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公開番号2024021097
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-16
出願番号2022123672
出願日2022-08-03
発明の名称連絡先管理システム
出願人福島印刷株式会社
代理人個人,個人
主分類G06Q 10/10 20230101AFI20240208BHJP(計算;計数)
要約【課題】企業の業務部門毎に、連絡先データの更新のタイミングを制御可能とする技術の実現。
【解決手段】連絡先データを格納する連絡先DB20と、業務別連絡先データを格納する業務別連絡先DB26と、連絡先データ及びこれを利用する業務との対応関係を格納する連絡先利用業務DB24と、連絡先データに変更が生じた際に、当該連絡先データを利用する各業務に変更内容を通知し、適用日の指定を促す連絡先変更通知部14と、各業務のクライアント端末28から適用日が送信された際に、連絡先データに業務コード及び適用日を付加した業務別連絡先データを業務別連絡先DB26に追加する業務別連絡先登録部16と、業務別連絡先データの参照リクエストが入力された際に、業務別連絡先DB26から当該業務に係る業務別連絡先データを抽出する業務別連絡先参照部18を備えた連絡先管理システム10。業務別連絡先参照部18は、現時点で適用日を経過している業務別連絡先データのみを抽出する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
顧客の連絡先データを格納する連絡先記憶手段と、
企業内の業務毎の連絡先データである業務別連絡先データを格納する業務別連絡先記憶手段と、
各連絡先データと、当該連絡先データを利用する1または複数の業務との対応関係を示すデータを格納する連絡先利用業務記憶手段と、
上記連絡先データに変更が生じた際に、上記連絡先利用業務記憶手段を参照し、当該連絡先データを利用する業務を特定すると共に、各業務の通知先に対して変更内容を通知し、変更の適用日の指定を促す連絡先変更通知手段と、
各業務のクライアント端末から適用日を指定する情報が送信された際に、変更に係る連絡先データに業務コード及び適用日を付加した業務別連絡先データを生成し、上記業務別連絡先記憶手段に追加登録する業務別連絡先登録手段と、
業務を特定した業務別連絡先データの参照リクエストが入力された場合に、上記業務別連絡先記憶手段から当該業務に関連付けられた業務別連絡先データを抽出し、外部に出力する業務別連絡先参照手段とを備え、
この業務別連絡先参照手段は、現時点で適用日を経過している業務別連絡先データのみを抽出し、適用日を経過していない業務別連絡先データは参照対象外とすることを特徴とする連絡先管理システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
上記業務別連絡先参照手段は、同一連絡先に係る業務別連絡先データが複数存在する場合に、最新の適用日を備えた業務別連絡先データをのみを参照対象として抽出することを特徴とする請求項1に記載の連絡先管理システム。
【請求項3】
上記連絡先変更通知手段は、上記連絡先記憶手段に格納された特定の連絡先データが削除された際に、上記連絡先利用業務記憶手段を参照し、当該連絡先データを利用する業務を特定すると共に、各業務の通知先に対して削除の適用日を指定するよう促し、
上記業務別連絡先登録手段は、各業務のクライアント端末から適用日を指定する情報が送信された際に、削除に係る連絡先データに業務コード、適用日及び抹消フラグを付加した業務別連絡先データを生成し、上記業務別連絡先記憶手段に追加登録し、
上記業務別連絡先参照手段は、業務を特定した業務別連絡先データの参照リクエストが入力された場合に、現時点で適用日を経過している業務別連絡先データのみを抽出すると共に、同一連絡先に係る業務別連絡先データが複数存在する場合には、最新の適用日を備えた業務別連絡先データのみを参照対象として残した上で、抹消フラグが付加されている業務別連絡先データについては参照対象外とすることを特徴とする請求項1または2に記載の連絡先管理システム。
【請求項4】
上記連絡先変更通知手段は、上記連絡先利用業務記憶手段に特定の連絡先データと業務との対応関係を示すデータが追加された際に、当該業務の通知先に対しその旨を通知して適用日の指定を促し、
上記業務別連絡先登録手段は、当該業務のクライアント端末から適用日を指定する情報が送信された際に、該当の連絡先データに業務コード及び適用日を付加した業務別連絡先データを生成し、上記業務別連絡先記憶手段に追加登録することを特徴とする請求項1または2に記載の連絡先管理システム。
【請求項5】
上記連絡先変更通知手段は、上記連絡先利用業務記憶手段に格納された特定の連絡先データと業務との対応関係を示すデータが削除された際に、当該業務の通知先に対しその旨を通知して適用日の指定を促し、
上記業務別連絡先登録手段は、当該業務のクライアント端末から適用日を指定する情報が送信された際に、該当の連絡先データに業務コード、適用日及び抹消フラグを付加した業務別連絡先データを生成し、上記業務別連絡先記憶手段に追加登録することを特徴とする請求項3に記載の連絡先管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は連絡先管理システムに係り、特に、顧客の連絡先データの更新のタイミングを業務部門毎に制御可能とする技術に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
企業にとって顧客の連絡先データは重要な営業ツールとなるため、社員が入手した取引先担当者の名刺情報を電子化し、全社的に共有可能とするサービスが種々存在している。
