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公開番号
2025178608
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-09
出願番号
2024085313
出願日
2024-05-27
発明の名称
配替計画作成方法、配替計画作成装置、及び配替計画作成プログラム
出願人
JFEスチール株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
B65G
1/137 20060101AFI20251202BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】倉庫内に山積みされた製品の最適な配替計画を作成可能な配替計画作成方法、配替計画作成装置、及び配替計画作成プログラムを提供すること。
【解決手段】本発明に係る配替計画作成方法は、複数の製品置場に山積みされた製品を搬出先毎に揃える配替作業の計画を作成する配替計画作成方法であって、搬出対象の製品が山積みされている製品置場である元置場を抽出する抽出ステップと、抽出された各元置場について、搬出対象の製品のみを載置する製品置場である先置場、搬出対象外の製品を載置する製品置場である対象外材置場、及び搬出対象外の製品を一時的に載置する製品置場である仮置場を、製品の移動効率を考慮して決定することにより、配替作業の計画を作成する作成ステップと、を含む。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の製品置場に山積みされた製品を搬出先毎に揃える配替作業の計画を作成する配替計画作成方法であって、
搬出対象の製品が山積みされている製品置場である元置場を抽出する抽出ステップと、
抽出された各元置場について、搬出対象の製品のみを載置する製品置場である先置場、搬出対象外の製品を載置する製品置場である対象外材置場、及び搬出対象外の製品を一時的に載置する製品置場である仮置場を、製品の移動効率を考慮して決定することにより、配替作業の計画を作成する作成ステップと、
を含む、配替計画作成方法。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記作成ステップは、前記元置場から前記先置場、前記対象外材置場、及び前記仮置場までの高さ方向を含む製品の移動距離、ハンドリング回数、及び各製品置場に残っている製品の数を評価関数とした最適化問題を解くことにより、前記先置場、前記対象外材置場、及び前記仮置場を決定するステップを含む、請求項1に記載の配替計画作成方法。
【請求項3】
前記作成ステップは、搬出タイミングの遅い順に抽出された元置場をソートし、ソートされた順序で各元置場における配替作業の計画を作成するステップを含む請求項1に記載の配替計画作成方法。
【請求項4】
前記作成ステップは、配替作業の負荷が低い元置場を前記配替作業の計画の作成対象から除外するステップを含む、請求項1に記載の配替計画作成方法。
【請求項5】
前記作成ステップにおいて作成された計画に従って配替作業をシミュレーションし、配替作業の時間が所定時間以下である計画の情報を出力するステップを含む、請求項1に記載の配替計画作成方法。
【請求項6】
配替作業の時間が所定時間を超える場合、搬出対象の製品の優先度及び搬出量に基づいて搬出する製品を取捨選択するステップを含む、請求項5に記載の配替計画作成方法。
【請求項7】
複数の製品置場に山積みされた製品を搬出先毎に揃える配替作業の計画を作成する配替計画作成装置であって、
搬出対象の製品が山積みされている製品置場である元置場を抽出する抽出手段と、
抽出された各元置場について、搬出対象の製品のみを載置する製品置場である先置場、搬出対象外の製品を載置する製品置場である対象外材置場、及び搬出対象外の製品を一時的に載置する製品置場である仮置場を、製品の移動効率を考慮して決定することにより、配替作業の計画を作成する作成手段と、
を備える、配替計画作成装置。
【請求項8】
複数の製品置場に山積みされた製品を搬出先毎に揃える配替作業の計画を作成する配替計画作成プログラムであって、
搬出対象の製品が山積みされている製品置場である元置場を抽出する抽出処理と、
抽出された各元置場について、搬出対象の製品のみを載置する製品置場である先置場、搬出対象外の製品を載置する製品置場である対象外材置場、及び搬出対象外の製品を一時的に載置する製品置場である仮置場を、製品の移動効率を考慮して決定することにより、配替作業の計画を作成する作成処理と、
