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公開番号2024005563
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-17
出願番号2022105787
出願日2022-06-30
発明の名称冷却ユニット
出願人ニデック株式会社
代理人個人
主分類H05K 7/20 20060101AFI20240110BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】冷却性能が高く、小型の冷却ユニットを提供する。
【解決手段】冷却システム100において、冷却ユニット1は、ラジエータ161、162と、ポンプ131、132と、ケーシング11と、を備える。ラジエータは、複数の冷媒流路18、1613、1623と、複数の通風路1614、1624と、を有している。ラジエータは、複数の冷媒流路内を流通する冷媒を、複数の通風路内で流れる空気で冷却する。ポンプは、ラジエータと接続されており、冷媒を加圧する。ケーシングは、ラジエータとポンプとを収容する。ラジエータは、ケーシングの第一面に対して傾斜して斜めに配置されている。ポンプの少なくとも一部は、ラジエータと第一面との間に位置する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の冷媒流路と、複数の通風路と、を有し、前記複数の冷媒流路内を流通する冷媒を、前記複数の通風路内で流れる空気で冷却するラジエータと、
前記ラジエータと接続されており、前記冷媒を加圧するポンプと、
前記ラジエータと前記ポンプとを収容するケーシングと
を備え、
前記ラジエータは、前記ケーシングの第一面に対して傾斜して配置されており、
前記ポンプの少なくとも一部は、前記ラジエータと前記第一面との間に位置する、冷却ユニット。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記ポンプを複数備えており、
複数の前記ポンプのうち、少なくとも一つの前記ポンプの全体が、前記ラジエータと前記第一面との間に位置する、請求項1に記載の冷却ユニット。
【請求項3】
前記ポンプの駆動電圧を生成する電源部を更に備え、
前記電源部は、前記ラジエータよりも上方に位置する、請求項1又は請求項2に記載の冷却ユニット。
【請求項4】
前記冷媒を貯留するタンクを更に備え、
前記ケーシングは、前記タンクを更に収容し、
前記タンクの少なくとも一部は、前記ラジエータと前記第一面との間に位置する、請求項1又は請求項2に記載の冷却ユニット。
【請求項5】
前記通風路の開口と対向する空気の吸込口と、空気の吐出口とを有する送風部を更に備え、
前記送風部は、前記吸込口から前記吐出口に向かう気流を発生させる、請求項1又は請求項2に記載の冷却ユニット。
【請求項6】
前記第一面に直交する第一方向に並ぶ二つの前記ラジエータを備えており、
二つの前記ラジエータにおいて、前記第一方向に直交する第二方向の一方側端面の前記第一方向の隙間を閉塞する第一閉塞部と、
二つの前記ラジエータにおいて、前記第二方向の他方側端面の前記第一方向の隙間を閉塞する第二閉塞部と
を更に備える、請求項1又は請求項2に記載の冷却ユニット。
【請求項7】
前記ラジエータとして、第一ラジエータと、前記第一ラジエータと前記第一面との間に位置する第二ラジエータとを備えており、
少なくとも一部が前記第二ラジエータと前記第一面との間に位置し、前記冷媒を貯留するタンクと、
前記第一ラジエータ、前記タンク、前記ポンプ及び前記第二ラジエータの順番で前記冷媒を流通させる配管と
を更に備える、請求項1又は請求項2に記載の冷却ユニット。
【請求項8】
前記第二ラジエータから前記第一ラジエータに向かう気流を発生させる送風部を更に備える、請求項7に記載の冷却ユニット。
【請求項9】
前記複数の通風路内に気流を発生させる送風部と、
前記ポンプの駆動電圧を生成する電源部と
を更に備え、
前記電源部は、前記ラジエータよりも前記気流の下流側に位置する、請求項1又は請求項2に記載の冷却ユニット。
【請求項10】
前記冷媒を貯留するタンクと、
前記ポンプを制御する制御部と
を更に備え、
前記制御部の少なくとも一部は、前記第一面に直交する第一方向における幅が前記ポンプよりも小さく、前記第一方向において前記ラジエータと前記第一面との間に位置し、前記第一面に沿う第三方向において前記ポンプ又は前記タンクと前記ラジエータとの間に位置する、請求項1又は請求項2に記載の冷却ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、冷却ユニットに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、冷却シャシにおいて、ハウジングは、気流方向において互いに対向する第一開放端と第二開放端とを有する。また、ハウジングは、放熱システムを収容する。放熱システムは、内部で流れる冷却剤と、ハウジング及び放熱システムを通過する空気との間で熱を交換する。放熱システムは、2つのラジエータを含む。各ラジエータは、気流方向に対して傾斜している。冷却シャシは、放熱システムを通じて冷却剤を循環させるポンプを更に含む(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-35438号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の冷却シャシにおいて、ラジエータは、ポンプよりも気流方向の下流側に離れてレイアウトされている。従って、冷却シャシ自体を小型化することが難しい。また、ハウジング内でラジエータを大型化することが難しく、その結果、ラジエータの冷却性能を向上させにくいという問題点があった。
【0005】
本開示は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、冷却性能が高く、小型の冷却ユニットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の例示的な冷却ユニットは、ラジエータと、ポンプと、ケーシングとを備える。ラジエータは、複数の冷媒流路と、複数の通風路とを有している。ラジエータは、複数の冷媒流路内を流通する冷媒を、複数の通風路内で流れる空気で冷却する。ポンプは、ラジエータと接続されており、冷媒を加圧する。ケーシングは、ラジエータとポンプとを収容する。ラジエータは、ケーシングの第一面に対して傾斜して配置されている。ポンプの少なくとも一部は、ラジエータと第一面との間に位置する。
【発明の効果】
【0007】
例示的な本開示によれば、冷却性能が高く、小型の冷却ユニットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本開示の実施形態に係る冷却システムの構成を示すブロック図である。
図2は、図1に示される冷却ユニットを第二方向一方側からみた側面図である。
図3は、図1に示される冷却ユニットを第二方向他方側からみた側面図である。
図4は、図2に示される第一ラジエータ、第二ラジエータ及び送風部の分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
【0010】
図1は、本開示の実施形態に係る冷却システム100の構成を示すブロック図である。冷却システム100は、冷却ユニット1と、分配マニホールド2と、複数のコールドプレート3と、複数の熱源4と、収集マニホールド5とを備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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