Sansan Data Hubを活用し、マーケティングに最適なデータへ進化させる インタネットURL:https://jp.sansan.com/function/customer_data/ 検索日:2022年6月24日
名刺管理と見込み客育成のクラウドサービスサスケ インタネットURL:https://www.saaske.com/card/ 検索日:2022年6月24日
【0003】
これらのサービスは、一般に名寄せやクレンジング機能を備えているため、顧客の連絡先データを自動的に正規化することができる。また、外部の情報ソースと連携することにより、各連絡先データに情報を追加してリッチ化する機能も備えている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このように、顧客の最新の連絡先データを社内で共有することは、自社のマーケティングや営業活動に資することは間違いない。
しかしながら、特定の顧客との密な関係性に基づいて活動している業務部門にとっては、当該顧客の連絡先データについて一律に変更が加えられると、業務に支障を来す場合がある。
例えば、顧客企業の担当者に交代が生じたとしても、特定の業務については新任者への引継ぎが終わるまで前任者とのやり取りを続ける必要がある場合、当該業務部門としては引継ぎが終了するまで前任者の連絡先データを参照できないと困ることとなる。
【0005】
この発明は、このような現状に鑑みて案出されたものであり、顧客の連絡先データを全社的に共有し、マーケティングや営業活動に有効活用することを前提としつつも、業務部門毎に連絡先データの更新のタイミングを制御可能とする技術の実現を目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するため、請求項1に記載した連絡先管理システムは、顧客の連絡先データを格納する連絡先記憶手段と、企業内の業務毎の連絡先データである業務別連絡先データを格納する業務別連絡先記憶手段と、各連絡先データと、当該連絡先データを利用する1または複数の業務との対応関係を格納する連絡先利用業務記憶手段と、上記連絡先データに変更が生じた際に、上記連絡先利用業務記憶手段を参照し、当該連絡先データを利用する業務を特定すると共に、各業務の通知先に対して変更内容を通知し、変更の適用日の指定を促す連絡先変更通知手段と、各業務のクライアント端末から適用日を指定する情報が送信された際に、変更に係る連絡先データに業務コード及び適用日を付加した業務別連絡先データを生成し、上記業務別連絡先記憶手段に追加登録する業務別連絡先登録手段と、業務を特定した業務別連絡先データの参照リクエストが入力された場合に、上記業務別連絡先記憶手段から当該業務に関連付けられた業務別連絡先データを抽出し、外部に出力する業務別連絡先参照手段とを備え、この業務別連絡先参照手段は、現時点で適用日を経過している業務別連絡先データのみを抽出し、適用日を経過していない業務別連絡先データは参照対象外とすることを特徴としている。
【0007】
請求項2に記載した連絡先管理システムは、請求項1のシステムであって、上記業務別連絡先参照手段は、同一連絡先に係る業務別連絡先データが複数存在する場合に、最新の適用日を備えた業務別連絡先データをのみを参照対象として抽出することを特徴としている。
【0008】
請求項3に記載した連絡先管理システムは、請求項1または2のシステムであって、上記連絡先変更通知手段は、上記連絡先記憶手段に格納された特定の連絡先データが削除された際に、上記連絡先利用業務記憶手段を参照し、当該連絡先データを利用する業務を特定すると共に、各業務の通知先に対して削除の適用日を指定するよう促し、上記業務別連絡先登録手段は、各業務のクライアント端末から適用日を指定する情報が送信された際に、削除に係る連絡先データに業務コード、適用日及び抹消フラグを付加した業務別連絡先データを生成し、上記業務別連絡先記憶手段に追加登録し、上記業務別連絡先参照手段は、業務を特定した業務別連絡先データの参照リクエストが入力された場合に、現時点で適用日を経過している業務別連絡先データのみを抽出すると共に、同一連絡先に係る業務別連絡先データが複数存在する場合には、最新の適用日を備えた業務別連絡先データのみを参照対象として残した上で、抹消フラグが付加されている業務別連絡先データについては参照対象外とすることを特徴としている。
【0009】
請求項4に記載した連絡先管理システムは、請求項1または2のシステムであって、上記連絡先変更通知手段は、上記連絡先利用業務記憶手段に特定の連絡先データと業務との対応関係を示すデータが追加された際に、当該業務の通知先に対しその旨を通知して適用日の指定を促し、上記業務別連絡先登録手段は、当該業務のクライアント端末から適用日を指定する情報が送信された際に、該当の連絡先データに業務コード及び適用日を付加した業務別連絡先データを生成し、上記業務別連絡先記憶手段に追加登録することを特徴としている。
【0010】
請求項5に記載した連絡先管理システムは、請求項3のシステムであって、上記連絡先変更通知手段は、上記連絡先利用業務記憶手段に格納された特定の連絡先データと業務との対応関係を示すデータが削除された際に、当該業務の通知先に対しその旨を通知して適用日の指定を促し、上記業務別連絡先登録手段は、当該業務のクライアント端末から適用日を指定する情報が送信された際に、該当の連絡先データに業務コード、適用日及び抹消フラグを付加した業務別連絡先データを生成し、上記業務別連絡先記憶手段に追加登録することを特徴としている。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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