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公開番号2024013508
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-01
出願番号2022115638
出願日2022-07-20
発明の名称プリント配線板
出願人イビデン株式会社
代理人個人
主分類H05K 3/46 20060101AFI20240125BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】高い品質を有するプリント配線板の提供。
【解決手段】プリント配線板は、第1パッドを含む第1導体層と、第1導体層上に形成されていて、第1パッドを露出する第1開口を有する第1樹脂絶縁層と、第1樹脂絶縁層上に形成されていて、第2パッドを含む第2導体層と、第1開口内に形成されていて、第1パッドと第2パッドとを接続する第1ビア導体と、第2導体層と第1樹脂絶縁層上に形成されていて、第2パッドを露出する第2開口を有する第2樹脂絶縁層と、第2樹脂絶縁層上に形成されていて、第3パッドを含む第3導体層と、第2開口内に形成されていて、第2パッドと第3パッドとを接続する第2ビア導体、とを有する。第2パッドの上面には第2パッドの上面より下方に凹んだ凹部が形成されている。第2ビア導体の下端部には、凹部の底面よりさらに下方に入り込んで第2パッドと接続されている嵌入部が形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1パッドを含む第1導体層と、
前記第1導体層上に形成されていて、前記第1パッドを露出する第1開口を有する第1樹脂絶縁層と、
前記第1樹脂絶縁層上に形成されていて、第2パッドを含む第2導体層と、
前記第1開口内に形成されていて、前記第1パッドと前記第2パッドとを接続する第1ビア導体と、
前記第2導体層と前記第1樹脂絶縁層上に形成されていて、前記第2パッドを露出する第2開口を有する第2樹脂絶縁層と、
前記第2樹脂絶縁層上に形成されていて、第3パッドを含む第3導体層と、
前記第2開口内に形成されていて、前記第2パッドと前記第3パッドとを接続する第2ビア導体、とを有するプリント配線板であって、
前記第2パッドの上面には前記第2パッドの上面より下方に凹んだ凹部が形成されており、
前記第2ビア導体の下端部には、前記凹部の底面よりさらに下方に入り込んで前記第2パッドと接続されている嵌入部が形成されている。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
請求項1のプリント配線板であって、前記第2パッドの上面からの前記凹部の深さは5μm以上15μm以下である。
【請求項3】
請求項1のプリント配線板であって、前記凹部の底面からの前記嵌入部の下端部分の深さは5μm以上10μm以下である。
【請求項4】
請求項1のプリント配線板であって、前記嵌入部の径は前記第2開口の下端部の開口径よりも大きい。
【請求項5】
請求項4のプリント配線板であって、前記嵌入部の径は、前記第2開口の下端部の開口径の1.1倍以上1.3倍以下である。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書によって開示される技術は、プリント配線板に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、基板上に、導体回路と層間樹脂絶縁層とが順次積層されて形成されるビルドアップ層を備える多層プリント配線板を開示する。この多層プリント配線板では、階層の異なるバイアホール同士がスタックビア構造を形成するように積層されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-280740号公報
【発明の概要】
【0004】
[特許文献1の課題]
特許文献1の多層プリント配線板では、スタックビア構造中、上段のバイアホールの下端部と下段のバイアホールのランドとの接続部分に大きい応力が加わると考えられる。大きい応力が加わることにより、上段のバイアホールの下端部と下段のバイアホールのランドとの剥離が発生しやすいと考えられる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明のプリント配線板は、第1パッドを含む第1導体層と、前記第1導体層上に形成されていて、前記第1パッドを露出する第1開口を有する第1樹脂絶縁層と、前記第1樹脂絶縁層上に形成されていて、第2パッドを含む第2導体層と、前記第1開口内に形成されていて、前記第1パッドと前記第2パッドとを接続する第1ビア導体と、前記第2導体層と前記第1樹脂絶縁層上に形成されていて、前記第2パッドを露出する第2開口を有する第2樹脂絶縁層と、前記第2樹脂絶縁層上に形成されていて、第3パッドを含む第3導体層と、前記第2開口内に形成されていて、前記第2パッドと前記第3パッドとを接続する第2ビア導体、とを有する。前記第2パッドの上面には前記第2パッドの上面より下方に凹んだ凹部が形成されている。前記第2ビア導体の下端部には、前記凹部の底面よりさらに下方に入り込んで前記第2パッドと接続されている嵌入部が形成されている。
【0006】
本発明の実施形態のプリント配線板では、第2パッドの上面に凹部が形成されており、第2ビア導体の下端部に嵌入部が形成されている。このため、第2パッドの凹部と第2ビア導体の嵌入部がない構成と比較して、第2ビア導体と第2パッドの接続面積が大きい。第2ビア導体の下端部に応力が集中しがたい。第2ビア導体と第2パッドの接続信頼性が向上する。高品質のプリント配線板が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態のプリント配線板を模式的に示す断面図。
実施形態のプリント配線板の一部を模式的に示す拡大断面図。
実施形態のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
実施形態のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
実施形態のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
実施形態のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
実施形態のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
実施形態のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
実施形態のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
実施形態のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
実施形態のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
実施形態のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
実施形態のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
実施形態のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[実施形態]
図1は実施形態のプリント配線板2を示す断面図である。図2は図1のプリント配線板2の一部を示す拡大断面図である。図1に示されるように、プリント配線板2は、絶縁層4と第1導体層10と第1樹脂絶縁層20と第2導体層30と第1ビア導体40と第2樹脂絶縁層50と第3導体層60と第2ビア導体70とを有する。
【0009】
絶縁層4は樹脂を用いて形成される。絶縁層4はシリカ等の無機粒子を含んでもよい。絶縁層4は、ガラスクロス等の補強材を含んでもよい。絶縁層4はコア基板を形成することができる。絶縁層4はビルドアップ層を形成する樹脂絶縁層を形成することができる。
【0010】
第1導体層10は絶縁層4上に形成されている。第1導体層10は信号配線12、14とパッド16を含む。図に示されていないが、第1導体層10は信号配線12、14とパッド16以外の導体回路も含んでいる。第1導体層10は主に銅によって形成される。第1導体層10は、絶縁層4上のシード層10aとシード層10a上の電解めっき層10bで形成されている。シード層10aは無電解めっき層である。改変例ではシード層10aはスパッタ層であってもよい。パッド16の上面には嵌合凹部18が形成されている。嵌合凹部18はパッド16の上面から下方に凹んでいる。
(【0011】以降は省略されています)

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