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公開番号2025176846
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-05
出願番号2024083199
出願日2024-05-22
発明の名称貯留槽及び水処理システム
出願人WOTA株式会社
代理人弁理士法人きさらぎ国際特許事務所
主分類C02F 1/00 20230101AFI20251128BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約【課題】流体を限られた容積空間において効率良く貯留することが可能な貯留槽及び水処理システムに関する。
【解決手段】流体を貯留可能な貯留空間を有する槽本体と、貯留空間を2以上の貯留部に分割すると共に、分割された2以上の貯留部の容積を増減させることが可能な可変仕切部とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
流体を貯留可能な貯留空間を有する槽本体と、
前記貯留空間を２以上の貯留部に分割すると共に、分割された前記２以上の貯留部の容積を増減させることが可能な可変仕切部と
を備える
貯留槽。
続きを表示（約 410 文字）【請求項２】
前記可変仕切部の少なくとも１つは、前記２以上の貯留部のうち、１つの前記貯留部を画定可能な袋状に形成されている
請求項１に記載の貯留槽。
【請求項３】
前記２以上の貯留部は、それぞれ異なる性質の流体を貯留可能に構成されている
請求項１又は２に記載の貯留槽。
【請求項４】
前記２以上の貯留部は、それぞれ流体を流入可能に構成されており、かつ、流入された流体を貯留可能に構成されており、
前記２以上の貯留部は、それぞれ貯留している流体を流出可能に構成されている
請求項１又は２に記載の貯留槽。
【請求項５】
前記２以上の貯留部は、それぞれ他の前記貯留部との間で流体を移動可能に構成されている
請求項１又は２に記載の貯留槽。
【請求項６】
請求項１又は２に記載の貯留槽を備える
水処理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、流体を貯留可能な貯留槽と、貯留槽を備える水処理システムとに関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
従来から、排水を貯留する排水調整槽と、排水調整槽に貯留された排水を処理する生物処理槽と、生物処理槽で処理されることにより得られた処理水を貯留する処理水貯留槽とを備える水処理システムが知られている（特許文献１等）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２３－０８０４８７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ここで、循環型の水処理システムにおいて、排水調整槽に貯留される排水の量と、処理水貯留槽に貯留される処理水の量とは、負の相関関係、すなわち、一方が増加すると他方が減少する関係にあるところ、従来の水処理システムでは、排水調整槽と処理水貯留槽とを個別に設けているため、システム全体の容積として常に槽１つ分の余剰があるという問題がある。
【０００５】
本発明は、流体を限られた容積空間において効率良く貯留することが可能な貯留槽及び水処理システムに関する。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明に係る貯留槽は、流体を貯留可能な貯留空間を有する槽本体と、前記貯留空間を２以上の貯留部に分割すると共に、分割された前記２以上の貯留部の容積を増減させることが可能な可変仕切部とを備える。
【０００７】
本発明に係る水処理システムは、上記貯留槽を備えている。
【発明の効果】
【０００８】
本発明の貯留槽及び水処理システムによれば、流体を限られた容積空間において効率良く貯留することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
本実施形態に係る水処理システムを示すブロック図である。
本実施形態に係る貯留槽を示す概略断面図である。
本実施形態に係る貯留槽を示す概略断面図である。
変形例に係る貯留槽を示す概略断面図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。また、本実施形態においては、各構成要素の縮尺や寸法が誇張されて示されている場合や、一部の構成要素が省略されている場合がある。
（【００１１】以降は省略されています）

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