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公開番号2023124467
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-09-06
出願番号2022028239
出願日2022-02-25
発明の名称開閉作業工具
出願人株式会社ツノダ
代理人個人
主分類B26B 17/00 20060101AFI20230830BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約【課題】本発明は、従来にない作用効果を発揮する非常に実用的な開閉作業工具を提供することを目的とする。
【解決手段】工具本体1の基端側に握持操作部1Aを有し、先端側に前記握持操作部1Aの握持操作により開閉して切断作業をする切断作業部1Bを有する開閉作業工具であって、前記工具本体1の一側面には平坦面部2が設けられ、この平坦面部2には棒状の被切断線材50が前記切断作業部1Bで切断作業をするのに適正であるか否かを確認する適正線材表示部4が設けられたものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
工具本体の基端側に握持操作部を有し、先端側に前記握持操作部の握持操作により開閉して切断作業をする切断作業部を有する開閉作業工具であって、前記工具本体の一側面には平坦面部が設けられ、この平坦面部には棒状の被切断線材が前記切断作業部で切断作業をするのに適正であるか否かを確認する適正線材表示部が設けられ、この適正線材表示部は、前記被切断線材をあてがうことで該被切断線材の径が材質に基づいて設定された径よりも大きいか否かを目視確認可能な所定幅の表示であることを特徴とする開閉作業工具。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
請求項1記載の開閉作業工具において、前記適正線材表示部の所定幅は、材質に基づいて設定された前記被切断線材の実物の直径であることを特徴とする開閉作業工具。
【請求項3】
請求項1,2いずれか1項に記載の開閉作業工具において、幅の異なる前記被切断線材に対応した複数の前記適正線材表示部が設けられていることを特徴とする開閉作業工具。
【請求項4】
請求項1~3いずれか1項に記載の開閉作業工具において、前記適正線材表示部には前記被切断線材の材質を表示する材質名表示が設けられていることを特徴とする開閉作業工具。
【請求項5】
請求項1~4いずれか1項に記載の開閉作業工具において、前記適正線材表示部には前記被切断線材の実物の直径数値表示が設けられていることを特徴とする開閉作業工具。
【請求項6】
請求項1~5いずれか1項に記載の開閉作業工具において、前記工具本体は、先端に第一作用部を有し基端に第一握持部を有する第一半体と、先端に第二作用部を有し基端に第二握持部を有する第二半体とを交叉枢着して構成されており、前記第一半体と前記第二半体との交差枢着部に前記平坦面部が設けられていることを特徴とする開閉作業工具。
【請求項7】
請求項1~6いずれか1項に記載の開閉作業工具において、前記適正線材表示部は、前記平坦部にレーザーにより刻設されていることを特徴とする開閉作業工具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、開閉作業工具に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
本出願人は、例えばピアノ線や針金などの棒状の被切断線材を切断するための工具として、特許文献1,2に開示される開閉作業工具(以下、従来例という。)を提案している。
【0003】
この従来例は、工具本体の基端側に握持操作部を有し、先端側に握持操作部の握持操作により開閉して切断作業をする切断作業部を有するものであり、具体的には、工具本体は、先端に第一作用部を有し基端に第一握持部を有する第一半体と、先端に第二作用部を有し基端に第二握持部を有する第二半体とを交叉枢着して構成されたものであり、第一作用部及び第二作用部の対向内縁夫々には刃が設けられ、握持操作部(第一握持部及び第二握持部)の握持操作により切断作業部(第一作用部及び第二作用部)で被切断線材を挟んで切断することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5289513号公報
特許第5972934号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、従来例は、構造や大きさが異なる種々のタイプが用意され、そのタイプごとに切断対象となる被切断線材(材質に基づいた適正な径を有し、刃が破損せずに切断可能な被切断線材)が設定されており、例えば販売時の台紙には適正の被切断線材が表記されている。
【0006】
しかしながら、従来例を使用する場合、前述した台紙を持ち歩いてその都度確認しながら作業を行うユーザーは少なく、誤って適正外の被切断線材を切断しようとして刃を破損させてしまうケースが多いという問題点がある。
【0007】
本発明は、前述した問題点に鑑みなされたもので、従来にない作用効果を発揮する非常に実用的な開閉作業工具を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
【0009】
工具本体1の基端側に握持操作部1Aを有し、先端側に前記握持操作部1Aの握持操作により開閉して切断作業をする切断作業部1Bを有する開閉作業工具であって、前記工具本体1の一側面には平坦面部2が設けられ、この平坦面部2には棒状の被切断線材50が前記切断作業部1Bで切断作業をするのに適正であるか否かを確認する適正線材表示部4が設けられ、この適正線材表示部4は、前記被切断線材50をあてがうことで該被切断線材50の径が材質に基づいて設定された径よりも大きいか否かを目視確認可能な所定幅の表示であることを特徴とする開閉作業工具に係るものである。
【0010】
また、請求項1記載の開閉作業工具において、前記適正線材表示部4の所定幅は、材質に基づいて設定された前記被切断線材50の実物の直径であることを特徴とする開閉作業工具に係るものである。
(【0011】以降は省略されています)

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