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公開番号
2025178873
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-09
出願番号
2024085724
出願日
2024-05-27
発明の名称
スクラップ販売支援システム、スクラップ販売支援方法、スクラップ販売支援プログラムおよび学習モデルの製造方法
出願人
日本製鉄株式会社
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
G06Q
50/00 20240101AFI20251202BHJP(計算;計数)
要約
【課題】売り手のスクラップ販売を支援し、買い手業者の選定を容易にする。
【解決手段】販売対象のスクラップの集合の撮像画像を取得する取得部(21)と、機械学習により構築された1つ以上の学習モデルを用いて、撮像画像から、前記集合に対する複数の買い手候補のそれぞれの判断結果であって、複数の等級のうち各等級に属するスクラップの割合の判断結果を推定する推定部(22)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
売り手のスクラップ販売を支援するスクラップ販売支援システムであって、
販売対象のスクラップの集合の撮像画像を取得する取得部と、
機械学習により構築された1つ以上の学習モデルを用いて、前記撮像画像から、前記集合に対する複数の買い手候補のそれぞれの判断結果であって、複数の等級のうち各等級に属するスクラップの割合の判断結果を推定する推定部と、を備える、スクラップ販売支援システム。
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【請求項2】
前記推定部が推定した、前記判断結果を表示する表示部をさらに備える、請求項1に記載のスクラップ販売支援システム。
【請求項3】
前記推定部が推定した、前記判断結果と、該複数の買い手候補のそれぞれが等級ごとに定めたスクラップの買取価格と、に基づいて、該複数の買い手候補のそれぞれの、前記集合の予想買取価格を算出する算出部をさらに備える、請求項1に記載のスクラップ販売支援システム。
【請求項4】
前記算出部は、さらに、前記集合に含まれる異物などの重量に関するデータに基づいて、前記集合の予想買取価格を算出する、請求項3に記載のスクラップ販売支援システム。
【請求項5】
前記算出部が算出した算出結果に基づいて、前記集合の予想買取価格が最高である買い手を示す情報を表示する表示部をさらに備える、請求項3に記載のスクラップ販売支援システム。
【請求項6】
前記表示部は、前記集合の予想買取価格が最高である買い手候補の、前記予想買取価格をさらに表示する、請求項5に記載のスクラップ販売支援システム。
【請求項7】
前記算出部が算出した算出結果に基づいて、前記複数の買い手候補のそれぞれの、前記集合の予想買取価格を一覧表示する表示部をさらに備える、請求項3に記載のスクラップ販売支援システム。
【請求項8】
前記学習モデルへの入力は、前記集合を被写体として含む画像データであり、前記学習モデルからの出力は、前記集合に対する、複数の買い手候補のそれぞれの各等級に属するスクラップの割合の判断結果を含むデータである、請求項1に記載のスクラップ販売支援システム。
【請求項9】
前記推定部は、複数の買い手候補のそれぞれに対応する複数の前記学習モデルを用い、
それぞれの前記学習モデルへの入力は、前記集合を被写体として含む画像を表す画像データであり、前記学習モデルからの出力は、対応する買い手候補の、前記集合における各等級に属するスクラップの割合の判断結果を表すデータである、請求項1に記載のスクラップ販売支援システム。
【請求項10】
前記画像データは、前記撮像画像を前記学習モデルへの入力データに変換したデータである、請求項8または9に記載のスクラップ販売支援システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示はスクラップ販売支援システム、スクラップ販売支援方法、スクラップ販売支援プログラムおよび学習モデルの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
省CO
2
に対する世界的な関心が高まる中、鉄鋼業においては、鉄のリサイクルに目が向けられており、スクラップの国内流通量の増加が予想されている。鉄スクラップのうち多くを占めるのはヘビー屑であり、厚みなどの寸法に応じて等級(HS、H1、H2・・・)が定められている。例えば、厚さが6mm以上、幅(又は高さ)×長さが500mm以下×700以下、及び単重600kg以下のヘビー屑は、最も高い等級HSに分類され、厚さが6mm以上、幅(又は高さ)×長さが500mm以下×1200以下、及び単重1000kg以下のヘビー屑は、次に高い等級H1に分類される。以下同様に、ヘビー屑は、H2,H3及びH4に分類される。
【0003】
流通において、この等級に応じて取引単価(円/トン)が異なる。売買においては、買い手側の会社の作業者が目視で、売り手が持ち込んだスクラップを眺めることで、等級を決定し、取引価格が決定される。この作業(等級判定)には熟練を要し、また人によるバラつきも課題である。
【0004】
この課題に対し、以下の特許文献1~5には、スクラップの外観をカメラで撮像し、それを学習モデルに入力し、等級を自動判定する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-95709号公報
特開2021-157725号公報
国際公開WO2021-220987号公報
特許第7036298号公報
特開2023-70671号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
通常、売り手にとって、買い手となり得る会社は複数存在する。従来は、買い手各社が提示する各等級の価格表と、買い手各社の等級判定実績などを考慮し、経験と勘に基づいて、高値で買い取りしてくれそうな会社を買い手として選定していた。
【0007】
本開示の一態様は、買い手業者の選定を容易にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一態様に係るスクラップ販売支援システムは、売り手のスクラップ販売を支援するスクラップ販売支援システムであって、販売対象のスクラップの集合の撮像画像を取得する取得部と、機械学習により構築された1つ以上の学習モデルを用いて、前記撮像画像から、前記集合に対する複数の買い手候補のそれぞれの判断結果であって、複数の等級のうち各等級に属するスクラップの割合の判断結果を推定する推定部と、を備える。
【0009】
本開示の一態様に係るスクラップ販売支援方法は、販売対象のスクラップの集合の撮像画像を取得する取得ステップと、機械学習により構築された1つ以上の学習モデルを用いて、前記撮像画像から、複数の買い手候補のそれぞれの、前記集合における各等級に属するスクラップの割合の判断結果を推定する推定ステップと、を含む。
【0010】
本開示の一態様に係るスクラップ販売支援プログラムは、売り手のスクラップ販売を支援するスクラップ販売支援プログラムであって、コンピュータに、販売対象のスクラップの集合の撮像画像を取得する取得処理と、機械学習により構築された1つ以上の学習モデルを用いて、前記撮像画像から、複数の買い手候補のそれぞれの、前記集合における各等級に属するスクラップの割合の判断結果を推定する推定処理と、を実行させる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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