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公開番号2025178338
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-05
出願番号2025154025,2024147372
出願日2025-09-17,2021-01-06
発明の名称抗CCR8抗体及びその使用
出願人ヴァクシネックス, インコーポレイテッド
代理人個人,個人
主分類C07K 16/28 20060101AFI20251128BHJP(有機化学)
要約【課題】ヒトCCR8に特異的に結合する抗体またはその抗原結合部分、それらをコードするポリヌクレオチド及びベクター、ならびに、それらは含む医薬組成物を提供すること。
【解決手段】本開示のいくつかの態様は、疾患または病態を治療する方法に関し、該方法は、それを必要とする対象に抗CCR8抗体を投与することを含む。本開示のある特定の態様は、ヒトCCR8のN末端細胞外ドメイン内の1つ以上のアミノ酸に特異的に結合する抗体またはその抗原結合部分に関する。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
本願明細書に記載の発明。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本PCT出願は、2020年1月6日に出願の米国特許仮出願番号第62/957,758号、2020年3月4日に出願の米国特許仮出願番号第62/985,152号、及び2020年11月13日に出願の米国特許仮出願番号第63/198,803号の利益を請求し、それぞれの内容の全体が参照により本明細書に援用される。
続きを表示(約 1,600 文字)【0002】
配列表の参照
本出願に提出された、電子的に提出される配列表の内容(名称:4416_010PC03_Seqlisting_ST25、サイズ: 91,925バイト;作成日:2021年1月4日)は、その全体が参照により本明細書に援用される。
【0003】
本開示は、ヒトCCR8に特異的に結合する抗体及びその抗原結合部分を提供する。
【背景技術】
【0004】
免疫療法は、急速に進歩し、様々な形態のがんに対して非常に有望な治療法であり、今日、多くの成功を収めている。しかし、一部の患者は現在の免疫療法に対して応答がないため限定的であり、また初期の応答後、再発を起こす患者もいる。
【0005】
ヒトの免疫システムには、過剰な免疫システムが身体に害を及ぼすことを防ぐように作用する抑制と均衡が含まれる。制御性T細胞(Treg)は、免疫応答を抑制することによって機能的な免疫システムを維持する上で重要な役割を果たす。しかし、Treg及び特に腫瘍浸潤性Tregの能力は、免疫応答を鈍らせるために、腫瘍に対する自然な免疫応答をブロックすることがある。
【0006】
免疫細胞の本質的な役割に部分的に起因して、Treg、より詳細には腫瘍浸潤性Tregを特異的に標的とする療法を作り出すことは非常に困難である。したがって、腫瘍微小環境におけるTregの活性を特異的に標的及び阻害できる療法が依然として必要とされている。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示のある特定の態様は、ヒトCCR8のN末端細胞外ドメイン内の1つ以上のアミノ酸に特異的に結合する抗体またはその抗原結合部分に関する。いくつかの態様において、抗体は、(a)腫瘍に対する免疫応答の強化、(b)腫瘍浸潤性制御性T(Treg)細胞の低減、激減、または殺傷、(c)腫瘍浸潤性制御性T(Treg)細胞のCCR8の内在化の誘導、(d)NK細胞の活性化、(e)腫瘍浸潤性制御性T(Treg)細胞のNK細胞媒介性殺傷の誘導、(f)カニクイザル(cyno)CCR8への結合、(g)BIACORE(商標)によって測定した際に10nM以下のK

でのヒトCCR8への結合、または(h)これらの任意の組み合わせ、ができる。
【0008】
いくつかの態様において、ヒトCCR8のN末端細胞外ドメインは、配列番号172に記載されているアミノ酸配列を含む。いくつかの態様において、抗体は、配列番号172に記載されている、少なくとも2個、少なくとも3個、少なくとも4個、少なくとも5個、少なくとも6個、少なくとも7個、少なくとも8個、少なくとも9個、または少なくとも10個のアミノ酸に結合する。いくつかの態様において、抗体は、配列番号172に記載されている、少なくとも2個、少なくとも3個、少なくとも4個、少なくとも5個、少なくとも6個、少なくとも7個、少なくとも8個、少なくとも9個、または少なくとも10個の連続するアミノ酸に結合する。いくつかの態様において、抗体は、配列番号180~200から選択されるアミノ酸配列に結合する。
【0009】
いくつかの態様において、抗体は、cyno CCR8にさらに結合する。
【0010】
いくつかの態様において、抗体は、BIACORE(商標)によって測定した際に10nM以下のK

でヒトCCR8に結合する。いくつかの態様において、抗体は、BIACORE(商標)によって測定した際に1nM以下のK

でヒトCCR8に結合する。
(【0011】以降は省略されています)

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