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公開番号
2025177800
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-05
出願番号
2024084907
出願日
2024-05-24
発明の名称
作業用パンツ
出願人
美津濃株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
A41D
1/06 20060101AFI20251128BHJP(衣類)
要約
【課題】しゃがんだ際に張りが抑制され得る作業用パンツを提供する。
【解決手段】作業用パンツ100は、第1臀部被覆部14と、第2臀部被覆部24と、第1後側上腿被覆部15と、第1前側下腹被覆部11と、第1後側下腿被覆部16とを備える。第2臀部被覆部24は、第1臀部被覆部14に股上部5を介して連なっている。第1後側上腿被覆部15は、第1臀部被覆部14に連なっている。第1前側下腹被覆部11は、第1臀部被覆部14に第1脇部31を介して連なっている。第1後側下腿被覆部16は、第1後側上腿被覆部15に連なる。股上部5と第1脇部31との間に第1縫製線SL1が設けられている。第1縫製線SL1は、第1臀部被覆部14の上端14aから第1後側上腿被覆部15に向かって形成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1臀部被覆部と、
前記第1臀部被覆部に股上部を介して連なっている第2臀部被覆部と、
前記第1臀部被覆部に連なっている第1後側上腿被覆部と、
前記第1臀部被覆部に第1脇部を介して連なっている第1前側下腹被覆部と、
前記第1後側上腿被覆部に連なる第1後側下腿被覆部とを備え、
前記股上部と前記第1脇部との間に第1縫製線が設けられ、
前記第1縫製線は、前記第1臀部被覆部の上端から前記第1後側上腿被覆部に向かって形成されている、作業用パンツ。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記股上部からの距離が前記股上部から前記第1脇部までの距離の25パーセント以下となる領域を第1領域とした場合、
前記第1縫製線は、前記第1領域における前記第1臀部被覆部の上端から形成されている、請求項1に記載の作業用パンツ。
【請求項3】
前記第1前側下腹被覆部に連なっており、かつ前記第1後側上腿被覆部に前記第1脇部および第1内股部を介して連なっている第1前側上腿被覆部を備え、
前記第1内股部は、前記股上部に連なっており、
前記第1縫製線は、前記第1後側上腿被覆部の下端において、前記第1脇部および前記第1内股部の中央領域にまで形成されている、請求項1または請求項2に記載の作業用パンツ。
【請求項4】
前記第1前側下腹被覆部に連なっており、かつ前記第1後側上腿被覆部に前記第1脇部および第1内股部を介して連なっている第1前側上腿被覆部と、
前記第1前側上腿被覆部に連なり、かつ前記第1脇部および前記第1内股部を介して前記第1後側下腿被覆部に連なっている第1前側下腿被覆部とを備え、
前記第1内股部は、前記股上部に連なっており、
前記第1前側上腿被覆部および前記第1前側下腿被覆部の少なくともいずれかに、前記第1脇部あるいは前記第1内股部に連なる第2縫製線が設けられている、請求項1または請求項2に記載の作業用パンツ。
【請求項5】
前記第1後側上腿被覆部と前記第1後側下腿被覆部との間に第3縫製線が前記第1後側上腿被覆部の下端に沿って設けられている、請求項1または請求項2に記載の作業用パンツ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、作業用パンツに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特開2019-119944号公報(特許文献1)では、突っ張りが軽減されるパンツが開示されている。作業現場において作業者は作業用パンツを着用する。たとえば、作業現場で作業者が荷物を運搬する際に、作業者はしゃがむことがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-119944号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、作業者がしゃがむ際に、作業用パンツが突っ張り、作業者の動作を阻害してしまうことがある。そのため、作業用パンツの突っ張りを抑制することにつき改善の余地がある。
【0005】
この発明は、上記のような課題を解決するために成されたものであり、この発明の目的は、しゃがんだ際に突っ張りが抑制され得る作業用パンツを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に従った作業用パンツは、第1臀部被覆部と、第2臀部被覆部と、第1後側上腿被覆部と、第1前側下腹被覆部と、第1後側下腿被覆部とを備える。第2臀部被覆部は、第1臀部被覆部に股上部を介して連なっている。第1後側上腿被覆部は、第1臀部被覆部に連なっている。第1前側下腹被覆部は、第1臀部被覆部に第1脇部を介して連なっている。第1後側下腿被覆部は、第1後側上腿被覆部に連なる。股上部と第1脇部との間に第1縫製線が設けられている。第1縫製線は、第1臀部被覆部の上端から第1後側上腿被覆部に向かって形成されている。
【発明の効果】
【0007】
上記によれば、しゃがんだ際に突っ張りが抑制され得る作業用パンツを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1に係る作業用パンツの概略正面図である。
実施の形態1に係る作業用パンツの概略背面図である。
実施の形態1に係る作業用パンツの概略側面図である。
実施の形態1に係る作業用パンツにおける前身頃部のパターンである。
実施の形態1に係る作業用パンツにおける後身頃部のパターンである。
図5の領域VIにおける後身頃部のパターンの部分拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を説明する。なお、特に言及しない限り、以下の図面において同一または対応する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰り返さない。
【0010】
(実施の形態1)
<作業用パンツの構成>
図1は、実施の形態1に係る作業用パンツ100の概略正面図である。図2は、実施の形態1に係る作業用パンツ100の概略背面図である。図3は、実施の形態1に係る作業用パンツ100の概略側面図である。なお、図1から図3に示されている作業用パンツ100は、折りたたまれていない。図1から図3に示されている作業用パンツ100は、作業者が当該作業用パンツ100を着用した際の作業用パンツ100の状態を模擬している。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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