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公開番号
2025172859
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-26
出願番号
2025141507,2024111018
出願日
2025-08-27,2020-01-20
発明の名称
モーション補償を用いたビデオ信号処理方法及び装置
出願人
ウィルス インスティテュート オブ スタンダーズ アンド テクノロジー インコーポレイティド
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
19/70 20140101AFI20251118BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】ビデオ信号をエンコード又はデコードするビデオ信号処理方法及び装置を提供する。
【解決手段】方法は、現在ブロックにマージモードが適用される場合、あらかじめ定義された第1条件に基づき、第2シンタックス要素をパースするか否かを決定する。第2シンタックス要素は、第1モード又は第2モードが現在ブロックに適用されるか否かを示す。方法はまた、現在ブロックに第1モード及び第2モードが適用されない場合、あらかじめ定義された第2条件に基づき、第3シンタックス要素をパースするか否かを決定する。第3シンタックス要素は、第3モード又は第4モードのうち、現在ブロックに適用されるモードを示す。方法はさらに、第2シンタックス要素又は第3シンタックス要素に基づき、現在ブロックに適用されるモードを決定し、現在ブロックのモーション情報を用いて現在ブロックの予測ブロックを生成する。
【選択図】図34
特許請求の範囲
【請求項1】
ビデオ信号処理方法であって、
現在ブロックにマージモード(merge mode)が適用されるか否かを示す第1シンタックス要素(syntax element)をパースする段階;
前記現在ブロックに前記マージモードが適用される場合、あらかじめ定義された第1条件に基づき、第2シンタックス要素をパースするか否かを決定する段階、ここで、前記第2シンタックス要素は、第1モード又は第2モードが前記現在ブロックに適用されるか否かを示す;
前記現在ブロックに前記第1モード及び前記第2モードが適用されない場合、あらかじめ定義された第2条件に基づき、第3シンタックス要素をパースするか否かを決定する段階、ここで、前記第3シンタックス要素は、第3モード又は第4モードのうち、前記現在ブロックに適用されるモードを示す;
前記第2シンタックス要素又は前記第3シンタックス要素に基づき、前記現在ブロックに適用されるモードを決定する段階;前記決定されたモードに基づいて前記現在ブロックのモーション情報を誘導する段階;及び
前記現在ブロックのモーション情報を用いて前記現在ブロックの予測ブロックを生成する段階を含み、
前記第1条件は、前記第3モードを利用可能な条件及び前記第4モードを利用可能な条件のうち少なくとも一つを含むことを特徴とする、ビデオ信号処理方法。
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【請求項2】
前記第3モード及び前記第4モードは、マージデータシンタックス内でデコーディング順序上、前記第1モードよりも後順位に位置することを特徴とする、請求項1に記載のビデオ信号処理方法。
【請求項3】
前記第1条件を満たす場合、前記第2シンタックス要素をパースする段階を含み、
前記第1条件を満たさない場合、前記第2シンタックス要素は1と推論されることを特徴とする、請求項1に記載のビデオ信号処理方法。
【請求項4】
前記第1条件を満たさない場合、前記第2シンタックス要素は、前記現在ブロックにサブブロックベースのマージモードが適用されるか否かを示す第4シンタックス要素に基づいて推論されることを特徴とする、請求項3に記載のビデオ信号処理方法。
【請求項5】
前記第2条件は、前記第4モードを利用可能な条件を含むことを特徴とする、請求項1に記載のビデオ信号処理方法。
【請求項6】
前記第2条件は、現在シーケンスにおいて前記第3モードが利用可能か否か、前記現在シーケンスにおいて前記第4モードが利用可能か否か、前記第4モードの最大候補個数が1よりも大きいか否か、前記現在ブロックの幅があらかじめ定義された第1サイズよりも小さいか否か、及び前記現在ブロックの高さがあらかじめ定義された第2サイズよりも小さいか否か、のうち少なくとも一つを含むことを特徴とする、請求項1に記載のビデオ信号処理方法。
【請求項7】
前記第2シンタックス要素が1である場合、前記現在ブロックに前記第1モードが適用されるか又は前記第2モードが適用されるかを示す第5シンタックス要素を取得する段階を含む、請求項1に記載のビデオ信号処理方法。
【請求項8】
ビデオ信号処理装置であって、
プロセッサを含み、
前記プロセッサは、
現在ブロックにマージモード(merge mode)が適用されるか否かを示す第1シンタックス要素(syntax element)をパースし、
前記現在ブロックに前記マージモードが適用される場合、あらかじめ定義された第1条件に基づき、第2シンタックス要素をパースするか否かを決定し、ここで、前記第2シンタックス要素は、第1モード又は第2モードが前記現在ブロックに適用されるか否かを示し、
