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公開番号2025179181
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-09
出願番号2025147155,2023530317
出願日2025-09-04,2021-11-17
発明の名称生成メディアコンテンツの再生
出願人ソノス・インコーポレイテッド,Sonos, Inc.
代理人個人,個人,個人
主分類G10K 15/04 20060101AFI20251202BHJP(楽器;音響)
要約【課題】生成メディアコンテンツ(例えば、生成オーディオ)を複数の再生デバイスにわたって同時に再生する方法及びコーディネータデバイスを提供する。
【解決手段】方法は、メディアコンテンツ、関連データ及び/又は命令をメンバデバイスにルーティングして、同時再生を容易にするコーディネータデバイスにおいて、入力パラメータを受信するステップと、それぞれが生成メディアモジュールを内部に有する複数の再生デバイスにコーディネータデバイスから入力パラメータを送信するステップと、再生デバイスが入力パラメータに少なくとも部分的に基づいて生成メディアコンテンツを同時に再生するようにコーディネータデバイスから複数の再生デバイスへタイミングデータを送信するステップと、入力パラメータに少なくとも部分的に基づいて再生デバイスを介して生成メディアコンテンツを同時に再生するステップと、を含む。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
コーディネータデバイスにおいて、入力パラメータを受信するステップと、
それぞれが生成メディアモジュールを内部に有する複数の再生デバイスに前記コーディネータデバイスから前記入力パラメータを送信するステップと、
前記再生デバイスが前記入力パラメータに少なくとも部分的に基づいて生成メディアコンテンツを同時に再生するように前記コーディネータデバイスから前記複数の再生デバイスへタイミングデータを送信するステップと、
を含む方法。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
第1及び第2の再生デバイスが、それぞれが入力パラメータに少なくとも部分的に基づいて、異なる生成オーディオコンテンツを再生する、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記タイミングデータは、クロックデータ又は1つ以上の同期信号のうちの少なくとも1つを含む、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記再生デバイスの前記生成メディアモジュールを変更させる信号を前記コーディネータデバイスから前記複数の再生デバイスのうちの少なくとも1つへ送信するステップを更に含む、請求項1から3のいずれか一項に記載方法。
【請求項5】
前記生成メディアコンテンツは、生成オーディオコンテンツ又は生成ビジュアルコンテンツのうちの少なくとも1つを含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
コーディネータデバイスにおいて、入力パラメータを受信するステップと、
前記コーディネータデバイスの生成メディアモジュールを介して、第1及び第2のメディアコンテンツストリームを生成するステップと、
前記コーディネータデバイスを介して、前記第1のメディアコンテンツストリームを第1の再生デバイスへ送信するステップと、
前記コーディネータデバイスを介して、前記第1及び第2のメディアコンテンツストリームが前記第1及び第2の再生デバイスを介して同時に再生されるように前記第2のメディアコンテンツストリームを第2の再生デバイスへ送信するステップと、
を含む方法。
【請求項7】
前記コーディネータデバイスから前記第1及び第2の再生デバイスのそれぞれにタイミングデータを送信するステップを更に含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記タイミングデータは、クロックデータ又は1つ以上の同期信号のうちの少なくとも1つを含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記第1及び第2のメディアコンテンツストリームが異なる、請求項6から8のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
前記コーディネータデバイスの前記生成メディアモジュールを変更するステップを更に含む、請求項6から9のいずれか一項に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、「生成メディアコンテンツのマルチデバイス再生」と題された2020年11月18日に出願された米国仮出願第63/198,866号、「生成メディアコンテンツの再生」と題された2021年5月10日に出願された米国出願第17/302,690号、及び「生成メディアコンテンツのマルチチャネル再生」と題された2021年9月30日に出願された米国仮出願第63/261,893号の優先権を主張し、これらの出願はそれぞれその全体が参照により本願に組み入れられる。
