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公開番号2023150753
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-10-16
出願番号2022060011
出願日2022-03-31
発明の名称冷蔵庫
出願人アクア株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類F25D 21/04 20060101AFI20231005BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】蒸発器における冷却効率を充分に確保しつつ、着霜による風路の閉塞を抑止できる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】貯蔵室である冷蔵室12と、貯蔵室に送風される空気が収納される冷却室115と、冷却室115の内部の空気を冷却する蒸発器162と、を具備する。蒸発器162は、幅方向に沿って複数が配置された放熱フィン28と、複数の放熱フィン28を通過するように配置された伝熱管29と、を有する。更に、蒸発器162の前後方向において、複数の放熱フィン28が配置される密度を異ならせる。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
貯蔵室と、
前記貯蔵室に送風される空気が収納される冷却室と、
前記冷却室の内部の前記空気を冷却する蒸発器と、を具備し、
前記蒸発器は、幅方向に沿って複数配置される放熱フィンと、複数の前記放熱フィンを通過するように配置される伝熱管と、を有し、
前記蒸発器の前後方向において、複数の前記放熱フィンが配置される密度は異なることを特徴とする冷蔵庫。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
前記放熱フィンは、前記蒸発器の前方部分または後方部分において、前記蒸発器の前後方向における中央部分よりも疎に配置されることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項3】
前記放熱フィンは、第1放熱フィンと、前記第1放熱フィンよりも上下方向の長さが短い第2放熱フィンとを有し、
前記第2放熱フィンは、前記第1放熱フィンどうしの間に配置されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
【請求項4】
前記放熱フィンは、前記第1放熱フィンよりも前後方向の幅が短い第3放熱フィンを更に有し、
前記第3放熱フィンは、前記第1放熱フィンどうしの間に配置されることを特徴とする請求項3に記載の冷蔵庫。
【請求項5】
前記第2放熱フィンは、前記第3放熱フィンよりも前後方向の幅が長くされることを特徴とする請求項4に記載の冷蔵庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、冷蔵庫に関し、特に、蒸発器を有する冷蔵庫に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
一般的な冷蔵庫では、冷凍サイクルの蒸発器で冷却した空気を各貯蔵室に送風することで、各貯蔵室を所望の冷蔵温度帯域または冷凍温度帯域に冷却している。冷凍サイクルを用いた冷却を続けると、蒸発器に着霜が生じる。蒸発器の霜が成長すると、蒸発器と空気との間の伝熱および送風が妨げられる。このことから、冷蔵庫の運転においては、蒸発器に着いた霜を除霜する除霜運転を定期的に実行する。
【0003】
一般的な除霜運転では、蒸発器の下方に配置した除霜ヒータに通電することで発熱させて、蒸発器で成長した霜を溶融し、除去する。ここで蒸発器としては、例えば特許文献1に記載されているような、フィンアンドチューブ型のものが採用される。
【0004】
また、除霜運転の頻度を少なくするべく着霜を低減する発明が特許文献2に記載されている。具体的には、特許文献2では、蒸発器の奥側にバイパス風路を形成し、冷蔵庫の運転時にバイパス風路を冷気が流れることで、着霜による風路の閉塞を抑制している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2012-52747号公報
特開2014-134340号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、前述した各特許文献に記載された発明では、除霜を抑制しつつ蒸発器による冷却効率を向上させる観点から改善の余地があった。
【0007】
具体的には、特許文献2による発明では、バイパス風路により着霜による風路の閉塞を抑制していたが、バイパス風路を冷気が通過することにより、蒸発器と冷気との熱交換が充分に成されず、冷却効率が低下してしまう恐れがある。
【0008】
本発明は、前述の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、蒸発器における冷却効率を充分に確保しつつ、着霜による風路の閉塞を抑止できる冷蔵庫を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の冷蔵庫は、貯蔵室と、前記貯蔵室に送風される空気が収納される冷却室と、前記冷却室の内部の前記空気を冷却する蒸発器と、を具備し、前記蒸発器は、幅方向に沿って複数配置される放熱フィンと、複数の前記放熱フィンを通過するように配置される伝熱管と、を有し、前記蒸発器の前後方向において、複数の前記放熱フィンが配置される密度は異なることを特徴とする。
【0010】
また、本発明の冷蔵庫では、前記放熱フィンは、前記蒸発器の前方部分または後方部分において、前記蒸発器の前後方向における中央部分よりも疎に配置されることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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