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公開番号2025175744
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-03
出願番号2024081971
出願日2024-05-20
発明の名称回転体の回転機構
出願人株式会社ゲットクリーンエナジー
代理人個人
主分類F16C 19/16 20060101AFI20251126BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】 回転体の回転効率が高い回転機構を提供する。
【解決手段】 回転軸12に固定された円盤状部材60と、円盤状部材の外周部分と係合する係合部材70と、を備え、円盤状部材は、外周部分に近づく程、円盤状部材の厚さが薄くなるように互いに接近する傾斜面61,62を有している。係合部材は、互いに接触する二つの球体71(1)、71(2)が、回転軸と平行する方向に配列された球体対と、複数の球体対を収容するリング状の収容空間を備える環状枠体73と、を具備する。環状枠体は、内周側に、円盤状部材の傾斜面を収容空間に挿入するための挿入口を有する。収容空間に挿入された円盤状部材の傾斜面の一部が、二つの球体のそれぞれに接触している。球体対71(1)、71(2)は、傾斜面61,62及び環状枠体73の上下面に対して、滑ることなく転動するため、摩擦抵抗が小さい。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
回転軸を備える回転体の、容器内での回転を支持する回転機構であって、
前記回転体を間にして、前記回転軸の二箇所に固定された円盤状部材と、
前記容器の内壁に配置されて、前記円盤状部材の外周部分と係合する係合部材と、
を備え、
前記円盤状部材は、前記外周部分に近づく程、前記円盤状部材の厚さが薄くなるように互いに接近する傾斜面を有し、
前記係合部材は、
互いに接触する二つの球体が、前記回転軸の延伸方向と平行する方向に配列された球体対と、
複数の前記球体対を収容するリング状の収容空間を備え、内周側に、前記円盤状部材の前記傾斜面を前記収容空間に挿入するための挿入口を備える環状枠体と、
を具備し、
前記挿入口から前記収容空間に挿入された前記円盤状部材の前記傾斜面の一部が、前記球体対を構成する二つの球体のそれぞれに接触している、回転機構。
続きを表示(約 77 文字)【請求項2】
請求項1に記載の回転機構であって、
前記環状枠体の前記収容空間内に、前記球体対が三組以上収容されている、回転機構。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、モーターや発電機等の回転体を効率的に回転させる回転機構に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献には、図10(a)に示すように、回転軸12を中心に回転する回転子11と、この回転子11を回転可能に収容する円筒状容器30とを備えるモーターが記載されている。
【0003】
回転軸12には、図10(c)に示すように、円盤状部品20が、回転子11の上側及び下側に装着されており、一方、容器30の内部には、図10(b)に示すように、各円盤状部品20と係合する係合部40が配置されている。
【0004】
図11に示すように、円盤状部品20は、その周縁が、三角形の断面を持つ環状体21に取り囲まれている。この環状体21は、三角形状を成す断面の一つの頂点が突出し、他の二つの頂点が円盤状部品20の周縁部に接続するように円盤状部品20と一体化されている。
【0005】
一方、容器30に配置された係合部40には、環状体21の突出した頂点を受け入れる凹部41が形成されている。
そのため、回転軸12は、環状体21の頂点が係合部40の凹部41に接触した状態で回転する。
【0006】
このモーターは、上側がS極、下側がN極の半円筒形状の永久磁石11(a)と、上側がN極、下側がS極の半円筒形状の永久磁石11(b)とを組み合わせて円筒形状の回転子11が構成されている。また、回転子11と対向する容器30の内面位置には複数のコイル50が配置されている。そして、コイル50への供給電流を制御することにより回転子11が回転する。
【0007】
このように、容器内で回転子が回転する機器は、数多く存在する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特許第7469838号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
特許文献1の回転機構では、回転軸12に固定された円盤状部品20と、容器30に固定された係合部40との接触面積を小さくすることで、円盤状部品20と係合部40との滑り摩擦力を小さくし、回転軸12の回転効率を高めている。
【0010】
しかし、この円盤状部品20と係合部40との接触は、滑り接触であるため、摩擦係数を小さくすることに限界があり、回転軸12の回転効率を充分に高めることが難しい。
本発明は、回転体の回転効率を更に高めることができる回転機構を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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