続きを表示(約 4,500 文字)【0002】
本開示は、消費者物品に関し、より詳細には、メディア再生又はその幾つかの態様を対象とする方法、システム、製品、特徴、サービス、及び他の要素に関する。
【背景技術】
【0003】
SONOS,Inc.が新しいタイプの再生システムの開発を開始した2002年まで、音量の大きな設定でデジタルオーディオにアクセスして聴取するオプションは制限されていた。その後、Sonosは、2003年に「複数のネットワークデバイス間でオーディオ再生を同期させる方法(Method for Synchronizing Audio Playback between Multiple Networked Devices)」と題する最初の特許出願のうちの1つを出願し、2005年に販売用の最初のメディア再生システムの提供を開始した。Sonosワイヤレスホームサウンドシステムは、人々が1つ以上のネットワーク化された再生デバイスを介して多くのソースからの音楽を体験できるようにする。コントローラ(例えば、スマートフォン、タブレット、コンピュータ、音声入力デバイス)にインストールされたソフトウェア制御アプリケーションを介して、ネットワーク化された再生デバイスを有する任意の部屋で、自分が望むものを再生することができる。メディアコンテンツ(例えば、曲、ポッドキャスト、ビデオサウンド)は、再生デバイスを伴う各部屋が対応する異なるメディアコンテンツを再生できるように、再生デバイスにストリーミングされ得る。更に、同じメディアコンテンツの同期再生のために部屋を一緒にグループ化することができ、及び/又は同じメディアコンテンツを全ての部屋で同期して聞くことができる。
【図面の簡単な説明】
【0004】
本開示の技術の特徴、態様、及び利点は、以下で列挙される以下の説明、添付の特許請求の範囲、及び添付図面に関してより良く理解され得る。当業者であれば分かるように、図面に示された特徴が例示目的のためであり、その異なる及び/又は更なる特徴及び配置を含む変形が可能である。
開示された技術の態様に従って構成されたメディア再生システムを有する環境の部分破断図
図1Aのメディア再生システム及び1つ以上のネットワークの概略図
再生デバイスのブロック図
再生デバイスのブロック図
結合された再生デバイスのブロック図
ネットワークマイクロフォンデバイスのブロック図
再生デバイスのブロック図
制御デバイスの部分概略図
対応するメディア再生システムゾーンの概略図
対応するメディア再生システムゾーンの概略図
対応するメディア再生システムゾーンの概略図
対応するメディア再生システムゾーンの概略図
メディア再生システムエリアの概略図
本技術の例に係る生成メディアコンテンツの再生のためのシステムの機能ブロック図
本技術の態様に係る生成メディアモジュールにおける機能ブロック図
本技術の態様に係る生成メディアコンテンツを記憶及び検索するためのアーキテクチャの一例を示す図
本技術の態様に係る生成メディアコンテンツの再生のためのシステムにおけるデータ交換を示す機能ブロック図
本技術の態様に係る例示的な分散型生成メディア再生システムの概略図
マルチチャネル再生のための生成メディア再生システムの図
マルチチャネル再生のための他の生成メディア再生システムの図
本技術の態様に係る生成メディアコンテンツの再生方法のフロー図
本技術の態様に係る生成メディアコンテンツの再生方法のフロー図
本技術の態様に係る生成メディアコンテンツの再生方法のフロー図
本技術の態様に係る生成メディアコンテンツの再生方法のフロー図
本技術の態様に係る生成メディアコンテンツの再生方法のフロー図
【0005】
図面は、本技術の例を例示する目的のためのものであるが、当業者であれば分かるように、本明細書に開示される技術が図面に示される配置及び/又は手段に限定されない。
【発明を実施するための形態】
【0006】
I.概要
生成メディアコンテンツは、ソフトウェアに実装されているか物理モデルに実装されているかにかかわらず、アルゴリズムに基づいて動的に合成、作成、及び/又は変更されるコンテンツである。生成メディアコンテンツは、アルゴリズムのみに基づいて又はコンテキストデータ(例えば、ユーザセンサデータ、環境センサデータ、発生データ)と関連して経時的に変化することができる。様々な例において、そのような生成メディアコンテンツは、生成オーディオ(例えば、音楽、周囲音など)、生成視覚画像(例えば、形状、色などを動的に変化させる抽象的な視覚的設計)、又は任意の他の適切なメディアコンテンツもしくはそれらの組み合わせを含むことができる。本明細書の他の箇所で説明するように、生成オーディオは、少なくとも部分的に、ルールベース計算を利用して新規オーディオコンテンツを生成するアルゴリズム及び/又は非人間システムを介して生成することができる。
【0007】
