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公開番号2024033273
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-13
出願番号2022136771
出願日2022-08-30
発明の名称チェーンケース
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類F02F 7/00 20060101AFI20240306BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】エンジンの振動を抑制しつつエンジンオイルの循環量を確保したチェーンケースを提供すること。
【解決手段】タイミングチェーンを収納してエンジンに取り付けられるチェーンケースであって、前記エンジンに対向する壁部と、前記壁部に形成され、前記エンジンのクランクシャフトが挿通する第1孔と、前記エンジンにエンジンオイルを循環させるオイルポンプが取り付けられる第2孔と、前記第1孔と前記第2孔との間に位置し、エンジンオイルを回収するオイルパンと連通した第3及び第4孔と、前記第3孔と前記第4孔との間に位置したリブと、を備え、前記リブは、当該チェーンケースが取り付けられた前記エンジンが車両に搭載された搭載状態では鉛直方向に沿って延びており、前記リブの少なくとも一部は、前記搭載状態において前記クランクシャフトの軸心方向から見て、前記第1孔を鉛直下方側に投影した領域内に位置している、チェーンケース。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
タイミングチェーンを収納してエンジンに取り付けられるチェーンケースであって、
前記エンジンに対向する壁部と、
前記壁部に形成され、前記エンジンのクランクシャフトが挿通する第1孔と、
前記壁部に形成され、前記エンジンにエンジンオイルを循環させるオイルポンプが取り付けられる第2孔と、
前記壁部に形成され、前記第1孔と前記第2孔との間に位置し、エンジンオイルを回収する前記エンジンのオイルパンと連通した第3及び第4孔と、
前記壁部に形成され、前記第3孔と前記第4孔との間に位置したリブと、を備え、
前記リブは、当該チェーンケースが取り付けられた前記エンジンが車両に搭載された搭載状態では鉛直方向に沿って延びており、
前記リブの少なくとも一部は、前記搭載状態において前記クランクシャフトの軸心方向から見て、前記第1孔を鉛直下方側に投影した領域内に位置している、チェーンケース。
続きを表示(約 51 文字)【請求項2】
前記リブの全体が、前記領域内に位置している、請求項1のチェーンケース。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、チェーンケースに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
タイミングチェーンを収納してエンジンに取り付けられるチェーンケースが知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-160797号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このようなチェーンケースにはオイルポンプが取り付けられる場合がある。このような場合、オイルポンプの振動がチェーンケースを介してエンジンに伝達して、エンジンの振動が増大するおそれがある。またチェーンケース内ではエンジンオイルが流下するが、このようなエンジンオイルの流下が阻害されると、エンジンオイルの循環量が低下するおそれがある。
【0005】
そこで本発明は、エンジンの振動を抑制しつつエンジンオイルの循環量の低下を抑制したチェーンケースを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的は、タイミングチェーンを収納してエンジンに取り付けられるチェーンケースであって、前記エンジンに対向する壁部と、前記壁部に形成され、前記エンジンのクランクシャフトが挿通する第1孔と、前記壁部に形成され、前記エンジンにエンジンオイルを循環させるオイルポンプが取り付けられる第2孔と、前記壁部に形成され、前記第1孔と前記第2孔との間に位置し、エンジンオイルを回収する前記エンジンのオイルパンと連通した第3及び第4孔と、前記壁部に形成され、前記第3孔と前記第4孔との間に位置したリブと、を備え、前記リブは、当該チェーンケースが取り付けられた前記エンジンが車両に搭載された搭載状態では鉛直方向に沿って延びており、前記リブの少なくとも一部は、前記搭載状態において前記クランクシャフトの軸心方向から見て、前記第1孔を鉛直下方側に投影した領域内に位置している、チェーンケースによって達成できる。
【0007】
前記リブの全体が、前記領域内に位置していてもよい。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、エンジンの振動を抑制しつつエンジンオイルの循環量を確保したチェーンケースを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、チェーンケースの説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1は、チェーンケース1の説明図である。図1は、エンジンのクランクシャフトの軸心Aの方向から見た場合での、チェーンケース1の下方側の内側を示している。図1には、チェーンケース1が取り付けられたエンジンが車両に搭載された状態での鉛直方向を示している。図1では、紙面の奥側にエンジンが配置されてチェーンケース1が固定される。
(【0011】以降は省略されています)

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