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公開番号2023179447
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-12-19
出願番号2023144274,2022063667
出願日2023-09-06,2022-03-21
発明の名称糠又は米糠付着砂(培う砂)
出願人個人
代理人
主分類C09K 17/32 20060101AFI20231212BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約【課題】「さらさら状」に形成,製造される米糠の天然養分が,砂粒子の表面,表層に付着する,糠又は米糠付着砂(培う砂)を,既存土壌に均一的撒布を容易にする,既存土壌に積層する土壌構造改良資材,新たな栽培用土壌(培う砂100%)として提供すること、また前記土壌補給物を生産する方法を提供すること。
【解決手段】不純物を機械洗浄篩工程実施により,除去した形態の粒子径範囲が2.0mm~0.068mmのいずれかである鉱物単結晶砂,と糠又は米糠を重機の使用により,建築物内部(土間コンクリート舗装上面等),露天(コンクリート舗装上面等)で重機の操縦者による重機の作動,駆動,可動させて混合撹拌する混合方法の手段により糠又は米糠に内在する養分が,鉱物単結晶砂または鉱物単結晶砂を原料に製造される焼砂に付着する構成形態の糠又は米糠付着砂(培う砂),と糠又は米糠付着砂(培う砂)を混合撹拌する方法を提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
100.0質量部のバーク堆肥に1.0~30.0質量部の糠又は米糠を混合撹拌物として特定されており,前記混合撹拌物の混合撹拌に使用する機械は,建設機械であって,
前記建設機械は,ホイールローダー,ブルドーザ,スキッドステアローダ/コンパクトトラックローダ,履帯式ローダ,バックホーのいずれかの前記建設機械である特定の重機を選択,又はコンテナミキサーのいずれかの機械を使用して,前記混合撹拌物の混合撹拌することにより植物の生育に有用となり得る土壌補給物であることを特徴とする特定の前記重機の使用により,生産される土壌補給物。
続きを表示(約 3,300 文字)【請求項2】
粒形状又は粉末形状のシリカゲル100.0質量部に1.0~20.0質量部の米糠が混合撹拌物として特定されており,
前記混合撹拌物の混合撹拌に使用する機械は,建設機械であって,
前記建設機械は,ホイールローダー,ブルドーザ,スキッドステアローダ/コンパクトトラックローダ,履帯式ローダ,バックホーのいずれかの前記建設機械である特定の重機を選択,又はコンテナミキサーのいずれかの機械を使用して,前記混合撹拌物の混合撹拌することにより植物の生育に有用となり得る土壌補給物であることを特徴とする前記重機,又はコンテナミキサーの使用により,製造される土壌補給物。
【請求項3】
粒形状又は粉末形状のゼオライト100.0質量部に1.0~20.0質量部の糠糟が含まれていない米糠が混合撹拌物として特定されており,
前記混合撹拌物の混合撹拌に使用する機械は,建設機械,又はコンテナミキサーであって,
前記建設機械は,ホイールローダー,ブルドーザ,スキッドステアローダ/コンパクトトラックローダ,履帯式ローダ,バックホーのいずれかの前記建設機械である特定の重機を選択,又はコンテナミキサーのいずれかの機械を使用して,前記混合撹拌物の混合撹拌することにより植物の生育に有用となり得る土壌補給物であることを特徴とする前記重機,又はコンテナミキサーの使用により,製造される土壌補給物。
【請求項4】
