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公開番号
2025118571
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2025014026
出願日
2025-01-30
発明の名称
有機化合物
出願人
株式会社半導体エネルギー研究所
代理人
主分類
C07D
407/12 20060101AFI20250805BHJP(有機化学)
要約
【課題】正孔輸送性が良好且つ信頼性の良好な発光デバイスを提供可能な有機化合物を提供する。
【解決手段】下記一般式(G1)で表される有機化合物を提供する。一般式(G1)において、R
1
乃至R
16
のいずれか一は、一般式(g1)で表される基であり、一般式(g1)において、Ar
1
は一般式(Ar
1
-1)で表される基であり、Ar
2
は、フェニル基またはナフチル基を少なくとも有するフェニル基を表す。また、一般式(Ar
1
-1)においてR
17
、R
24
乃至R
26
のいずれか一は結合手であり、X、Yはそれぞれ独立に酸素原子または硫黄原子を表す。
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【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
一般式(G1)で表される有機化合物。
JPEG
2025118571000084.jpg
51
167
(ただし、一般式(G1)において、Xは酸素原子または硫黄原子を表し、R
1
乃至R
16
のいずれか一は、一般式(g1)で表される基であり、残りはそれぞれ独立に水素(重水素を含む)、炭素数1乃至6の鎖状アルキル基、炭素数3乃至8の分岐アルキル基、置換もしくは無置換の炭素数3乃至6の環式飽和炭化水素基、炭素数1乃至6のアルコキシ基、シアノ基、ハロゲン、炭素数1乃至6のハロアルキル基および置換もしくは無置換の炭素数6乃至30の芳香族炭化水素基のいずれか一を表す。)
JPEG
2025118571000085.jpg
27
167
(一般式(g1)で表される基において、Ar
1
は下記一般式(Ar
1
-1)で表される基であり、Ar
2
は、置換もしくは無置換のフェニル基または置換もしくは無置換のナフチル基を少なくとも有するフェニル基を表す。また、アスタリスクを示した結合手でR
1
乃至R
16
のいずれか一に結合する。)
JPEG
2025118571000086.jpg
36
167
(一般式(Ar
1
-1)で表される基において、Yは酸素原子または硫黄原子を表し、R
17
乃至R
32
はそれぞれ独立に、水素(重水素を含む)、炭素数1乃至6の鎖状アルキル基、炭素数3乃至8の分岐アルキル基、置換または無置換の炭素数3乃至6の環式飽和炭化水素基、炭素数1乃至6のアルコキシ基、シアノ基、ハロゲン、炭素数1乃至6のハロアルキル基および置換もしくは無置換の炭素数6乃至30の芳香族炭化水素基のいずれか一を表す。ただし、R
17
、R
24
乃至R
26
のいずれか一は、一般式(g1)における窒素原子と結合する結合手であるものとする。)
続きを表示(約 2,000 文字)
【請求項2】
請求項1において、前記Ar
2
が、下記構造式(Ar
2
-1)乃至下記構造式(Ar
2
-20)のいずれか一で表される基である有機化合物。
JPEG
2025118571000087.jpg
107
167
JPEG
2025118571000088.jpg
158
167
(ただし、上記構造式(Ar
2
-1)乃至構造式(Ar
2
-20)において、アスタリスクは前記一般式(g1)における窒素との結合手を示す。)
【請求項3】
請求項1または請求項2において、
前記一般式(g1)で表される基が、前記一般式(G1)で表される基におけるR
6
乃至R
8
およびR
13
乃至R
16
のいずれか一に結合する有機化合物。
【請求項4】
請求項3において、
一般式(Ar
1
-1)表される基におけるR
17
が、一般式(g1)の窒素原子と結合する結合手である有機化合物。
【請求項5】
請求項1または請求項2において、
前記一般式(g1)で表される基が、前記一般式(G1)で表される基における、R
7
またはR
15
に結合する有機化合物。
【請求項6】
請求項5において、
一般式(Ar
1
-1)で表される基におけるR
17
が、一般式(g1)の窒素原子と結合する結合手である有機化合物。
【請求項7】
一般式(G1)で表される有機化合物。
JPEG
2025118571000089.jpg
51
167
(ただし、一般式(G1)において、Xは酸素原子または硫黄原子を表し、R
1
乃至R
16
のいずれか一は、一般式(g2)で表される基であり、残りはそれぞれ独立に水素(重水素を含む)、炭素数1乃至6の鎖状アルキル基、炭素数3乃至8の分岐アルキル基、置換または無置換の炭素数3乃至6の環式飽和炭化水素基、炭素数1乃至6のアルコキシ基、シアノ基、ハロゲン、炭素数1乃至6のハロアルキル基および置換もしくは無置換の炭素数6乃至30の芳香族炭化水素基を表す。)
JPEG
2025118571000090.jpg
47
167
(一般式(g2)で表される基において、Ar
2
は、置換もしくは無置換のフェニル基または置換もしくは無置換のナフチル基を少なくとも有するフェニル基を表し、Yは酸素原子または硫黄原子を表し、R