前記現在ブロックに前記第1モード及び前記第2モードが適用されない場合、あらかじめ定義された第2条件に基づき、第3シンタックス要素をパースするか否かを決定し、ここで、前記第3シンタックス要素は、第3モード又は第4モードのうち、前記現在ブロックに適用されるモードを示し、
前記第2シンタックス要素又は前記第3シンタックス要素に基づき、前記現在ブロックに適用されるモードを決定し、
前記決定されたモードに基づいて前記現在ブロックのモーション情報を誘導し、前記現在ブロックのモーション情報を用いて前記現在ブロックの予測ブロックを生成し、
前記第1条件は、前記第3モードを利用可能な条件及び前記第4モードを利用可能な条件のうち少なくとも一つを含むことを特徴とする、ビデオ信号処理装置。
【請求項9】
前記第3モード及び前記第4モードは、マージデータシンタックス内でデコーディング順序上、前記第1モードよりも後順位に位置することを特徴とする、請求項8に記載のビデオ信号処理装置。
【請求項10】
前記プロセッサは、前記第1条件を満たす場合、前記第2シンタックス要素をパースし、前記第1条件を満たさない場合、前記第2シンタックス要素は1と推論されることを特徴とする、請求項8に記載のビデオ信号処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ビデオ信号の処理方法及び装置に関し、より詳細には、モーション補償を用いてビデオ信号をエンコード又はデコードするビデオ信号処理方法及び装置に関する。
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【背景技術】
【0002】
圧縮符号化とは、デジタル化した情報を通信回線を介して伝送したり、保存媒体に適する形態で保存するための一連の信号処理技術を意味する。圧縮符号化の対象には、音声、映像、文字などがあり、特に、映像を対象に圧縮符号化を行う技術を、ビデオ映像圧縮と称する。ビデオ信号に対する圧縮符号化は、空間的な相関関係、時間的な相関関係、確率的な相関関係などを考慮して剰余情報を除去することによってなされる。しかしながら、最近の様々なメディア及びデータ伝送媒体の発展に伴い、より高効率のビデオ信号処理方法及び装置が望まれている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の目的は、ビデオ信号のコーディング効率を上げることにある。本発明の目的は、効率的なマージモードのシグナリング方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記のような課題を解決するために、本発明は、次のようなビデオ信号処理装置及びビデオ信号処理方法を提供する。
【0005】
本発明の一実施例によれば、ビデオ信号処理方法であって、現在ブロックにマージモード(merge mode)が適用されるか否かを示す第1シンタックス要素(syntax element)をパースする段階;前記現在ブロックに前記マージモードが適用される場合、あらかじめ定義された第1条件に基づき、第2シンタックス要素をパースするか否かを決定する段階、ここで、前記第2シンタックス要素は、第1モード又は第2モードが前記現在ブロックに適用されるか否かを示す;前記現在ブロックに前記第1モード及び前記第2モードが適用されない場合、あらかじめ定義された第2条件に基づき、第3シンタックス要素をパースするか否かを決定する段階、ここで、前記第3シンタックス要素は、第3モード又は第4モードのうち、前記現在ブロックに適用されるモードを示す;前記第2シンタックス要素又は前記第3シンタックス要素に基づき、前記現在ブロックに適用されるモードを決定する段階;前記決定されたモードに基づいて前記現在ブロックのモーション情報を誘導する段階;及び、前記現在ブロックのモーション情報を用いて前記現在ブロックの予測ブロックを生成する段階を含み、前記第1条件は、前記第3モードを利用可能な条件及び前記第4モードを利用可能な条件のうち少なくとも一つを含むことを特徴とする、ビデオ信号処理方法が提供される。
【0006】
実施例として、前記第3モード及び前記第4モードは、マージデータシンタックス内でデコーディング順序上、前記第1モードよりも後順位に位置してよい。
【0007】
実施例として、前記第1条件を満たす場合、前記第2シンタックス要素をパースする段階を含み、前記第1条件を満たさない場合、前記第2シンタックス要素は1と推論されてよい。
【0008】
実施例として、前記第1条件を満たさない場合、前記第2シンタックス要素は、前記現在ブロックにサブブロックベースのマージモードが適用されるか否かを示す第4シンタックス要素に基づいて推論されてよい。
【0009】
実施例として、前記第2条件は、前記第4モードを利用可能な条件を含むことができる。
【0010】
実施例として、前記第2条件は、現在シーケンスにおいて前記第3モードが利用可能か否か、前記現在シーケンスにおいて前記第4モードが利用可能か否か、前記第4モードの最大候補個数が1よりも大きいか否か、前記現在ブロックの幅があらかじめ定義された第1大きさよりも小さいか否か、及び前記現在ブロックの高さがあらかじめ定義された第2大きさよりも小さいか否かのうち少なくとも一つを含むことができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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