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公開番号2024033502
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-13
出願番号2022137112
出願日2022-08-30
発明の名称環境形成装置
出願人エスペック株式会社
代理人個人,個人
主分類G01N 17/00 20060101AFI20240306BHJP(測定;試験)
要約【課題】計測器を使用することなくノイズの影響箇所を簡易に特定でき、かつ、ノイズの影響レベル等をリアルタイムで評価することが可能な、環境形成装置を得る。
【解決手段】環境形成装置は、制御装置と、ノイズの影響を受け得る少なくとも一つの電気機器と、前記制御装置と通信を行う少なくとも一つの第1通信装置と、を備え、前記第1通信装置は前記電気機器に接続され、前記第1通信装置は、前記制御装置に向けてディジタル信号を送信する第1送信部を有し、前記制御装置は、前記第1送信部が送信したディジタル信号を受信する第1受信部と、前記第1受信部が受信したディジタル信号に発生している符号誤りを検出する第1検出部と、前記第1検出部による検出結果に基づいて、前記電気機器に対するノイズの影響を評価する評価部と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
制御装置と、
ノイズの影響を受け得る少なくとも一つの電気機器と、
前記制御装置と通信を行う少なくとも一つの第1通信装置と、
を備え、
前記第1通信装置は前記電気機器に接続され、
前記第1通信装置は、前記制御装置に向けてディジタル信号を送信する第1送信部を有し、
前記制御装置は、
前記第1送信部が送信したディジタル信号を受信する第1受信部と、
前記第1受信部が受信したディジタル信号に発生している符号誤りを検出する第1検出部と、
前記第1検出部による検出結果に基づいて、前記電気機器に対するノイズの影響を評価する評価部と、
を有する、環境形成装置。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
前記少なくとも一つの電気機器は複数の電気機器を含み、
前記少なくとも一つの第1通信装置は複数の第1通信装置を含み、
前記複数の第1通信装置の各々は、前記複数の電気機器の各々に接続され、
前記第1受信部は、前記複数の第1通信装置の各々が有する前記第1送信部が送信したディジタル信号を受信し、
前記第1検出部は、前記複数の第1通信装置の各々に関して、前記第1受信部が受信したディジタル信号に発生している符号誤りを検出し、
前記評価部は、前記複数の電気機器の各々に対するノイズの影響を評価する、請求項1に記載の環境形成装置。
【請求項3】
ノイズの影響を受け得る計測機器と、
前記制御装置及び前記計測機器と通信を行う第2通信装置と、
をさらに備え、
前記計測機器は、前記第2通信装置に向けてディジタル信号を送信する第2送信部を有し、
前記第2通信装置は、
前記第2送信部が送信したディジタル信号を受信する第2受信部と、
前記第2受信部が受信したディジタル信号に発生している符号誤りを検出する第2検出部と、
前記第2検出部による検出結果を示すデータを前記制御装置に送信する第2送信部と、
を有し、
前記第1受信部はさらに、前記第2送信部が送信したデータを受信し、
前記評価部はさらに、前記第1受信部が受信したデータで示される、前記第2検出部による検出結果に基づいて、前記計測機器に対するノイズの影響を評価する、請求項1に記載の環境形成装置。
【請求項4】
前記評価部による評価結果を示す画像を表示する表示装置をさらに備える、請求項1に記載の環境形成装置。
【請求項5】
前記制御装置は、前記評価部による評価結果を示すデータを記憶する記憶部をさらに有する、請求項1に記載の環境形成装置。
【請求項6】
前記制御装置は制御部をさらに有し、
前記制御部は、前記評価部による評価結果を示すデータを、前記環境形成装置の稼働情報に関連付けて前記記憶部に記憶する、請求項5に記載の環境形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、環境形成装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
背景技術に係る環境試験用の恒温恒湿装置が、例えば特許文献1に開示されている。当該恒温恒湿装置は、試験室内の環境を調整するための電気機器として、冷凍装置、加熱装置、除湿装置、及び加湿装置を備えている。
【0003】
また、背景技術に係るオシロスコープが、例えば特許文献2に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-66593号公報
特許第2817179号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
恒温恒湿装置等の環境形成装置において、出荷前に性能試験を行う場合又は出荷後に故障が発生した場合等には、作業者がオシロスコープ又はノイズデータロガー等の計測器を使用することによって、不具合の原因となり得るノイズの影響箇所を特定する作業を行っている。
【0006】
しかし、これらの計測器を取り扱うには専門知識が必要であるため、使用できる作業者が限定される。従って、オシロスコープ等の計測器を使用することなくノイズの影響箇所を簡易に特定できる手段の実現が望まれる。また、計測器を使用したノイズの影響箇所の特定は事後的な作業であるため、不具合の発生状況の再現が困難な場合もある。そのため、環境形成装置の駆動時にノイズの影響レベル等をリアルタイムで計測できる手段の実現が望まれる。
【0007】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、オシロスコープ等の計測器を使用することなくノイズの影響箇所を簡易に特定でき、かつ、装置駆動時にノイズの影響レベル等をリアルタイムで評価することが可能な、環境形成装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の第1の態様に係る環境形成装置は、制御装置と、ノイズの影響を受け得る少なくとも一つの電気機器と、前記制御装置と通信を行う少なくとも一つの第1通信装置と、を備え、前記第1通信装置は前記電気機器に接続され、前記第1通信装置は、前記制御装置に向けてディジタル信号を送信する第1送信部を有し、前記制御装置は、前記第1送信部が送信したディジタル信号を受信する第1受信部と、前記第1受信部が受信したディジタル信号に発生している符号誤りを検出する第1検出部と、前記第1検出部による検出結果に基づいて、前記電気機器に対するノイズの影響を評価する評価部と、を有する。
【0009】
本態様によれば、第1検出部は、第1受信部が受信したディジタル信号に発生している符号誤りを検出し、評価部は、第1検出部による検出結果に基づいて電気機器に対するノイズの影響を評価する。従って、オシロスコープ等の計測器を使用することなくノイズの影響箇所を簡易に特定でき、かつ、装置駆動時にノイズの影響レベル等をリアルタイムで評価することが可能となる。
【0010】
本発明の第2の態様に係る環境形成装置は、第1の態様に係る環境形成装置において、前記少なくとも一つの電気機器は複数の電気機器を含み、前記少なくとも一つの第1通信装置は複数の第1通信装置を含み、前記複数の第1通信装置の各々は、前記複数の電気機器の各々に接続され、前記第1受信部は、前記複数の第1通信装置の各々が有する前記第1送信部が送信したディジタル信号を受信し、前記第1検出部は、前記複数の第1通信装置の各々に関して、前記第1受信部が受信したディジタル信号に発生している符号誤りを検出し、前記評価部は、前記複数の電気機器の各々に対するノイズの影響を評価する。
(【0011】以降は省略されています)

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