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公開番号
2025147620
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-07
出願番号
2024047961
出願日
2024-03-25
発明の名称
ギ酸の回収方法
出願人
栗田工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
C07C
51/44 20060101AFI20250930BHJP(有機化学)
要約
【課題】ギ酸塩を含むギ酸含有水から、塩を含まない濃縮されたギ酸水溶液を得ることができるギ酸の回収方法を提供する。
【解決手段】ギ酸含有水をpH4未満にpH調整後蒸留し、留出液側に脱塩されたギ酸水溶液、缶液側に塩濃縮液を得るプロセスを含む、ギ酸の回収方法。前記ギ酸含有水を、pH4以上で蒸留し、缶液側にギ酸塩を濃縮した後、缶液をpH4未満にpH調整して蒸留し、留出液側に脱塩されたギ酸水溶液、缶液側に塩濃縮液を得る。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ギ酸塩を含むギ酸含有水を、pH4未満にpH調整後蒸留し、留出液側に脱塩されたギ酸水溶液、缶出液側に塩濃縮液を得るプロセスを含む、ギ酸の回収方法。
続きを表示(約 210 文字)
【請求項2】
pH3.6以下にpH調整する請求項1のギ酸の回収方法。
【請求項3】
酸を添加することによりギ酸含有水をpH4未満にする請求項1のギ酸の回収方法。
【請求項4】
前記ギ酸含有水を、pH4以上で蒸留し、缶出液側にギ酸塩を濃縮した後、缶出液をpH4未満にpH調整して蒸留し、留出液側に脱塩されたギ酸水溶液、缶出液側に塩濃縮液を得る請求項1~3のいずれかのギ酸の回収方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ギ酸の回収方法に関する。本発明の一態様は、ギ酸塩を含むギ酸含有水から、塩を分離し、ギ酸をギ酸水溶液として回収する方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
ギ酸は、石炭をガス化し燃料となる一酸化炭素ガスや水素ガスを得る際、ガス精製に伴って発生する排水に含まれる。また、ギ酸は、シアン化合物含有排水をアルカリ熱加水分解処理した中間処理水に含まれる。
【0003】
ギ酸はサイレージでの防腐剤や抗菌剤、繊維工業、皮なめし、ギ酸ナトリウムなどの融雪剤、ギ酸エステルなどの香料の原料、水素キャリア等の用途で使用されている。
【0004】
ギ酸はCOD原因物質となるため、CODの排水基準値を満足するように触媒湿式酸化法や生物処理により、二酸化炭素に分解処理されている。
【0005】
排水からギ酸を回収利用できれば、排水処理負荷の低減や、排水処理に伴うCO2排出量の削減を図ることができる。また、化石燃料を原料としたギ酸製造では化石燃料消費量削減などのメリットが期待できる。
【0006】
融雪剤用途以外の利用では、塩を含まないギ酸またはギ酸水溶液が利用されていることから、排水などのギ酸含有水からギ酸を回収利用する場合、ギ酸含有水から塩を除去する必要がある。
【0007】
また、CO2ガスやCOガスなどからギ酸を合成する方法の一例では、一次合成液としてギ酸、水および塩の混合物が生成する場合もあり、ギ酸を精製するためのより簡便な脱塩法が望まれている。
【0008】
ギ酸含有水からギ酸を回収する方法としてギ酸含有排水中の水を蒸発させて濃縮分離する蒸発濃縮法がある。
【0009】
排水由来のギ酸含有水は、通常、ギ酸の他に塩を含み、また、中性(またはアルカリ性)では、水中のギ酸はほとんどがギ酸イオンの状態で存在する。この状態では液を蒸留しても、ギ酸イオンは揮発しないため、留出液に移動しない。すなわち、ギ酸含有水を蒸留しても、ギ酸イオンは塩と一緒に濃縮されて缶出液中に残留する。そのため、ギ酸と塩とを分離してギ酸水溶液を得ることはできない。
【0010】
特許文献1には、陰イオン交換樹脂でギ酸を吸着させ、酸による再生によりギ酸を濃縮する方法が示されている。この方法によると、低濃度のギ酸含有水であればギ酸が濃縮されるが、陰イオン交換樹脂内飽和吸着量/再生薬品量以上の濃度にギ酸を濃縮できない。また、吸着していたギ酸イオンの脱離反応に関与しなかった再生剤中の塩が、ギ酸濃縮液に混ざるため、塩を含まないギ酸水溶液として回収することができない。
【先行技術文献】
【特許文献】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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