18
乃至R
26
はそれぞれ独立に、水素(重水素を含む)、炭素数1乃至6の鎖状アルキル基、炭素数3乃至8の分岐アルキル基、置換または無置換の炭素数3乃至6の環式飽和炭化水素基、炭素数1乃至6のアルコキシ基、シアノ基、ハロゲン、炭素数1乃至6のハロアルキル基および置換もしくは無置換の炭素数6乃至30の芳香族炭化水素基のいずれか一を表す。また、アスタリスクを示した結合手でR
1
乃至R
16
のいずれか一に結合する。)
【請求項8】
請求項7において、前記Ar
2
が、下記構造式(Ar
2
-1)乃至下記構造式(Ar
2
-20)のいずれか一で表される基である有機化合物。
JPEG
2025118571000091.jpg
107
167
JPEG
2025118571000092.jpg
158
167
(ただし、上記構造式(Ar
2
-1)乃至構造式(Ar
2
-20)において、アスタリスクは前記一般式(g2)における窒素との結合手を示す。)
【請求項9】
請求項7または請求項8において、
前記一般式(g2)で表される基が、前記一般式(G1)で表される基におけるR
6
乃至R
8
およびR
13
乃至R
16
のいずれか一に結合する有機化合物。
【請求項10】
請求項7または請求項8において、
前記一般式(g2)で表される基が、前記一般式(G1)で表される基における、R
7
またはR
15
に結合する有機化合物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の一態様は、有機化合物、有機電子デバイス、発光デバイスおよび電子機器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【0002】
なお、本発明の一態様は、上記の技術分野に限定されない。本発明の一態様の技術分野としては、化合物、発光デバイス、半導体装置、表示装置、発光装置、蓄電装置、記憶装置、電子機器、照明装置、入力装置(例えば、タッチセンサ)、入出力装置(例えば、タッチパネル)、それらの駆動方法、またはそれらの製造方法を一例として挙げることができる。
【背景技術】
【0003】
近年、表示装置は様々な用途への応用が期待されている。例えば、大型の表示装置の用途としては、家庭用のテレビジョン装置(テレビまたはテレビジョン受信機ともいう)、デジタルサイネージ(Digital Signage:電子看板)、及び、PID(Public Information Display)等が挙げられる。また、携帯情報端末として、タッチパネルを備えるスマートフォン及びタブレット端末などの開発が進められている。
【0004】
また、同時に、表示装置の高精細化も求められている。高精細な表示装置が要求される機器として、例えば、仮想現実(VR:Virtual Reality)、拡張現実(AR:Augmented Reality)、代替現実(SR:Substitutional Reality)、及び、複合現実(MR:Mixed Reality)向けの機器が、盛んに開発されている。
【0005】
表示装置としては、有機化合物を用いた発光デバイス(発光素子ともいう)を有する発光装置が開発されている。エレクトロルミネッセンス(Electroluminescence、以下ELと記す)現象を利用した発光デバイス(有機ELデバイス、発光デバイスともいう)は、薄型軽量化が容易である、入力信号に対し高速に応答可能である、直流定電圧電源を用いて駆動可能である等の特徴を有し、表示装置に応用されている。
【0006】
発光デバイスを用いたディスプレイや照明装置はさまざまな電子機器に適用好適であるが、より良好な特性を有する発光デバイスを求めて材料、デバイス両面から研究開発が続けられている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2023-99506号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の一態様では、新規有機化合物を提供することを目的とする。または、本発明の一態様では、新規キャリア輸送性材料を提供することを目的とする。または、本発明の一態様では新規正孔輸送性材料を提供することを目的とする。または、本発明の一態様では耐熱性の良好なキャリア輸送性材料または正孔輸送性材料を提供することを目的とする。
【0009】
または、本発明の他の一態様では、駆動電圧の低い発光デバイスを提供することを目的とする。または、本発明の他の一態様では、消費電力の小さい発光デバイス、発光装置、電子機器、および表示装置を各々提供することを目的とする。または、本発明の他の一態様では、駆動による電圧変動の小さい発光デバイスを提供することを目的とする。または、本発明の他の一態様では、駆動寿命の長い発光デバイスを提供することを目的とする。
【0010】
なお、これらの課題の記載は、他の課題の存在を妨げるものではない。本発明の一態様は、必ずしも、これらの課題の全てを解決する必要はないものとする。明細書、図面、請求項の記載から、これら以外の課題を抽出することが可能である。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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