100.0質量部のバーク堆肥に1.0~30.0質量部の糠又は米糠を混合撹拌物として特定されており,前記混合撹拌物の混合撹拌に使用する機械は,建設機械,又はコンテナミキサーであって,
前記建設機械は,ホイールローダー,ブルドーザ,スキッドステアローダ/コンパクトトラックローダ,履帯式ローダ,バックホーのいずれかの前記建設機械である特定の重機を選択,又はコンテナミキサーのいずれかの機械を使用されており,前記混合撹拌物の混合撹拌作業により,製造される前記混合撹拌物からなる土壌補給物は,吹付け機械を用いて道路,又は緑地の法面に撒布,又は充填することにより植物の生育に有用となり得る土壌補給物であることを特徴とする前記重機,又はコンテナミキサーの使用により,生産される土壌補給物。
【請求項5】
100.0質量部のバーク堆肥に1.0~30.0質量部の糠又は米糠が混合撹拌物として特定されており,前記混合撹拌物の混合撹拌に使用する機械は建設機械,又はコンテナミキサーであって,
前記建設機械は,ホイールローダー,ブルドーザ,スキッドステアローダ/コンパクトトラックローダ,履帯式ローダ,バックホーのいずれかの前記建設機械である特定の重機を選択,又はコンテナミキサーのいずれかの機械を使用されており,
前記重機の混合撹拌作業により,生産される前記土壌補給物に加えて植物の種子が前記重機による前記混合撹拌作業により,混合されている前記混合撹拌物は,吹付け機械を用いて道路の法面,又は緑地の法面に撒布,又は充填することにより植物の生育に有用となり得る土壌補給物であることを特徴とする法面土壌補給物。
【請求項6】
混合撹拌物である100.0質量部のバーク堆肥に1.0~30.0質量部の糠又は米糠を混合撹拌してなる土壌補給物,
混合撹拌物である粒形状又は粉末形状のシリカゲル100.0質量部に1.0~20.0質量部の米糠を混合してなる土壌補給物,
混合撹拌物である粒形状又は粉末形状のゼオライト100.0質量部に1.0~20.0質量部の糠糟が含まれていない米糠が混合されてなる土壌補給物のいずれかの前記土壌補給物の混合材料は,土間コンクリート舗装地面,アスファルト舗装地面,または地面上面に複数の鉄板端部同士が当接されてなる鉄板上面のいずれかの前記舗装地面に準備して置かれており,
前記混合撹拌物の混合撹拌に使用する機械は特定の重機であって,
前記重機は,ホイールローダー,ブルドーザ,スキッドステアローダ/コンパクトトラックローダ,履帯式ローダ,バックホーのいずれかから選択した前記重機を前記準備されている前記混合撹拌物の混合撹拌に使用する,または前記選択された前記重機を作動,駆動,可動させる手段は,重機オペレーター操縦,無線ネットワークカメラ映像に映る前記重機を,遠隔地にいる操縦者が,リアルタイムに確認しながら前記重機を操縦する遠隔操縦作動駆動可動方法,コンピュータ,又はAIコンピュータ搭載のいずれかの前記重機の作動,駆動,可動方法が選択できる前記重機を使用して,
前記準備された,前記混合撹拌物の質量部の材料を混合撹拌する生産工程により植物の生育に有用となり得る前記土壌補給物であることを特徴とする前記重機のいずれかの使用により生産される土壌補給物。
【請求項7】
100.0質量部のバーク堆肥,に1.0~30.0質量部の糠又は米糠を混合撹拌物として特定されており,
前記混合撹拌物の混合撹拌に資する建設機械は,重機であって,
前記重機を使用して,前記混合撹拌物の混合撹拌をすることにより植物の生育に有用となり得る土壌補給物が生産されることを特徴とする請求項1~6に記載のいずれかに特定されている前記重機の使用により,生産される請求項1~6に記載のいずれかの土壌補給物の生産方法。
【請求項8】
前記混合撹拌物は,乾燥粒形状又は粉末形状のシリカゲル100.0質量部に1.0~20.0質量部の米糠が特定されており,