をコンピュータに実行させる、配替計画作成プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の製品置場に山積みされた製品を搬出先毎に揃える配替作業の計画を作成する配替計画作成方法、配替計画作成装置、及び配替計画作成プログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、製鉄所等で製造された板状の製品(半製品を含む)は搬出タイミングまで倉庫内で保管される。具体的には、図17(a)に示すように、倉庫は複数の棟(棟1~棟N)によって構成され、各棟に設置された天井クレーンCによって製品のハンドリングが行われる。そして、図17(b),(c)に示すように、各棟内は固有の識別情報である山番地(010101等)がそれぞれ付与された複数の製品置場によって行方向及び列方向に区画され、製品Pは天井クレーンCによって山積みされた状態で製品置場に載置される。その後、搬出タイミングが来た製品は、製品置場から搬出されて搬出先単位のロットにまとめられた後、トラック等による陸上輸送や船舶等による海上輸送によって輸送される。以下、搬出先単位のロットに製品をまとめる作業を配替作業と称する。
【0003】
図18及び図19に配替作業の具体例を示す。なお、以下の説明では、搬出対象製品が元々載置されていた製品置場を元置場、搬出対象製品をまとめる際に搬出対象外製品を仮置きする製品置場を仮置場、最終的に搬出対象外製品を載置する製品置場を対象外材置場、搬出対象製品をロット毎にまとめる製品置場を先置場と称する。図18に示す配替作業は、搬出対象製品PA1を先置場に載置し、搬出対象外製品PBを仮置場に仮置きし、搬出対象製品PA2を先置場に載置し、搬出対象外製品PBを元置場に戻すパターンである。この例の場合、元置場と対象外材置場は同じ製品置場になる。このような配替作業を行うケースとしては、搬出対象外製品PBの搬出先と元置場に残っている製品PC1,PC2の搬出先が同じであるケースが考えられる。一方、図19に示す配替作業は、仮置場に仮置きした搬出対象外製品PBの上に元置場に残っている製品PC1,PC2を載置するパターンである。このような配替作業を行うケースとしては、製品が載置されていない空きの製品置場を作って製品の配置スペースを確保する目的があるケースが考えられる。
【0004】
ここで、特許文献1には、配替作業を考慮して倉庫内の製品の搬出作業計画を作成する技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6065866号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術は、製品の搬出作業計画を作成する際に配替作業を考慮しているが、最適な配替計画を作成するものではない。上述したように、実行すべき配替作業の内容は、搬出対象製品が載置されている製品置場の状態(製品の搬送先、山積み順序、残数等)に応じて変化する。このため、特許文献1に記載の技術によれば、作成された配替計画に従って配替作業を実行した場合、配替作業時間が上限値を超過する可能性がある。
【0007】
本発明は、上記課題を解決すべくなされたものであり、その目的は、倉庫内に山積みされた製品の最適な配替計画を作成可能な配替計画作成方法、配替計画作成装置、及び配替計画作成プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る配替計画作成方法は、複数の製品置場に山積みされた製品を搬出先毎に揃える配替作業の計画を作成する配替計画作成方法であって、搬出対象の製品が山積みされている製品置場である元置場を抽出する抽出ステップと、抽出された各元置場について、搬出対象の製品のみを載置する製品置場である先置場、搬出対象外の製品を載置する製品置場である対象外材置場、及び搬出対象外の製品を一時的に載置する製品置場である仮置場を、製品の移動効率を考慮して決定することにより、配替作業の計画を作成する作成ステップと、を含む。
【0009】
前記作成ステップは、前記元置場から前記先置場、前記対象外材置場、及び前記仮置場までの高さ方向を含む製品の移動距離、ハンドリング回数、及び各製品置場に残っている製品の数を評価関数とした最適化問題を解くことにより、前記先置場、前記対象外材置場、及び前記仮置場を決定するステップを含むとよい。
【0010】
前記作成ステップは、搬出タイミングの遅い順に抽出された元置場をソートし、ソートされた順序で各元置場における配替作業の計画を作成するステップを含むとよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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