特許ウォッチ

公開番号2023062963
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-09
出願番号2021173175
出願日2021-10-22
発明の名称触覚付与装置
出願人株式会社丸和製作所
代理人個人,個人
主分類G06F 3/041 20060101AFI20230427BHJP(計算;計数)
要約【課題】機器を容易に着脱可能な触覚付与装置を提供すること。
【解決手段】触覚付与装置10は、タッチパネルを備える情報機器30が第1面に載置される板状の載置台16と、前記載置台16の第2面側に配置された保持板11と、前記情報機器30から送信された信号を受信する受信部と、前記受信部が信号を受信した場合に、前記保持板に対して前記載置台を動かすアクチュエータとを備える。前記アクチュエータは、前記載置台を面内方向に動作させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
タッチパネルを備える情報機器が第１面に載置される板状の載置台と、
前記載置台の第２面側に配置された保持板と、
前記情報機器から送信された信号を受信する受信部と、
前記受信部が信号を受信した場合に、前記保持板に対して前記載置台を動かすアクチュエータと
を備える触覚付与装置。
続きを表示（約 470 文字）【請求項２】
前記アクチュエータは、前記載置台を面内方向に動作させる
請求項１に記載の触覚付与装置。
【請求項３】
前記アクチュエータは、移動子と固定子とを備え、
前記固定子は、前記保持板に固定されており、
前記移動子は、前記載置台に固定されている
請求項１または請求項２に記載の触覚付与装置。
【請求項４】
前記載置台に、前記情報機器を保持する粘着シートが貼付されている
請求項１から請求項３のいずれか一つに記載の触覚付与装置。
【請求項５】
前記載置台は、
前記情報機器の縁が突き当てられる当接部と
前記当接部に突き当てられた状態で前記情報機器を保持するストッパとを備える
請求項１から請求項４のいずれか一つに記載の触覚付与装置。
【請求項６】
前記アクチュエータは、形状記憶合金ワイヤの収縮により動作する衝撃駆動型アクチュエータである
請求項１から請求項５のいずれか一つに記載の触覚付与装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、触覚付与装置に関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
スマートフォン等の機器のタッチパネルを透明板で覆い、ユーザが透明板を介してタッチパネルを操作した場合に、衝撃駆動型のアクチュエータを用いて透明板を動作させる触覚付与装置が提案されている（特許文献１）。タッチパネルの操作が受け付けられたことを、透明板の動作を介してユーザにフィードバックする、いわゆる触覚フィードバック機能を機器に付加できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１９－１２８６５７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、特許文献１の触覚付与装置は、透明板をタッチパネルに密着した状態に固定する必要がある。そのため、触覚付与装置と機器とを着脱する作業に手間が掛かる。
【０００５】
一つの側面では、機器を容易に着脱可能な触覚付与装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
触覚付与装置は、タッチパネルを備える情報機器が第１面に載置される板状の載置台と、前記載置台の第２面側に配置された保持板と、前記情報機器から送信された信号を受信する受信部と、前記受信部が信号を受信した場合に、前記保持板に対して前記載置台を動かすアクチュエータとを備える。
【発明の効果】
【０００７】
一つの側面では、機器を容易に着脱可能な触覚付与装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
情報処理装置が取り付けられた触覚付与装置の斜視図である。
触覚付与装置の分解斜視図である。
情報処理装置が取り付けられる前の触覚付与装置の正面図である。
情報処理装置が取り付けられた触覚付与装置の正面図である。
アクチュエータの斜視図である。
図４におけるＶＩ－ＶＩ線による断面図である。
図６におけるＶＩＩ部拡大図である。
触覚付与システムのブロック図である。
プログラムの処理の流れを説明するフローチャートである。
変形例のアクチュエータの配置を説明する説明図である。
実施の形態２のアクチュエータの配置を説明する説明図である。
実施の形態２の触覚付与装置の動作を説明するタイミングチャートである。
実施の形態３の触覚付与装置の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
［実施の形態１］
図１は、情報処理装置３０が取り付けられた触覚付与装置１０の斜視図である。情報処理装置３０は、たとえばスマートフォンまたはタブレット等の、タッチパネルを備えるいわゆるスレート型の情報機器である。図１においては、情報処理装置３０が縦向きに配置される触覚付与装置１０の例を示す。
【００１０】
なお、触覚付与装置１０は、情報処理装置３０が横向きに配置されるように構成されてもよい。触覚付与装置１０は、情報処理装置３０を縦向きおよび横向きのどちらの向きにも配置可能に構成されてもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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