前記重機を使用して,前記混合撹拌物の混合撹拌をすることにより植物の生育に有用となり得る土壌補給物が生産されることを特徴とする請求項1~6に記載のいずれかに特定されている前記重機の使用により,生産される請求項1~6に記載のいずれかの土壌補給物の生産方法。
【請求項9】
前記混合撹拌物は,乾燥粒形状又は粉末形状のゼオライト100.0質量部に1.0~20.0質量部の糠糟が含まれていない米糠が特定されており,
前記重機を使用して,前記混合撹拌物の混合撹拌をすることにより植物の生育に有用となり得る土壌補給物が生産されることを特徴とする請求項1~6に記載のいずれかに特定されている前記重機の使用により,生産される請求項1~6に記載のいずれかの土壌補給物の生産方法。
【請求項10】
前記土壌補給物の生産工程は,前記混合撹拌物である前記バーク堆肥,前記乾燥粒形状又は粉末形状のシリカゲル,前記乾燥粒形状又は粉末形状のゼオライトのいずれかに適合する質量部と前記糠又は米糠に適合する質量部を,
土間コンクリート舗装地面,コンクリート舗装地面,アスファルト舗装地面のいずれかの前記舗装地面,または地面上面に複数の鉄板端部同士が当接されてなる鉄板上面のいずれかの前記舗装地面に準備して置かれており,
前記準備された前記質量部の前記混合撹拌物のいずれかは,請求項1~6に記載の前記重機のいずれかから選択した前記重機を前記混合撹拌物の混合撹拌に使用する,または前記選択された前記重機を作動,駆動,可動させる手段は,重機オペレーター操縦,無線ネットワークカメラ映像に映る前記重機を,遠隔地にいる操縦者が,リアルタイムに確認しながら前記重機を操縦する遠隔操縦作動駆動可動方法,コンピュータ,又はAIコンピュータ搭載のいずれかの前記重機の作動,駆動,可動方法が選択できる前記重機を使用して,
前記準備されている,前記質量部の前記混合撹拌物を混合撹拌してなる,前記土壌補給物のいずれかは,前記重機を使用して混合撹拌をすることにより植物の生育に有用となり得る土壌補給物が生産されることを特徴とする請求項1~9に記載のいずれかの土壌補給物の生産方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
園藝及び園芸,農業,林業,造園土木建設(グラウンド,緑地),肥料のそれぞれの分野である。
続きを表示(約 5,300 文字)【背景技術】
【0002】
糠又は米糠は従前より肥料,飼料として公知の材料であって,果樹の幹回りの土壌表面に撒くこと,また圃場の畑や畝を耕す時々に土壌に米糠を撒き土壌に混ぜ込むことが公知である。しかしながら,土壌表面に撒く手段においては,軽くて微粉末状の米糠は特に風の影響によって飛散で均一に撒くことが困難である,また散水,降雨で土壌表層から流されて,樹木や作物などの追肥栄養素としては無駄になる糠又は米糠も少なくはない。また,畑や畝の土壌に糠又は米糠を元肥として混ぜ込む手段は,耕耘機などで土壌と糠又は米糠を混ぜても糠又は米糠が固形化する割合が多い。すなわち,大きさの異なる凝集状(空隙が無い塊)になることが特に農業分野で知られており,この「凝集状の塊」は土壌なかで分解されない可能性が高く,且つ凝固した米糠が土壌粒子に浸透、馴染むには長時間かかる,また土壌粒子に浸透,馴染むことにならないことも考えられる。
【0003】
