の領域は、2層の絶縁層を貫通して隣り合う前記第1導体層を接続する複数の第1ビア導体を含み、
前記第2の領域は、1層の絶縁層を貫通して隣り合う前記第1導体層と前記第2導体層とを接続する複数の第2ビア導体を含み、
前記複数の第2ビア導体の径のうち最大の径の値は、前記複数の第1ビア導体の径のうち最小の径の値よりも小さい。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
請求項1記載の配線基板であって、前記複数の第2ビア導体の径のうち最大の径の値は、前記複数の第1ビア導体の径のうち最小の径の値の、2/5以下である。
【請求項3】
請求項1記載の配線基板であって、前記第1ビア導体の高さが10μm以上、且つ、30μm以下であり、前記第2ビア導体の高さが5μm以上、且つ、15μm以下である。
【請求項4】
請求項1記載の配線基板であって、前記第2ビア導体のアスペクト比は、0.5以上、且つ、1.0以下である。
【請求項5】
請求項1記載の配線基板であって、前記第1導体層の上面、及び、前記第2導体層の上面は、算術平均粗さが0.3μm以下の研磨面である。
【請求項6】
請求項1記載の配線基板であって、前記第1導体層は第1配線を含み、前記第2導体層は第2配線を含み、前記第1及び第2配線のアスペクト比が、2.0以上であって、4.0以下である。
【請求項7】
請求項6記載の配線基板であって、前記第1配線の配線幅の最小値が5μm以下、且つ、配線間距離の最小値が7μm以下であり、前記第2配線の配線幅の最小値が3μm以下、且つ、配線間距離の最小値が5μm以下である。
【請求項8】
請求項6記載の配線基板であって、前記配線基板の一方の面は、それぞれ複数の接続要素を含む第1の部品搭載領域及び第2の部品搭載領域を有し、前記第1の部品搭載領域に含まれる接続要素と前記第2の部品搭載領域に含まれる接続要素とが、前記第2配線及び前記第2ビア導体を介して接続されている。
【請求項9】
請求項6記載の配線基板であって、前記第2配線の上側、及び/又は、下側に隣接する導体層は、平面視において前記第2配線と重なるプレーン層を有している。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は配線基板に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、コア層の両面に対称に絶縁層及び配線層が積層された第1の配線部材、第1の配線部材の一方に積層された高密度配線層である第2の配線部材、及び、第1の配線部材の他方に積層されたソルダーレジスト層である最外絶縁層、を含む配線基板が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-225631号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、高密度配線層である第2の配線部材は第1の配線部材の外側に形成されている。配線基板の厚さ方向における寸法が増大すると考えられる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施形態である配線基板は、交互に積層される複数の絶縁層及び導体層を有する。前記配線基板は、第1の領域、及び、隣り合う導体層間の距離が前記第1の領域における隣り合う導体層間の距離よりも小さい第2の領域を含み、前記導体層は、前記第1の領域及び前記第2の領域に亘って形成される第1導体層、並びに、前記第2の領域にのみ形成される第2導体層を含み、前記第1の領域は、2層の絶縁層を貫通して隣り合う前記第1導体層を接続する複数の第1ビア導体を含み、前記第2の領域は、1層の絶縁層を貫通して隣り合う前記第1導体層と前記第2導体層とを接続する複数の第2ビア導体を含み、前記複数の第2ビア導体の径のうち最大の径の値は、前記複数の第1ビア導体の径のうち最小の径の値よりも小さい。
【0006】
本発明の実施形態によれば、配線基板は第1の領域及び隣り合う導体層間の距離が第1の領域における隣り合う導体層間の距離よりも小さい第2の領域を含んでいる。第2の領域に含まれる第2ビア導体の径の最大値は、第1の領域に含まれる第1ビア導体の径の最小値よりも小さい。配線基板の厚さ方向における寸法の増大が抑制されながらも、より微細かつ高密度に形成された導体回路を含む配線基板が提供され得る。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施形態の配線基板の一例を示す断面図。
本発明の一実施形態の配線基板の一例を示す平面図。
本発明の一実施形態の配線基板の一例を示す図1の部分拡大図。
一実施形態の配線基板の製造方法を示す断面図。
一実施形態の配線基板の製造方法を示す断面図。
一実施形態の配線基板の製造方法を示す断面図。
一実施形態の配線基板の製造方法を示す断面図。
一実施形態の配線基板の製造方法を示す断面図。
一実施形態の配線基板の製造方法を示す断面図。
一実施形態の配線基板の製造方法を示す断面図。
一実施形態の配線基板の製造方法を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の一実施形態の配線基板が図面を参照しながら説明される。図1には、一実施形態の配線基板が有し得る構造の一例として、配線基板1の断面図が示されている。
【0009】
図1には、絶縁層(コア絶縁層)101と、コア絶縁層101の両面に形成された導体層(コア導体層)102を含むコア基板100を有する例の配線基板1が示されている。コア基板100の絶縁層101には、コア基板100における第1面F1を構成する導体層102と第2面F2を構成する導体層102とを接続するスルーホール導体103が形成されている。スルーホール導体103の内部は、エポキシ樹脂などを含む樹脂体103iで充填されている。
【0010】
コア基板100の第1面F1及び第2面F2上には、それぞれ、絶縁層及び導体層が交互に積層されている。図示の例では、コア基板100の第1面F1上には、絶縁層11、111、112及び導体層12、121が積層された第1ビルドアップ部10が形成されている。コア基板100の第2面F2上には、絶縁層21及び導体層22が積層された第2ビルドアップ部20が形成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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