生成メディアコンテンツはリアルタイムで動的に変更することができるので、予め記録されたコンテンツの従来のメディア再生を使用しては利用できない独自のユーザ体験を可能にする。例えば、生成オーディオは、アルゴリズムへの入力(例えば、ユーザ入力、センサデータ、メディアソースデータ、又は任意の他の適切な入力データに関連する入力パラメータ)が変化するにつれて変化するエンドレス及び/又は動的オーディオとすることができる。幾つかの例では、生成オーディオを使用して、ユーザの感情状態を反映するリアルタイム測定に応じて変化する生成オーディオの1つ以上の特性を用いて、ユーザの気分を所望の感情状態に向けることができる。本技術の例で使用されるように、システムは、ユーザの現在及び/又は所望の感情状態に基づいて、ユーザの活動レベルに基づいて、環境内に存在するユーザの数に基づいて、又は任意の他の適切な入力パラメータに基づいて、生成オーディオを提供することができる。
【0008】
別の例として、生成オーディオは、ユーザの位置、又は活動、部屋に存在するユーザの数、時刻、又は任意の他の入力(例えば、1つ以上のセンサ又はユーザ入力によって決定されるように)などの1つ以上の入力に基づいて作成及び/又は変更することができる。例えば、1人のユーザが穏やかな状態で自分の机に座っているとき、メディア再生システムは、集中的な研究又は仕事に適した生成オーディオコンテンツを自動的に生成することができ、一方、複数のユーザが多くの動きで興奮した状態で部屋に存在するとき、同じメディア再生システムは、ソーシャルな集まり又はダンスパーティーに適した生成オーディオを自動的に生成することができる。様々な例において、生成オーディオを生成するために動的に変更することができるオーディオ特性は、オーディオサンプル又はクリップの選択、テンポ、低音/トレブル/中域音量、オーディオ出力の空間フィルタリング、又は任意の他の適切なオーディオ特性を含むことができる。オーディオ特性は、異なるトーン又はサウンド、トーン又はサウンドのタイミング、及び/又は所望の品質を有し得るオーディオサンプルを使用することによって変更され得る。場合によっては、等化、位相、又はリバーブ/遅延など、コンテンツの再生もフィルタリング又は変調することによって特性を変更することができる。視聴体験中、生成音楽のオーディオ特性は、時刻、地理的位置、天気、又は推測される気分、活動の集合レベル、又は心拍数などの生理学的入力などの様々なユーザ入力などの幾つかの入力に基づいて変更することができる。
【0009】
複数の個別の再生デバイスを含む環境では、様々な再生デバイス間で生成オーディオコンテンツの再生を調整することは困難であり得る。場合によっては、各再生デバイスは、同期して同じ生成オーディオコンテンツを再生することができる。そのために、様々なデバイスは、生成メディアコンテンツモジュールのためのそれらの入力又は他のパラメータの両方を同期させるとともに、結果として生じる生成オーディオの再生を同期させることができる。幾つかの例では、再生デバイスの幾つか又は全ては、互いに異なる再生責任を有することができる(例えば、オーディオ入力の異なるチャネル又は再生責任の他のそのような分割に対応する)が、再生は、環境内の1人以上のユーザによって聞かれるために依然として同時に(例えば、同期的に)発生することができる。幾つかの例では、異なる再生デバイスは、それにもかかわらず同時に及び/又は同期して再生することができる完全に別個の生成オーディオコンテンツを再生することができる。例えば、ジャングル状の視覚的装飾を有する部屋内では、第1の再生デバイスは、流れている水の音に対応する生成オーディオを再生してストリームをシミュレートすることができ、第2の再生デバイスは、鳥の歌又は他の動物のノイズに対応する生成オーディオを再生することができ、第3の再生デバイスは、律動ビートに対応する生成オーディオを再生することができる。各再生デバイスは、独立した生成オーディオコンテンツを出力するが、それにもかかわらず、ユーザ体験は、それらのそれぞれの生成オーディオコンテンツを同時に再生する3つ全てのデバイスによって改善される。
【0010】
これら及び他の例では、様々な再生デバイス間で再生を調整することが有用であり得る。幾つかの例では、生成メディアグループは、動作中に、生成オーディオコンテンツを互いに同時に再生する複数の個別デバイスを含むことができる。グループ内の1つのデバイスはコーディネータデバイスとして機能することができ、残りのグループデバイスは再生を担当するメンバデバイスとして機能する。動作中、コーディネータデバイスは、メディアコンテンツ、関連データ、及び/又は命令をメンバデバイスにルーティングして、同時再生を容易にすることができる。幾つかの例では、コーディネータデバイスは、1つ以上の入力(例えば、センサデータ、ユーザ入力、選択されたオーディオコンテンツソースなど)に基づいて生成オーディオコンテンツの1つ以上のストリームを生成することができる生成メディアモジュールを含む。その後、生成されたオーディオコンテンツストリームは、再生のためにグループメンバデバイスへ送信され得る。幾つかの例では、コーディネータデバイス自体も、例えばオーディオ再生に参加することによって、メンバデバイスとなり得る。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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