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公開番号2024025967
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-28
出願番号2022129369
出願日2022-08-15
発明の名称ポイントシステム
出願人株式会社野村総合研究所
代理人個人
主分類G06Q 30/0207 20230101AFI20240220BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザ毎のポイント付与に係る活動の巧拙に応じて付与ポイントを変動させるポイントシステムを提供する。
【解決手段】ユーザ2に対してポイントを付与するポイントシステム1であって、ユーザ2による一定期間後の金融指標の予想を含む取引を受け付けて記録する取引管理部12と、一定期間の経過後に予想が当たっているか否かを判定する予想判定部14とを有し、取引管理部12は、予想判定部14による判定の結果に基づいてユーザ2に付与するポイントの付与数または付与倍率を変動させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザに対してポイントを付与するポイントシステムであって、
前記ユーザによる一定期間後の金融指標の予想を含む取引を受け付けて記録する取引管理部と、
前記一定期間の経過後に前記予想が当たっているか否かを判定する予想判定部と、を有し、
前記取引管理部は、前記判定の結果に基づいて前記ユーザに付与する前記ポイントの付与数または付与倍率を変動させる、ポイントシステム。
続きを表示(約 820 文字)【請求項2】
請求項1に記載のポイントシステムにおいて、
前記取引管理部は、前記ユーザが前記予想に係る予想値を指定するに際して基準値を設定し、前記ユーザによる前記予想が当たっていた場合に、前記予想値と前記基準値との乖離の程度に応じて前記ポイントの付与数または付与倍率を変動させる、ポイントシステム。
【請求項3】
請求項2に記載のポイントシステムにおいて、
前記取引管理部は、前記ユーザが前記予想に係る前記予想値を指定する際に、所定の幅毎の単位で前記予想値を指定するものとし、前記所定の幅と、前記所定の幅毎の前記各予想値にて前記予想が当たっていた場合の前記ポイントの付与数もしくは付与倍率とを、前記金融指標の遷移に係る時系列分析の結果に基づいて設定する、ポイントシステム。
【請求項4】
請求項2または3のいずれか1項に記載のポイントシステムにおいて、
前記取引管理部は、前記一定期間の開始前に前記ユーザからの前記取引を受け付ける受付期間を設け、前記受付期間中に受け付けた前記取引に係る前記基準値を、前記一定期間開始時の金融指標とする、ポイントシステム。
【請求項5】
請求項4に記載のポイントシステムにおいて、
前記取引管理部は、前記ユーザによる前記予想に係る金融指標について、前記受付期間中は前記基準値からの相対値により表し、前記一定期間中は金融指標の絶対値により表す、ポイントシステム。
【請求項6】
請求項1に記載のポイントシステムにおいて、
前記取引管理部は、前記ユーザから前記取引を受け付ける際に、前記ユーザが保有する第1のポイントのうち前記取引において使用するポイント数の指定を受け付け、前記判定の結果に基づいて得られた付与倍率を前記ポイント数に乗じた数の第2のポイントを前記ユーザに付与する、ポイントシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザにポイントを付与する技術に関し、特に、金融デリバティブに基づいてポイントを付与するポイントシステムに適用して有効な技術に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
事業者が顧客サービスやマーケティングの一環としてユーザの購買活動等に対してポイントを付与するサービスが広く普及している。ポイントを付与する事業者においては、ユーザへの訴求効果を高めるために、例えばポイント付与率や付与数を通常より優遇したりメリハリをつけたりするような、ユーザにとって魅力的なポイント付与(キャンペーン等)を行いたいというニーズがある。
【0003】
このようなポイントの付与方法に関連する技術として、例えば、特許第6306477号公報(特許文献1)には、取引が行われた際に、通常ポイントの発生とは別に、所定の確率でランダムポイントを発生し、発生した通常ポイントとランダムポイントを会員に対して付与することで、購入金額が低い会員や新規会員等であっても購入金額が多い優良会員と同一の待遇のポイント付与を実行することができる仕組みが記載されている。
【0004】
また、特許第6194977号公報(特許文献2)には、スポーツチームの最新の成績情報を取得し、取得した成績情報に対応したポイント数を特定して、特定したポイント数に基づいてポイントを付与することで、ポイントに対する興趣を盛り上げることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6306477号公報
特許第6194977号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述したような従来技術によれば、ポイント付与の条件を通常より優遇したり付与毎にメリハリをつけたりするという点では、ユーザの興趣を高めて魅力的なポイント付与を行うことが可能である。
【0007】
しかしながら、ポイント付与の条件が全てのユーザに対して一律であることから、ユーザにとっての魅力を高めようとすると全体としてポイント付与の総数が増え、ポイントを付与する事業者側のコスト負担が大きくなってしまうという課題がある。また、ポイント付与の条件が全てのユーザに対して一律であり、ユーザ毎のポイント付与に係る活動の巧拙がユーザ毎の付与ポイントの数や付与率に差として現れるものではないことから、ユーザを惹き付ける魅力が十分ではないという課題もある。
【0008】
そこで本発明の目的は、ユーザ毎のポイント付与に係る活動の巧拙に応じて付与ポイントを変動させるポイントシステムを提供することにある。
【0009】
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記載および添付図面から明らかになるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
(【0011】以降は省略されています)

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