このように,固く塊状になる糠又は米糠は土壌領域で均一的分布になりにくく,糠又は米糠特有の微粉状で,植物の生長に有用である栄養素が豊富に含まれているにも拘らず,圃場などの作物生産に非効率的肥料として,取り扱われている現況がある。また,国連IPCCの報告によると,気候変動により,1.5度の温暖化によって,地球は今後20年間さまざまな危機に直面すること,さらに一時的でも1.5度を超えると地球環境は,さらに深刻な影響を受けることになることを報告している。このように,IPCCの報告から読み取れる,温暖化影響に適応すべく農業分野においては,化学肥料の使用量を減らし,農作物の生産に係る廃棄物を減らす試みや取り組みが,切望されている現況がある。本願発明は,気候温暖化の適応策として,食料持続確保に,鉱物単結晶である砂粒子に糠又は米糠を,特定混合手段により付着する形態の技術思想である糠又は米糠付着砂,を土壌領域へ補給,循環させると,健康に対する意識向上に資する野菜,果実,穀物等,農作物の生産性向上に寄与,且つ無農薬で安全である糠又は米糠付着砂を,既存土壌に積層する土壌構造改良および,その他植物生産,育成管理に貢献する発明である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特願昭52-020582
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
既存土壌に均一的撒布の困難性課題,既存土壌に混ぜ合わせると,凝集状(塊化)になる課題のある微粉状の糠又は米糠は,植物の生長に有用である栄養素が豊富に含まれている,にも拘らず土壌面領域で均一的に養分が分布されにくく,栽培及び作物生産に非効率的肥料として取り扱われている現況がある,この植物の生長に有用な糠又は米糠に内在する養分,と有機物を含まない砂粒子(鉱物単結晶)の成分である,二酸化ケイ素(シリカ)等を,重機の使用で混合し撹拌する実施工程の行為により,日本国の法律である砂利採取法に適法の採取場で掘削し,採取(採砂)される地質学的に定義されている粒径範囲の鉱物単結晶砂,または土壌学的定義であり,鉱物以外に有機物,無機養素,さらにそれらの層構造からの特徴付けを指す砂質土壌に含まれている有機物等が混ざり合っているごみ類等を,採取後に機械による洗浄の実施,または鉱物単結晶砂の粒径範囲(1.90mm~ 0.063mm)以上の鉱物粒子,岩片を鉱物単結晶砂の粒径範囲になすために篩処理を 実施することを要件にしてなる「洗浄篩加工砂」,又は「鉱物単結晶砂」,または洗浄篩加工砂,鉱物単結晶砂を材料にして製造される熱処理乾燥鉱物単結晶「焼砂」を建設機械である重機の使用で糠又は米糠を混合撹拌する作業により,糠又は米糠が「洗浄篩加工砂」,「鉱物単結晶砂」,「焼砂」に付着(異種の物質が接触したとき相互の分子間力によって互いにくっつくこと)させることを目的にした,糠又は米糠付着砂(培う砂)は,植物の移植後や栽培で花や実を結実させない果樹などの,促成活性ならびに開花と結実をさせることと,種子の発芽促進,栽培および作物生産,園芸,造園に係る分野などに,植物に有用である砂粒子の成分補給,および無農薬で安全である,糠又は米糠付着砂(培う砂)の製造に係る建設機械の使用を特定して,混合撹拌作業により糠又は米糠付着砂の粒子は「さらさら状」に形成,製造される米糠の天然養分が,砂粒子の表面に付着する,糠又は米糠付着砂(培う砂)を,既存土壌に均一的に撒布が容易になる,既存土壌に積層する土壌構造改良資材,新たな栽培用土壌(培う砂100%)として提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1の発明の糠又は米糠付着砂(培う砂)は,日本国の法律である砂利採取法に適法の採取場で,掘削されて採取(採砂)される地質学的に定義されている粒径範囲の砂(以下「鉱物単結晶砂」という。),または土壌学的定義であり,鉱物以外に有機物,無機養素,さらにそれらの層構造からの特徴付けを指す砂(以下「砂質土壌」という。)