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公開番号
2025154006
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-10
出願番号
2024056767
出願日
2024-03-29
発明の名称
ハーネス用上衣
出願人
美津濃株式会社
代理人
弁理士法人池内アンドパートナーズ
主分類
A41D
13/00 20060101AFI20251002BHJP(衣類)
要約
【課題】ハーネスにランヤードを結合した状態で着脱が容易であり、かつ背中部の開閉を確認する必要がなく、安全性の高いハーネス用上衣を提供する。
【解決手段】ハーネスにランヤードを結合した状態でハーネスの上から着用するハーネス用上衣1であって、上衣の後身頃2は、少なくともランヤード固定具4の位置から両肩上部まで身丈方向に開いたままである開口部3を含む。開口部3は上に向かって開いている形態、開口部の上部は下部よりも狭い形態、又は開口部は身丈方向が平行線状の形態であるのが好ましく、開口部3の上部には開口部を閉じる手段はないことが好ましい。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ハーネスにランヤードを結合した状態で前記ハーネスの上から着用するハーネス用上衣であって、
前記上衣の後身頃は、少なくともランヤード固定具の位置から両肩上部まで身丈方向に開いたままである開口部を含むことを特徴とするハーネス用上衣。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記開口部は上に向かって開いている形態、前記開口部の上部は下部よりも狭い形態、又は前記開口部は身丈方向が平行線状の形態である請求項1に記載のハーネス用上衣。
【請求項3】
前記開口部の上部には開口部を閉じる手段はない請求項1又は2に記載のハーネス用上衣。
【請求項4】
前記開口部の最下部は、両肩上部を上端とし、裾部末端を下端としたとき、両肩上端から計測して70%までである請求項1又は2に記載のハーネス用上衣。
【請求項5】
両肩上部と両肩下部を結ぶ肩峰線は、膨らみを持たせて立体縫製されている請求項1又は2に記載のハーネス用上衣。
【請求項6】
前記上衣の少なくとも開口部周囲の生地は伸縮性生地である請求項1又は2に記載のハーネス用上衣。
【請求項7】
前記上衣は、ハーネスにランヤードを結合させたままで着脱が可能である請求項1又は2に記載のハーネス用上衣。
【請求項8】
前記上衣のいずれかの部分には上衣内に空気を吹き込むファン及び前記空気を排出する排出口が設けられている請求項1又は2に記載のハーネス用上衣。
【請求項9】
前記排出口は、前身頃の身丈方向に開閉可能なスライドファスナーの上端に隣接し、スライドファスナーの少なくとも一方の前記前身頃の裏側に固定されているスペーサーによる隙間である請求項8に記載のハーネス用上衣。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ハーネス用上衣に関する。さらに詳しくは、作業者がハーネスを装着しランヤードを結合し、その上から着用する上衣に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
土木、建築工事などの作業現場では、作業者の安全を確保するため、作業者にハーネス(安全ベルト)を着用させ、このハーネスに命綱を接続してアンカーなどの構造物に固定することが行われている。気温の低い時期、あるいは気温の高い時期には作業者がハーネスを装着しランヤード(ロープ)を結合し、その上から上衣を着ることも必要となる。特許文献1及び2には、ハーネス用上衣の後身頃の襟先から下に向かうスライドファスナーを設け、作業者がハーネスを装着しランヤードを結合し、その上から着脱可能な上衣が提案されている。特許文献3には背中上部に開口部を設け、上端をスナップボタンにより閉じる上衣が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-094587号公報
特開2020-193417号公報
特開2021-139063号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1~3の上衣は、開口部が背中にあるため、ハーネスにランヤードを結合した状態でスライドファスナー又はスナップボタンを閉じる動作がしにくく、また閉じたかどうかを確かめる手段がなく、結局は他人に確かめてもらう必要があった。とくにスライドファスナー又はスナップボタンを閉じ忘れると、機械に巻き込まれる恐れがあり、あるいはロープが絡まって危険な状態となる。
【0005】
本発明は、前記従来の問題を解決するため、ハーネスにランヤードを結合した状態で着脱が容易であり、かつ背中部の開閉を確認する必要がなく、安全性の高いハーネス用上衣を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態は、ハーネスにランヤードを結合した状態で前記ハーネスの上から着用するハーネス用上衣であって、前記上衣の後身頃は、少なくともランヤード固定具の位置から両肩上部まで身丈方向に開いたままである開口部を含むハーネス用上衣に関する。
【発明の効果】
【0007】
本発明のハーネス用上衣は、ハーネスにランヤードを結合した状態で前記ハーネスの上から着用するハーネス用上衣であり、前記上衣の後身頃は、少なくともランヤード固定具の位置から両肩上部まで身丈方向に開いたままである開口部を含むことにより、ハーネスにランヤードを結合した状態で着脱が容易であり、かつ背中部の開閉を確認する必要がなく、安全性の高いハーネス用上衣を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は本発明の一実施形態におけるハーネス用上衣の模式的背面図である。
図2は本発明の一実施形態におけるハーネス用上衣の模式的正面図である。
図3は本発明の一実施形態におけるハーネスにランヤードを結合し、その上からハーネス用上衣を着用した状態を示す模式的背面図である。
図4は図3の模式的正面図である。
図5は本発明の一実施形態におけるハーネス用上衣の要部の模式的型紙パターン図である。
図6は本発明の別の実施形態におけるハーネス用上衣の模式的背面図である。
図7Aは上衣背面の右側において生地が存在しても良い範囲を示す模式図である。図7B-Dは本発明のハーネス用上衣の開口部の実施例である。
図8Aは上衣背面の右側において中継点Yを有する場合に生地が存在しても良い範囲を示す模式図である。図8B-Dは本発明の別のハーネス用上衣の開口部の実施例である。
図9は上衣背面の右側におけるさらに別のハーネス用上衣の開口部の実施例である。
図10は本発明の一実施形態におけるバッテリー収納部を示す模式的説明図である。
図11は本発明の一実施形態におけるスペーサーの模式的斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明は、ハーネスにランヤードを結合した状態で前記ハーネスの上から着用するハーネス用上衣であり、上衣の後身頃生地の背中部は、少なくともランヤード取付具の位置から両肩上部まで身丈方向に開いたままである開口部を含む。これにより、ハーネスにランヤードを結合した状態で着脱が容易であり、かつ背中部の開閉を確認する必要がなく、安全性の高いハーネス用上衣となる。また、開いたままの開口部により、ランヤードと上衣は干渉することがなく、ランヤードの様々な動きを妨げることがない。例えばランヤードが首の近くまで近づいてもランヤードと上衣は接触することも絡まることもない。
【0010】
前記上衣は、気温の高い時期の作業着として着用し、ファンにより外気を衣服内に入れるジャケット、あるいは気温の低い時期に着用する作業着生地、ヤッケ生地、防風又は防水生地で作製するのが好ましい。前記上衣は、袖なし(チョッキ)でもよいし、長袖、七分袖、半袖などでもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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