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公開番号2023183932
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-12-28
出願番号2022097748
出願日2022-06-17
発明の名称画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類G03G 21/00 20060101AFI20231221BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】装置の小型化と低コスト化を図りつつ、像担持体に付着した糊等の異物の除去性を向上させた画像形成装置を提供する。
【解決手段】正回転と逆回転の回転が可能であり、トナー像を担持する像担持体2と、前記像担持体の回転に連れ回ることが可能であり、前記像担持体の表面に接触して前記像担持体の表面を帯電する帯電部材3と、前記像担持体の表面と前記帯電部材の表面を清掃する清掃部材101と、を備え、前記清掃部材は、前記像担持体と前記帯電部材の間に挟まれた状態で前記像担持体の表面及び前記帯電部材の表面に接触して前記像担持体の清掃を行う第1位置と、前記帯電部材のみに接触して前記帯電部材の清掃を行う第2位置とに移動可能であり、前記第1位置又は前記第2位置にある状態で前記像担持体の回転方向が切り替わった場合、前記第1位置から前記第2位置に移動する、又は、前記第2位置から前記第1位置に移動することを特徴とする。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
正回転と逆回転の回転が可能であり、トナー像を担持する像担持体と、
前記像担持体の回転に連れ回ることが可能であり、前記像担持体の表面に接触して前記像担持体の表面を帯電する帯電部材と、
前記像担持体の表面と前記帯電部材の表面を清掃する清掃部材と、を備え、
前記清掃部材は、前記像担持体と前記帯電部材の間に挟まれた状態で前記像担持体の表面及び前記帯電部材の表面に接触して前記像担持体の清掃を行う第1位置と、前記帯電部材のみに接触して前記帯電部材の清掃を行う第2位置とに移動可能であり、前記第1位置又は前記第2位置にある状態で前記像担持体の回転方向が切り替わった場合、前記第1位置から前記第2位置に移動する、又は、前記第2位置から前記第1位置に移動することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記正回転は、画像形成動作時における前記像担持体の回転方向であり、
前記清掃部材は、清掃を行う際、前記像担持体が正回転をしている場合には前記第2位置で清掃を行い、前記像担持体が逆回転をしている場合には前記第1位置で清掃を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記正回転は、画像形成動作時における前記像担持体の回転方向であり、
前記清掃部材は、清掃を行う際、前記像担持体が前記正回転で回転しているときに前記第2位置にあり、当該清掃部材が前記第2位置にある状態で前記像担持体が逆回転になったときに当該清掃部材が前記第1位置に移動することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記正回転は、画像形成動作時における前記像担持体の回転方向であり、
前記清掃部材は、清掃を行う際、前記像担持体が前記逆回転で回転しているときに前記第1位置にあり、当該清掃部材が前記第1位置にある状態で前記像担持体が正回転になったときに当該清掃部材が前記第2位置に移動することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記像担持体をクリーニングするクリーニングブレードを備えないことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記像担持体上の所定の点をAとしたとき、前記正回転と前記逆回転を交互に繰り返して前記Aが正回転の方向に1周する清掃動作を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記清掃部材が前記第1位置にあるときの前記像担持体が回転する距離を第1回転量とし、前記清掃部材が前記第2位置にあるときの前記像担持体が回転する距離を第2回転量としたとき、1回の前記清掃動作において、第1回転量<第2回転量<第1回転量×2を満たすことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記清掃動作は、定期的に又はユーザーからの指示により実行されることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記清掃部材は、導電性であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記清掃部材は、弾性変形が可能な支持部材により支持されており、清掃を行う際、前記像担持体が正回転している場合、前記帯電部材に接触する側に前記支持部材により力が付与され、前記像担持体が逆回転している場合、前記帯電部材から離れる側に前記支持部材により力が付与されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、電圧の印加された帯電ローラ等の帯電部材を感光体(像担持体)の表面に接触させることにより、像担持体を帯電させる方式を用いた画像形成装置が知られている。
【0003】
このような画像形成装置では、感光体と帯電ローラの表面に付着しているトナーを清掃する技術がある。従来の技術では、例えば感光体上に付着しているトナーをクリーニングブレード等のクリーニング手段で清掃することが知られている。近年、装置の小型化等の観点から、感光体のクリーニングを専用に行うクリーニング手段を備えない、いわゆるクリーナーレス方式が提案されている。
【0004】
特許文献1では、感光体と帯電ローラを清掃する目的で、感光体と帯電ローラ両方に接触するブラシローラで清掃を実施する構成が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来技術のように、感光体をクリーニングするクリーニングブレードを有していない場合、感光体に糊等の異物が付着した場合、付着した異物(付着物とも称する)を除去できないという問題がある。特許文献1のようにブラシローラで清掃する場合であっても、ブラシローラでは感光体への押し付け力が弱いため、感光体上の付着物を十分に除去しにくい。
【0006】
付着物の清掃に関して、ブラシローラを感光体に押し当てるなどして付着物を除去する試みも考えられる。しかしこの場合、ブラシローラを押し当てるための機構が必要になるだけでなく、ブラシローラを離間させるための離間機構を別途設ける必要が生じる。常時ブラシローラが感光体に接触すると、ブラシローラに付着した転写残トナーを除去する必要が生じ、このための離間機構が必要になる。この場合、装置の大型化やコストの増加が生じてしまう。
【0007】
そこで本発明は、装置の小型化と低コスト化を図りつつ、像担持体に付着した糊等の異物の除去性を向上させた画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、正回転と逆回転の回転が可能であり、トナー像を担持する像担持体と、前記像担持体の回転に連れ回ることが可能であり、前記像担持体の表面に接触して前記像担持体の表面を帯電する帯電部材と、前記像担持体の表面と前記帯電部材の表面を清掃する清掃部材と、を備え、前記清掃部材は、前記像担持体と前記帯電部材の間に挟まれた状態で前記像担持体の表面及び前記帯電部材の表面に接触して前記像担持体の清掃を行う第1位置と、前記帯電部材のみに接触して前記帯電部材の清掃を行う第2位置とに移動可能であり、前記第1位置又は前記第2位置にある状態で前記像担持体の回転方向が切り替わった場合、前記第1位置から前記第2位置に移動する、又は、前記第2位置から前記第1位置に移動することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、装置の小型化と低コスト化を図りつつ、像担持体に付着した糊等の異物の除去性を向上させた画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の画像形成装置の一実施形態を説明するための図である。
本発明の画像形成装置の別の実施形態を説明するための図である。
本発明の画像形成装置の別の実施形態を説明するための図である。
本発明の画像形成装置の別の実施形態を説明するための図である。
本発明の画像形成装置の別の実施形態を説明するための図である。
感光体が正回転をしている場合の清掃部材の位置の一例を示す図である。
感光体が逆回転をしている場合の清掃部材の位置の一例を示す図である。
清掃動作の一例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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