であって,前記採取される前記砂質土壌は,採取後に有機物等の洗浄を実施,または前記鉱物単結晶砂の粒径範囲以上の鉱物粒子,岩片を前記鉱物単結晶砂の粒径範囲(1.90mm~0.063mm)になすために篩処理を実施することを要件としており,100.0質量部の前記洗浄,または篩処理を実施した前記砂質土壌(以下「洗浄篩加工砂」という。),前記鉱物単結晶砂のいずれかを原料にして製造してなる熱処理乾燥鉱物単結晶(以下「焼砂」という。)のいずれかと,1.0~10.0質量部の糠又は米糠を,混合し撹拌してなる,前記洗浄篩加工砂,前記鉱物単結晶砂,焼砂のいずれかの一部表面,または全表面に糠又は米糠が付着した形態になっており,前記混合し撹拌する実施行為は,建造物の内部領域(土間コンクリート舗装地面),または露天場(コンクリート舗装地面,またはアスファルト舗装地面)の所定位置に準備されている,建設機械である重機の使用により混合し撹拌することを要件にしており,前記重機は,ホイールローダー,ブルドーザ,スキッドステアローダ/コンパクトトラックローダ,履帯式ローダ,バックホー(ドラグシャベル)のいずれかの重機を選択しており,前記混合し撹拌する実施の作業工程は,前記洗浄篩加工砂,前記鉱物単結晶砂,焼砂のいずれかを前記土間コンクリート舗装地面,コンクリート舗装地面,アスファルト舗装地面のいずれかの舗装地面の上面に前記混合し撹拌する材料物である,前記質量部の割合の前記洗浄篩加工砂,前記鉱物単結晶砂,前記焼砂のいずれかと前記質量部の割合の糠又は米糠を前記上面に準備しており,前記準備されている前記材料物の前記質量部の割合の前記洗浄篩加工砂,前記鉱物単結晶砂,前記焼砂のいずれかと,前記質量部の割合の糠又は米糠を,前記重機の操縦者により,前記重機に構成されているバケットの底面,もしくは側面を,前記重機の操縦者の操縦(作動,駆動,可動)により,前記混合し撹拌する材料物(前記質量部の割合の前記洗浄篩加工砂,前記鉱物単結晶砂,前記焼砂のいずれかと前記質量部の割合の糠又は米糠を「以下混合撹拌物」という。)に当てる行為により,直接混合撹拌物に圧を加える,また押す,叩く,行為を複数回,繰り返して圧を加える,または混合撹拌物の混合撹拌作業の途中に,前記バケット内に混合撹拌物を取り入れた後,前記重機のバケットを高所(5m以下)に揚げる前記操縦者の操作により,前記バケット内の混合撹拌物を前記高所から前記舗装地面,または混合撹拌物が存在する下方に散け落とす,または前記高所のバケットを前記操縦者の操作により振動させてバケット内の混合撹拌物を滝のように振るい散け落とすことを複数回,繰り返し行う,または前記重機に構成されている無限軌道であるキャタピラ,またはゴムクローラー,または駆動輪の接地面積,接地有効面を,前記重機の前記 操縦者の操縦(作動,駆動,可動)により前記混合撹拌物の上面に,複数回,繰り返し直接的に乗り上げて,前記重機の荷重圧,動き圧を加え押えつける混合撹拌作業を,複数回,繰り返し行うことにより,前記洗浄篩加工砂,前記鉱物単結晶砂,前記焼砂のいずれかの表面の一部面,または全面に,微粉末状の前記糠又は米糠が圧着する作用,および前記洗浄篩加工砂,前記鉱物単結晶砂,前記焼砂のいずれかの表面の一部面,または全面に,微粉末状の前記糠又は米糠が接触したとき,互いに付着する作用により,前記洗浄篩加工砂,前記鉱物単結晶砂,前記焼砂のいずれかの表層,表面の一部面,又は全面に前記糠又は米糠が付着した形態の糠又は米糠付着砂に形成されており,前記糠又は米糠付着砂の隣り合う,互いの前記糠又は米糠付着砂粒子は,粘り気,湿気が無く,分離した形態であって,前記粘り気,湿気が無く,分離した形態の前記糠又は米糠付着砂粒子を地面,農地,芝生地,植物栽培土地,植物栽培鉢土壌のいずれかに撒布,または土壌に積層,混ぜ合わせる行為により,前記糠又は米糠付着砂,は凝集状にならないことを特徴とする前記重機使用により製造してなる,糠又は米糠付着砂(培う砂)である。
【0007】
請求項2の発明の糠又は米糠付着砂(培う砂)は,前記糠又は米糠付着砂(培う砂),に0.01~1.0質量部の炭素質粒状である硬質のヤシ殻活性炭(粒子径0,40mm~2.5mm),又は炭素質粉状物を混合,撹拌してなる,請求項1に記載の糠又は米糠付着砂(培う砂)である。
【0008】
請求項3の発明の糠又は米糠付着砂(培う砂)は,前記日本国の法律である砂利採取法に適法の採取場(河川「砂堰・ダムに堆積」,陸砂「河川流路跡・氾濫原・扇状地」,山砂「山地・丘陵地・台地」,海砂「海浜・海底」のいずれかに存在する)は,全国の都道府県に存在する前記適法の採取場,または東北地方の青森県上北地域浜,福島県浜通り地域近傍の河川,河口付近の前記採取場,または岐阜県や長野県,石川県,徳島県,千葉県,静岡県,大分県,福岡県,宮崎県の渓流に存在する鉱石,鉱物が上流域から流されて微粒状に形成されてなる請求項1に記載の鉱物単結晶砂,または砂質土壌が存在する,前記採取場のいずれかを選択することを要件にしており,前記焼砂の製造材料は,前記採取場で掘削し,採取される前記鉱物単結晶砂,または前記採取場で掘削し,採取された後に前記砂質土壌から有機物の洗浄を実施,または前記鉱物単結晶砂の粒径範囲以上の鉱物粒子,岩片を前記鉱物単結晶砂の粒径範囲になすために篩処理を実施してなる,請求項1に記載の洗浄篩加工砂を,材料にして製造されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の糠又は米糠付着砂(培う砂)である。
【0009】
請求項4の発明の糠又は米糠付着砂(培う砂)は,前記糠又は米糠付着砂(培う砂)に微生物を添加するため,前記糠又は米糠付着砂(培う砂)に0.30~10.0質量部の細かい腐葉(網目篩15mm以下),または細かい堆肥(網目篩15mm以下)を混合してなる請求項1~3に記載のいずれかの糠又は米糠付着砂(培う砂)である。
【0010】
請求項5の発明の前記請求項1又は2,4に記載のいずれかを混合する方法は,前記100.0質量部の前記鉱物単結晶砂,前記洗浄篩加工砂,前記焼砂のいずれかと,前記請求項1の質量部の前記糠又は米糠,または,前記請求項2に記載の質量部に適合するヤシ殻活性炭,炭素質粉状のいずれか,または前記請求項4に記載の質量部に適合する腐葉,堆肥のいずれかを,建造物内領域(コンクリート舗装地面),または露天の地面,コンクリート舗装地面,アスファルト舗装地面,または地面上面に複数の鉄板端部同士が当接されてなる鉄板上面のいずれかの前記舗装地面,または鉄板上面に準備して,請求項1記載の重機のいずれかから選択した重機を使用する,または前記選択された重機を作動,駆動,可動させる手段は,重機オペレーター操縦,無線ネットワークカメラ映像に映る重機を,遠隔地にいる操縦者が,リアルタイムに確認しながら重機を操縦する遠隔操縦作動駆動可動方法,コンピューター,又はAIコンピューター(電子制御)搭載のいずれかの重機の作動,駆動,可動方法が選択できる重機を使用して,前記準備された,前記鉱物単結晶砂,前記洗浄篩加工砂,前記焼砂のいずれかと,前記糠又は米糠を混合撹拌してなる,請求項1記載の糠又は米糠付着砂,または前記糠又は米糠付着砂と,前記請求項2又は4に記載のいずれかを,前記重機を使用して混合撹拌する手段を特徴とする,糠又は米糠付着砂(培う砂)混合方法である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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